小林製薬 (4967) 株価

時価総額
¥4613.5億
PER
43.9倍
小林製薬は、医薬品や口腔衛生品、芳香・消臭剤、雑貨品、食品などのヘルスケア製品を国内外で展開する企業。

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事業内容

小林製薬は、医薬品と日用品を軸とした身近な健康関連商品を製造・販売している企業です。同社は「アンメルツ」「命の母」「ナイシトール」などの一般用医薬品から、「サワデー」「ブルーレット」といった芳香・消臭剤、「熱さまシート」「糸ようじ」などの日用品まで幅広く展開しています。国内外合わせて37社の子会社を持つグローバル企業でもあります。

同社の主要顧客は一般消費者で、薬局・ドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの小売店を通じて商品を販売しています。収益構造は製品の直接販売が中心となっており、「あったらいいな」をカタチにするという企業理念のもと、ニッチ市場でのユニークな商品開発に強みを持っています。

事業セグメントは大きく「ヘルスケア」「日用品」に分かれ、さらに細分化されています。ヘルスケア分野では医薬品と口腔衛生品を展開し、日用品分野では芳香・消臭剤、雑貨品・食品、カイロなどを手がけています。同社は日本国内を基盤としながら、アジア、米国、ヨーロッパにも展開し、現地のニーズに応じた商品開発と販売を行っています。

経営方針

小林製薬は2026年から2028年にかけて、信頼回復と持続的成長の基盤構築を目指す新たな中期経営計画を策定しています。同社は2024年の紅麹関連製品の品質問題を受けて、「将来の持続的成長を実現するために、未来につながる土台を築く」をテーマに掲げ、2028年12月期には営業利益220億円、ROE10%の達成を目標としています。

重点的な取り組みとして、品質・安全体制の抜本的な強化に経営資源を集中投入しています。同社は事業ポートフォリオの大胆な見直しにより、292のSKU(商品最小単位)を2年以内に削減し、約26%のSKU削減で創出したリソースを品質向上活動に充当します。また、ISO9001に沿った品質マネジメントシステムの再構築や、第三者機関による工場監査の実施、製剤技術部や安全性研究グループの新設など、専門性の強化も進めています。

新市場開拓では、国内事業において戦略ビジネスユニット(SBU)を設定し、メリハリのある経営体制に移行しました。国際事業では各地域に合わせた戦略展開により、グローバル展開の加速を図っています。2026年度は国内の広告宣伝活動を通年で実施することで売上効果を見込む一方、海外事業の伸長にも期待を寄せています。同社は仙台新工場や彩都モノづくりラボ(新研究所)といった新たな生産・研究拠点への投資も進めており、長期的な競争力強化に向けた基盤整備を着実に進めています。

技術革新への取り組みでは、組織風土の抜本的改革と人材戦略の再構築を推進しています。同社は「品質・安全ファースト」を実現するため、全従業員参加の「風土しゃべりば」を通じて新たな行動規範を策定し、多様性と専門性を重視した人事制度を導入しました。また、意図しない成分の混入を検出する新たな検査技術の導入や、製品カテゴリー毎の統括的な衛生管理基準の策定など、技術面での安全性向上にも取り組んでいます。

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