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セカンドサイトアナリティカJP:5028
沿革
2016年６月 |
セカンドサイト株式会社（資本金100百万円）を設立 本社所在地：東京都千代田区外神田三丁目12番８号 |
2017年７月 |
AIプロダクトである機械学習の自動化プラットフォーム「SkyFox」の提供を開始 |
2017年10月 |
株式会社協和エクシオ（現 エクシオグループ株式会社）と共に、アナリティクス・ソリューションの開発・提供分野で戦略的協業を開始 |
2018年３月 |
人工知能（AI）を既存システムと連携するためのAI実行プラットフォーム「R2Engine」の提供を開始 |
2018年４月 |
新生銀行（現 SBI新生銀行）グループの顧客統計データやオープンデータを活用し、個人の金融ニーズやリスクを予測する「SXスコア」の提供を開始 |
2019年１月 |
情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の認証を取得 |
2019年６月 |
株式会社協和エクシオ（現 エクシオグループ株式会社）及びSBペイメントサービス株式会社と資本・業務提携を開始 |
2020年６月 |
本社を東京都中央区日本橋本町三丁目２番11号に移転 |
2020年10月 |
TIS株式会社及び株式会社セブン銀行と資本・業務提携を開始 |
2020年11月 |
「R2Engine」を基に、クレジットカード不正検知を行う「不正検知エンジン」の提供を開始 |
2020年12月 |
「SXスコア」の基礎技術となる「モデル構築システム、情報処理システムおよびプログラム」について特許を取得 |
2021年８月 |
株式会社ミロク情報サービスと資本・業務提携を、三井住友海上火災保険株式会社と業務提携を開始 |
2021年12月 |
商号をセカンドサイトアナリティカ株式会社に変更 |
2022年４月 |
東京証券取引所グロース市場に上場 |
2022年11月 |
本社を東京都千代田区神田西福田町３番地に移転 |
2023年７月 |
「不正検知エンジン」の基礎技術となる「情報処理システムおよび情報処理方法」について特許を取得 |
2023年８月 |
エントリーシートをAIにより自動解析・評価する「SkyFoxHR」の基礎技術となる「情報処理装置および情報処理方法」について特許を取得 |
2023年12月 |
決算期（事業年度の末日）を３月31日から12月31日に変更 |
事業内容
セカンドサイトアナリティカは、「データから、新たな価値を。」を経営理念に掲げ、アナリティクスとAIサービスの提供を主軸に事業を展開しています。同社は、データを活用して顧客企業のビジネスを加速させ、日本をデータ活用先進国に導くことを目指しています。事業内容は大きく二つのセグメントに分かれており、アナリティクスコンサルティングとAIプロダクトがそれにあたります。
アナリティクスコンサルティング事業では、機械学習を用いて顧客のビジネス課題を解決するサービスを提供しています。このセグメントでは、データ分析と機械学習モデルの構築を通じて、アナリティクスに基づくコンサルティングサービスを展開しており、顧客の業務効率や精度の向上に貢献しています。
一方、AIプロダクト事業では、アナリティクスコンサルティングを通じて培われたノウハウと市場ニーズの理解、先端の機械学習技術を活用して、汎用的に利用できるシステムを開発し、提供しています。主な製品には「R2Engine」、「StrategyDesigner」、「アナリティクス・プラットフォーム」、「Object Recognition」、「SXスコア」、「SkyFox」などがあり、これらはSaaS型やSI型で展開されています。
セカンドサイトアナリティカは、これらの事業を通じて、クライアントの様々な経営課題を解決するためのAIサービスをワンストップで提供しています。また、アナリティクスコンサルティングがビジネスの起点となり、顧客個別対応型事業から知見を集積し、AIプロダクトの開発に応用している点が特徴です。同社は、データアナリティクス・AI、データエンジニアリング、経営課題解決を一体で対応し、先端技術の導入と実践に則した課題解決支援策を提供することで、独自のポジションを追求しています。
経営方針
セカンドサイトアナリティカは、独自の成長戦略を推進しています。同社は、アナリティクスとAI技術を駆使して、顧客企業に新たなビジネス価値を提供することを目指しています。その核となるのは、アナリティクスコンサルティング事業とAIプロダクト事業の二つの柱です。これらを通じて、同社はデータ活用の先進性を追求し、顧客のビジネス課題解決に貢献しています。
成長戦略の一環として、セカンドサイトアナリティカは、アナリティクスコンサルティング事業において、金融業界を中心に非構造化データの解析範囲を拡大し、高価格製品によるアップセルを図っています。また、技術とノウハウの横展開によるクロスセルを促進し、サービス提供領域の全方位的な拡大を目指しています。
AIプロダクト事業では、ストックビジネスの拡大を重視し、アナリティクスコンサルティングからAIプロダクト導入までの一気通貫したサービス提供を強化しています。自力販売の強化や協業販売の推進により、AIプロダクトの拡販を図っています。
さらに、アカデミアとの密な連携を通じて、先進技術の獲得と基礎研究から社会実装までの高速化を目指しています。これにより、同社は技術力の向上と新技術の実用化を加速させています。
このように、セカンドサイトアナリティカは、アナリティクスコンサルティングとAIプロダクト事業を軸に、技術革新とサービスの質の向上を追求することで、持続的な成長を目指しています。同社の戦略は、顧客企業にとっての価値創出と社会全体のデータ活用の進展に貢献することを目的としています。