アルマードJP:4932

時価総額
¥137.1億
PER
16倍
卵殻膜を活用した健康・美容製品の開発・販売を行う、卵殻膜ヘルスケア事業を展開。化粧品のOdeシリーズ、健康食品のTO-Ⅱ、Ⅲ型ビューティードリンク、Ⅲ型サプリメント等を提供。

沿革

2000年10月

神奈川県横浜市泉区に、卵殻膜を用いた化粧品・健康食品の製造販売を目的に株式会社アルマード(資本金6,000万円)を設立

2000年12月

化粧品製造及び販売を開始

2001年10月

QVCテレビショッピングにて化粧品の販売開始

2002年1月

QVCテレビショッピングにて健康食品(サプリメント)の販売開始

2002年7月

東海大学 岩垣丞恒名誉教授と共同研究がスタート

2003年3月

本社を神奈川県横浜市戸塚区に移転

2004年3月

本社を東京都中央区に移転

2007年6月

東京大学 加藤久典特任教授と共同研究がスタート

2007年6月

東京大学 跡見順子名誉教授(東京農工大学 客員教授兼任)と共同研究がスタート

2007年12月

化粧品製造販売業許可取得 (13COX10375)、医薬部外品製造販売業許可取得 (13DOX10114)

2008年3月

株式会社セシール(現 株式会社DINOS CORPORATION)より75%の出資を受け、同社の子会社となる

2008年12月

本社を東京都渋谷区に移転

2010年8月

本社を東京都中野区に移転

2011年5月

世界的な細胞と組織の専門誌「Cell & Tissue Research」に卵殻膜に関する共同研究論文掲載

2013年10月

機能性食品専門の学術雑誌「Journal of Functional Foods」に卵殻膜に関する共同研究論文掲載

2014年10月

株式会社ディノス・セシール(現 株式会社DINOS CORPORATION)より58%の自己株式を取得し、親子関係を解消

2014年12月

世界的総合科学ジャーナル「Nature」を出版するNPGが運営する「Scientific Reports」に卵殻膜に関する共同研究論文掲載

2015年2月

本社を東京都中央区に移転

2017年3月

世界的総合科学ジャーナル「Nature」を出版するNPGが運営する「Scientific Reports」に卵殻膜に関する共同研究論文掲載

2017年3月

大幸薬品株式会社との業務提携基本合意

2017年9月

アント・キャピタル・パートナーズ株式会社の運用受託するファンドが当社株式の過半数を取得

2018年4月

自社ECサイトを通じた美容液の定期購買サービスを開始

2018年9月

東京大学及び当社共同研究成果論文が機能性食品専門の学術雑誌「Journal of Functional Foods」に掲載(加藤久典研究グループ)

2018年11月

世界的な細胞と組織の専門誌「Cell & Tissue Research」に卵殻膜に関する共同研究論文掲載

2020年4月

東京大学及び当社の共同研究成果が食品科学ジャーナル「Food Science & Nutrition」にオンライン掲載

2021年6月

東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に上場

2021年6月

東京大学及び当社の共同研究成果が学術雑誌「Nutrients」にオンライン掲載

2021年10月

東京大学及び当社の共同研究成果が学術雑誌「Journal of Fiber Science and Technology」にオンライン掲載

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場からスタンダード市場に移行

事業内容

アルマードは、「世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。」という経営理念のもと、卵殻膜を活用した事業を展開しています。卵殻膜は鶏卵の殻の内側にある薄い膜で、美容と健康に有益な成分を含んでいます。同社は、卵殻膜の美容・健康効果を科学的に解明し、安心・安全かつ低価格で市場に供給することを目指しています。

アルマードの卵殻膜加工技術により、品質面とコスト面の課題を解決し、卵殻膜を活用した食品及び化粧品の製造販売を行っています。これらの製品は、TVショッピング、OEM製品販売、卸販売、自社ECサイトを通じて販売されています。特に、自社ECサイトでは定期購買サービスを提供し、会員数は増加傾向にあります。

研究成果として、卵殻膜は創傷治癒の早期化、皮膚の弾力性増加、肝機能の改善、潰瘍性大腸炎の改善、脂質代謝の改善など、多岐にわたる健康効果が認められています。これらの研究は、卵殻膜の機能性に関するエビデンスを創出し、顧客支持を獲得することで、収益獲得能力を底上げし、さらなる研究開発を可能にしています。

アルマードは、卵殻膜を活用した製品を通じて、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たしており、その技術と研究成果は、健康と美容に関心のある消費者から高い評価を受けています。

経営方針

アルマードは、高齢化社会における人々の健康、若さ、美しさの維持・向上を目指し、卵殻膜とバイオテクノロジーを駆使した製品開発に注力しています。同社の経営理念「世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。」は、化粧品と健康食品の市場において、卵殻膜の多機能な効果及び効能を科学的に解明し、ユニークで最高品質の商品を世界に提供することを目標としています。

アルマードは、卵殻膜市場の成長過程にあると認識し、既存販路でのシェア拡大と新たな成長の柱としての販路開拓、新商品開発に力を入れています。具体的には、直販チャネルを通じた売上及び利益の拡大、新たな柱となる商品の開発、新たな販路の開拓、バランスシートの最適化、内部統制システムの強化を優先的に対処すべき課題として挙げています。

同社は、TVCM等の広告手法を積極的に採用し、顧客獲得効率の向上と顧客獲得数の増加を目指しています。また、卵殻膜原料との親和性が低い特定マーケットや機能性にフォーカスした商材の開発を進め、化粧品・健康食品の既存商品についても継続的な改善・開発活動を行っています。さらに、中国本土を含む中華圏及び欧米を中心に販路拡大を目指し、国内においても実店舗販売の拡大を図っています。

アルマードは、総資産のスリム化及び資金調達の最適化を通じて、財務基盤の強化を目指しています。また、内部統制をより一層充実させ、コーポレート・ガバナンスを強化することで、社会やステークホルダーからの信頼を得られる企業を目指しています。これらの戦略を通じて、アルマードは持続可能な成長を目指しています。