アース製薬 (4985) 株価

時価総額
¥1069.4億
PER
17倍
家庭用虫ケア用品・日用品の大手。殺虫剤「アースレッド」、洗口液「モンダミン」、入浴剤「バスクリン」等を展開。大塚ホールディングスが親会社。日本・中国・東南アジア中心に事業展開。

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事業内容

アース製薬は殺虫剤や家庭用品の製造販売を手がける会社です。同社の主力製品は、ゴキブリ駆除の「ゴキジェットプロ」や「ブラックキャップ」、蚊・ハエ対策の「アースノーマット」、燻煙剤の「アースレッド」など、幅広い虫ケア用品を展開しています。また、「モンダミン」などの口腔衛生用品や「バスクリン」「きき湯」などの入浴剤も主要な商品となっています。

同社の顧客は主に一般消費者で、ドラッグストアやホームセンター、スーパーマーケットなどの小売店を通じて商品を販売しています。収益は家庭用品事業が中心となっており、日本国内だけでなく、タイ、中国、ベトナム、マレーシア、フィリピンなどアジア諸国での製造・販売も積極的に展開し、収益基盤を拡大しています。

事業は大きく「家庭用品事業」と「総合環境衛生事業」の2つに分かれています。家庭用品事業では虫ケア用品部門を軸に、日用品部門(入浴剤、口腔衛生用品)、園芸用品部門、ペット用品部門を展開しています。一方、総合環境衛生事業では、子会社のアース環境サービスが食品工場や医療機関向けに害虫駆除や衛生管理サービスを提供し、法人顧客の品質保証活動をサポートしています。

経営方針

アース製薬は2026年を最終年度とした中期経営計画「Act For SMILE COMPASS 2026」の下で成長戦略を推進しています。同社は連結売上高1,700億円、営業利益70億円、親会社株主に帰属する当期純利益43億円の目標を掲げており、これらの数値は既に予定より1年前倒しで達成を果たしました。現在は2027年からの次期中期経営計画に向けて、更なる変革への取り組みを継続しています。

同社の重点投資分野は「ブランドと品目の選択と集中」による収益性改善です。2024年には品目数を30%削減し、製品上市の基準を厳格化することで効率的なポートフォリオ管理を実現しました。主力の口腔衛生用品「モンダミン」シリーズの大幅リニューアルを実施し、2026年1月の株式会社バスクリン吸収合併を契機として、マーケティング投資の配分見直しやシナジー創出により入浴剤市場でのシェア奪還を目指しています。また、虫ケア用品では返品削減と年間定番商品化への取り組みを通じて、廃棄ロス低減と利益率改善を推進しています。

新市場開拓においては、海外事業を成長ドライバーとして明確に位置付けています。ASEANではタイとベトナムを収益の中核として市場シェア向上を図り、マレーシアとフィリピンでは販路拡大と事業基盤構築を進めています。特にタイでは虫ケア用品での市場シェアNo.1獲得を視野に入れた積極展開を行っています。中国ではオンライン重視からリアル店舗展開への戦略転換を実施し、輸出事業では現在の約50カ国・地域への展開を基盤として、成功事例の横展開により売上拡大を加速させる計画です。

技術革新への取り組みでは、総合環境衛生事業でのデジタル活用を最優先課題として位置付けています。同社は「人、専門性、技術力、教育、労働安全、事業基盤、事業創出」の7つの重点テーマを設定し、研究開発フローの見直しによる技術力強化や環境ビジネスなどの新領域創出を推進しています。サプライチェーンの全体最適化や戦略的M&Aの推進体制構築、資本コストを意識した経営実現に向けた資本効率改善など、グループ経営力の強化も同時に進めています。

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