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トライアイズ (4840) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
トライアイズは、建設コンサルタント、ファッションブランド、不動産投資、その他投資という4つの多角的な事業を展開する複合企業です。同社は子会社4社とともにグループを形成し、それぞれの専門分野で事業を展開しています。近年は海外投資から国内投資へと軸足を移し、事業の効率化を図っています。
同社の主要顧客は多岐にわたり、建設コンサルタント事業では国や地方公共団体が中心となります。収益構造は各事業セグメントの特性に応じて異なり、建設コンサルタントではプロジェクト型の受注収入、不動産投資では売買差益や賃料収入、ファッション事業ではライセンス料収入が主な収益源となっています。
建設コンサルタント事業は子会社クレアリアが担当し、ダムから河口まで水関連インフラの企画・調査・施工管理支援を提供しています。不動産投資事業では、当初のハワイ投資から国内投資に方針転換し、現在は不動産買取再販と沖縄でのプール付きヴィラ開発事業を中心に展開しています。ファッションブランド事業では本体がライセンス事業を、その他投資事業では米国子会社が各種投資活動を行っています。
経営方針
トライアイズは営業利益の恒常的な黒字化を最重要課題として位置付け、不動産投資事業を中核とした成長戦略を推進しています。同社はここ数年来の営業利益ベースでの赤字計上を受け、2023年度後半から不動産投資開発事業を事業の柱に据え、買取・再販業務や賃貸業務の強化に本格的に取り組んでいます。2025年度後半以降は、M&Aや資本業務提携などの戦略的提携を重要施策として積極的に展開し、収益力の向上と健全性の回復を目指しています。
収益性向上の核心戦略として、同社は不動産の買取・再販事業を最優先事項と定めています。具体的には収益物件や築浅の区分所有物件を厳選して取得し、6か月から1年程度でバリューアップを図った上で売却するサイクルを継続的に回しています。この回収資金を次なる投資へ再投下することで営業利益の増加を図り、売上高営業利益率および自己資本利益率(ROE)の向上を実現する計画です。同時に、市場の変化に対応した機動的な投資判断により、グループ全体の事業ポートフォリオ最適化を進めています。
新たな収益機会の創出に向けて、同社は将来の収益の柱となる新規事業の探索を積極的に行っています。既存の不動産投資事業、建設コンサルタント事業、ファッションブランド事業の安定成長を基盤としながら、市場環境の変化を捉えた柔軟な事業展開を図る方針です。特に2025年度後半からのM&A戦略により、事業領域の拡大と収益源の多様化を目指しています。
持続的成長の基盤構築として、同社は人的資本の充実と組織基盤の強化に注力しています。優秀な人材の確保と育成を重視し、教育・研修制度の充実、多様性の受容、働きやすい職場環境の整備を推進しています。正当かつ透明性の高い評価制度の運用により、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を構築し、人的資本の価値向上を通じて競争力の強化を図る戦略です。