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AnyMind GroupJP:5027
沿革
2019年12月 |
インターネット関連事業を主な事業目的として、東京都港区にAnyMind Group株式会社を設立 |
2020年4月 |
子会社としてAnyMind Holdings Limited(英領ケイマン諸島)を設立 |
2020年5月 |
当社の親会社であったAnyMind Group Limitedが既存株主に対して当社の株式を割当交付する三角合併を実施したことに伴い、当社が当社グループの最終親会社となる組織再編を実施 |
2021年1月 |
日本にてクロスボーダーマーケティングを提供するENGAWA株式会社を完全子会社化 |
2022年9月 |
中国、深セン市にて新オフィスを開設 |
2023年3月 |
東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
2016年4月 |
ケイマン諸島に設立したAdAsia Holdings Limited(現AnyMind Holdings Limited)、シンガポールに設立したAdAsia Holdings Pte. Ltd.(現AnyMind Group Pte. Ltd.)にてマーケティングプラットフォームの提供を開始 |
2016年5月 |
タイにてAdAsia (Thailand) Company Limited(現AnyMind (Thailand) Company Limited)を設立し事業を開始 |
2016年10月 |
インドネシアにてPT. AdAsia Technology Indonesiaを設立、ベトナムにてAdAsia Vietnam Company Limited(現AnyMind Vietnam Company Limited)及びAdAsia Media Vietnam Company Limitedを設立し事業を開始 |
2016年11月 |
台湾に支店を設立し事業を開始 |
2017年2月 |
カンボジアにてAdAsia (Cambodia) Co.,Ltd.(現AnyMind (Cambodia) Co.,Ltd.)を設立し事業を開始 |
2017年4月 |
日本にてアドアジアジャパン株式会社(現AnyMind Japan株式会社)を設立し事業を開始 |
2017年4月 |
中国にてAdAsia Shanghai Company Limitedを設立し事業を開始 |
2017年5月 |
香港にてAdAsia Hong Kong Limited(現AnyMind Hong Kong Limited)を設立し事業を開始 |
2017年10月 |
日本にてパブリッシャー向け事業を行う株式会社フォーエムを完全子会社化。パブリッシャーグロースプラットフォームの提供を開始 |
2018年1月 |
親会社であったAdAsia Holdings LimitedからAnyMind Group Limitedに商号変更。グループブランドをAdAsiaからAnyMind Groupに刷新 |
2018年1月 |
タイにて人材採用支援を行う人事部門向けソリューション「AnyTalent」の提供を開始 |
2018年1月 |
マレーシアにてAnyMind Malaysia SDN BHDを設立し事業を開始 |
2018年8月 |
香港にてパブリッシャー向け事業を行うAcqua Media Limitedを完全子会社化 |
2018年9月 |
フィリピンにてAnyMind Philippines Inc.を設立し事業を開始 |
2019年3月 |
タイにてクリエイター向け事業を行うMoindy Digital Co., Ltd.を子会社化。クリエイターグロースプラットフォームの提供を開始 |
2019年12月 |
日本にてクリエイター向け事業を行うGROVE株式会社を子会社化 |
2020年2月 |
日本にてフィットネスD2Cブランドを運営する株式会社LYFTを子会社化 |
2020年3月 |
インド、中東、東南アジア等でのモバイルマーケティングプラットフォーム「POKKT」を運営するMaiden Marketing Pte. Ltd.(シンガポール)を完全子会社化 |
2020年5月 |
D2Cプラットフォームの提供を開始 |
2020年5月 |
既存株主に対してAnyMind Group株式会社(当社)の株式を割当交付する三角合併を実施したことに伴い吸収合併消滅会社とする |
事業内容
AnyMind Groupは、アジアと中東を中心に13カ国・地域で事業を展開している企業で、そのミッションは「Make Every Business Borderless」です。同社は、ブランド構築、生産管理、メディア運営、ECサイト構築・運営、マーケティング、物流管理など、ビジネスのあらゆる側面でのソリューションをワンストップで提供するプラットフォームを手掛けています。2022年度の地域別売上収益比率は、日本が47%、東南アジアが37%、インド・中華圏等のその他地域が16%となっています。
同社は、インターネット関連事業の単一セグメントであり、ブランドコマースとパートナーグロースの2つの領域で事業を展開しています。ブランドコマース領域では、マーケティングプラットフォーム「AnyTag」「AnyDigital」をはじめ、D2Cプラットフォーム「AnyFactory」「AnyShop」「AnyX」「AnyChat」「AnyLogi」などを提供しています。これらのサービスを通じて、ブランドの設計・企画から生産管理、ECサイトの構築・運営、物流管理まで、ビジネスの全プロセスをサポートしています。
一方、パートナーグロース領域では、パブリッシャーグロースプラットフォーム「AnyManager」とクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」を提供し、インターネットメディアやモバイルアプリ運営事業者、YouTuberやTikToker等のクリエイターの成長を支援しています。これにより、データ分析、収益化支援、ユーザーエンゲージメント向上支援などのサービスを提供しています。
また、その他の事業として、タイにおいて従業員の勤怠管理ツールやエンジニア人材等の採用支援を行う人事部門向けソリューション「AnyTalent」の運営も行っています。これらの事業を通じて、同社はビジネスの国境を越えた展開を実現し、クライアントの事業支援を行っています。
経営方針
AnyMind Groupは、そのミッション「Make Every Business Borderless」を掲げ、国境や産業の垣根を越えたビジネスの実現を目指しています。同社は、ブランドコマースとパートナーグロースの二つの主要領域において、多岐にわたるソリューションを提供し、クライアントのビジネス成長を支援しています。
中期経営計画において、同社はプラットフォーム開発を通じた既存事業の成長、ブランドコマース領域におけるワンストップソリューションの強化、そして海外展開地域の拡大を重点戦略としています。これらの戦略により、同社は顧客基盤の拡大とグローバルなブランドコマースプラットフォームとしての優位性の確立を目指しています。
また、同社はアジアを中心に13カ国・地域で事業を展開しており、地域別売上収益比率では日本が47%、東南アジアが37%、その他地域が16%となっています。この地理的な展開は、同社のグローバル戦略の一環であり、新しい市場への進出やM&Aを通じた成長加速も視野に入れています。
さらに、同社はローカライズされたパートナーネットワークの構築、統合型データマネジメントの活用、多国籍なマネジメントチームによる深い市場知見、そしてM&Aを通じた成長加速と買収後の統合戦略の確立を強みとしています。これらの強みを活かし、同社はデジタルマーケティング市場やEC市場の成長に伴う需要の高まりに対応し、クロスボーダーでのサービス提供を強化しています。
経営上の目標達成に向けて、売上収益及び売上総利益を重要な経営指標と位置づけ、事業拡大及び企業価値向上に取り組んでいるAnyMind Groupは、技術革新と市場環境の変化に迅速に対応し、グローバル市場での競争力を確保するために、新サービスの開発、ブランド認知度の向上、優秀な人材の確保に注力しています。