アクシージアJP:4936

時価総額
¥232.4億
PER
23.2倍
化粧品及び健康補助食品の製造・販売を行う、エステサロン向け専売品から一般消費者向け製品まで幅広く展開。

沿革

2011年12月に美容施設向け化粧品開発・製造を目的とする会社として、オリエンティナ化粧品株式会社が設立されました。

その後、2012年11月に社名を株式会社アクシージアに改め、2018年4月にXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.、同年5月にはAXXZIA (HongKong) International Limitedを連結子会社として設立、2022年4月には株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得して連結子会社化、2023年6月には株式会社アクシージアバリュークリエイターを連結子会社として設立、同年9月にはAXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd.を連結子会社として設立し、現在に至っております。

2011年12月

東京都新宿区西新宿一丁目にてオリエンティナ化粧品株式会社を設立。(資本金9百万円)

美容施設向け化粧品開発・製造に着手。

2012年11月

2013年 2月

社名をオリエンティナ化粧品株式会社より株式会社アクシージアへ変更。

資本金を10百万円に増資。

2013年 4月

東京都新宿区西新宿六丁目に本社を移転。

2013年 5月

化粧品製造販売業許可取得 許可番号(13C0X11007)

化粧品製造業許可取得 許可番号(13CZ200772)

2013年 9月

美容施設向けスキンケアブランド「ルシエル ド ローブ」を上市。

2016年 5月

小売市場向け目もとケア・スキンケアブランド「ビューティー アイズ」を上市。

2016年 8月

小売市場向けサプリメントブランド「ヴィーナス レシピ」を上市。

2017年11月

大阪府大阪市中央区に大阪営業所を開設。

2018年 4月

2018年 5月

2018年10月

2018年12月

2019年 2月

2019年 4月

2019年 5月

2020年 8月

Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.を連結子会社(100%)として設立。

AXXZIA (HongKong) International Limitedを連結子会社(100%)として設立。

資本金を38百万円に増資。

資本金を98百万円に増資。

静岡県駿東郡小山町「富士山麓フロンティアパーク小山」に工場建設用地を取得。

中国大手ECプラットフォーム「RED(小紅書)」(注1)にアクシージア旗艦店を出店。

中国大手ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」(注2)にアクシージア旗艦店を出店。

小売市場向けスキンケアブランド「エイジーセオリー」を上市。

福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設。

2021年 2月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。

サロン専売業務用「ザ ビー プロ」を上市。

2021年 3月

初の直営店舗「AXXZIA GINZA SIX店」をオープン。

2021年 5月

中国大手モバイルビデオアプリ「Douyin(抖音)」(注3)にアクシージア旗艦店を出店。

2022年 4月

株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得し、連結子会社化(100%)。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所グロース市場に移行。

中国大手モバイルビデオアプリ「Kuaishou(快手)」(注4)にアクシージア旗艦店を出店。

2023年 2月

東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場に上場市場区分変更。

2023年 6月

株式会社アクシージアバリュークリエイターを連結子会社(100%)として設立。

2023年 9月

AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd.を連結子会社(100%)として設立。

事業内容

アクシージアグループは、アクシージアとその子会社4社で構成され、化粧品および健康補助食品の製造・販売を主な事業としています。化粧品事業を中心に、エステサロン向け製品、一般消費者向け製品、健康補助食品など幅広い製品を提供しています。販売チャネルは、エステサロン、インターネット通信販売、百貨店、化粧品小売店、免税店、量販店など多岐にわたります。

同社は日本国内および中国本土での事業展開を行っており、特に中国市場では、エステサロンやECサイトを通じた販売に力を入れています。また、連結子会社のXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.は、中国本土で化粧品および健康補助食品の販売を行っており、アクシージアから仕入れた製品を販売しています。

アクシージアグループは、エステサロン専売ブランド「Le Ciel de L'aube」や、一般小売市場向けのエイジングケアシリーズ「AGtheory」、目もとケアシリーズ「AXXZIA Beauty Eyes」など、特定のニーズに応える製品を展開しています。これらの製品は、高い浸透性や保湿性、エイジングケア作用が報告されている成分を配合し、内側からも外側からも美容をサポートすることを目指しています。

また、同社は透明感やツヤを求める消費者向けに、「ザ ホワイト ドリンク」や「UVα」などの製品を提供しており、美容ドリンクやサンスクリーン製品を通じて、内外からの美容ケアを提案しています。これらの製品は、紫外線やブルーライトから肌を守る成分を含むなど、科学的根拠に基づいた配合が特徴です。

アクシージアグループは、幅広い販売チャネルと多様な製品ラインナップを通じて、美容と健康をサポートする事業を展開しています。

経営方針

アクシージアは、女性の染色体XXを美の象徴と位置づけ、アジアの美を日本から世界へ発信することを目指す総合ビューティーソリューションカンパニーです。同社は「ニッチャー」としての位置づけを自認し、製品・市場特定化戦略を基本方針としています。特に、中国市場における販売力強化に注力し、中国市場での唯一無二の強みを持つ化粧品会社を目指しています。

同社の成長戦略は、日中の優位性を活かした事業展開、組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さ、内外美容をコンセプトとした製品ラインアップの拡充、戦略的広告先行投資の強化に焦点を当てています。これらの戦略を通じて、高い収益性を維持しつつ長期的な成長・発展を目指しています。

中国市場では、現地での消費者ニーズに基づいた製品企画・開発を行い、NMPA認可成分・処方を重視した商品設計でスムーズな認可取得を目指しています。また、中国でのマーケティング力とブランド認知度の向上、中国人向け製品開発力を活かし、中国需要を積極的に取り込んでいます。

さらに、組織の機動力を活かし、毎年25~35SKUの開発・上市を目標としており、製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組んでいます。これにより、主力製品のライフサイクルの長期化を図っています。

アクシージアは、中国本土での広告投資を強化し、販売力の強化と次世代の成長製品の創出に取り組んでいます。中国市場を主なターゲットとして製品開発を行い、中・高価格帯の製品もEコマースで販売できる中国の特性を活かし、ブランド力の向上を目指しています。