- 日本企業
- WOWOW
WOWOWJP:4839
沿革
1984年12月 |
東京都港区虎ノ門に資本金73億円で日本衛星放送株式会社(現・㈱WOWOW)設立。 |
1989年11月 |
コミュニケーションネームをWOWOWと決める。 |
1990年4月 |
子会社 ㈱ワウワウプログラミング設立。 |
7月 |
子会社 ㈱ワウワウ・ミュージック・イン設立。 |
10月 |
江東区辰己に放送センター竣工。 |
11月 |
無線局本免許取得、直ちにサービス放送開始。 |
1991年4月 |
放送衛星BS-3aを使ったBSアナログの営業放送開始。 |
呼出符号JO33-BS-TV、TAM、チャンネルBS-3。 |
|
10月 |
放送衛星BS-3bへ移行。チャンネルをBS-3からBS-5に変更。 |
1992年8月 |
有料放送契約加入者が100万世帯を突破。 |
1993年4月 |
㈱放送衛星システムに出資(現・持分法適用関連会社)。 |
1994年7月 |
本社事務所を中央区入船に移転。 |
1996年1月 |
有料放送契約加入者が200万世帯を突破。 |
11月 |
本社事務所を港区元赤坂に移転。 |
1997年8月 |
放送衛星BS-3bから放送衛星BSAT-1aへ移行。 |
呼出符号をJO23-BS-TV、TAMに変更。 |
|
1998年2月 |
子会社 ㈱ワウワウ・コミュニケーションズ設立(現・㈱WOWOWコミュニケーションズ、連結子会社)。 |
10月 |
BSデジタル委託放送事業者として認定される。 |
11月 |
子会社 サンセントシネマワークス㈱設立。 |
12月 |
有料放送契約加入者が250万世帯を突破。 |
2000年3月 |
子会社 ㈱ワウワウ・マーケティング設立。 |
辰巳放送センター増築工事完了。 |
|
6月 |
子会社 ワウワウクラブ・ドットコム㈱設立。 |
7月 |
㈱シーエス・プロジェクト設立。 |
12月 |
放送衛星BSAT-1bを使ったBSデジタル放送開始。チャンネルBS-9。 |
会社名を㈱WOWOW(登記上は㈱ワウワウ)に変更。 |
|
㈱シーエス・プロジェクトが東経110度CSデジタル放送委託放送業者として認定される。 |
|
2001年4月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。 |
6月 |
㈱シーエス・プロジェクトが㈱シーエス・ワウワウに会社名変更。 |
9月 |
子会社 ㈱ケータイワウワウ設立。 |
12月 |
ブロードバンド有料配信実験開始。 |
2002年4月 |
㈱シーエス・ワウワウが、営業放送を開始。 |
2003年1月 |
登記上の商号を㈱ワウワウから㈱WOWOWに更正登記。 |
2月 |
子会社 サンセントシネマワークス㈱清算。 |
3月 |
子会社 ㈱ワウワウ・コミュニケーションズが埼玉県川口市に「WOWCOMカスタマー・ケア・センター」オープン。 |
6月 |
㈱シーエス・ワウワウが登記上の商号を㈱CS-WOWOWに更正登記。 |
7月 |
子会社 ワウワウクラブ・ドットコム㈱清算。 |
8月 |
㈱ワウワウ・コミュニケーションズが沖縄県那覇市に「WOWOWカスタマーセンター」設立。 |
2004年3月 |
関連会社 ㈱プラット・ワンが㈱スカイパーフェクト・コミュニケーションズと合併(持分法適用関連会社より除外)。 |
6月 |
資本準備金を取崩し資本の欠損填補に充当。 |
第三者割当増資実施。 |
|
7月 |
減資を実施し、資本の欠損填補に充当。 |
2005年2月 |
㈱ワウワウ・コミュニケーションズが㈱イー・テレサービスと合併。 |
3月 |
㈱ワウワウプログラミング清算。 |
9月 |
子会社 ㈱ケータイワウワウ清算。 |
2006年1月 |
㈱CS-WOWOWを子会社化。 |
5月 |
子会社 ㈱ワウワウ・コミュニケーションズが北海道札幌市に「WOWOWカスタマーセンター」設立。 |
2007年3月 |
子会社 ㈱CS-WOWOW清算。 子会社 ㈱WOWOWコミュニケーションズが減資を行い資本金478百万円となる。 |
2008年12月 |
本社事務所を港区赤坂に移転。 |
2011年3月 |
株式の上場市場を東京証券取引所市場第一部に変更。 |
7月 |
BSアナログ有料放送サービスを終了。 |
10月 |
フルハイビジョン・3チャンネル放送サービスを開始(WOWOWプライム・WOWOWライブ・WOWOWシネマ)。 |
2012年7月 |
加入者限定無料番組配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」開始。 |
2013年5月 |
関連会社 WHDエンタテインメント㈱(現・WOWOWエンタテインメント㈱、連結子会社)を子会社化。 |
2014年3月 |
子会社 ㈱WOWOWマーケティングを清算。 |
4月 8月 |
子会社 WHDエンタテインメント㈱が子会社 ㈱ワウワウ・ミュージック・インと合併(吸収合併存続会社:WHDエンタテインメント㈱)。 子会社 WHDエンタテインメント㈱がWOWOWエンタテインメント㈱に会社名変更。 |
2017年3月 4月 10月 2021年1月 3月 2022年4月 2022年6月 2022年12月 2023年1月 |
㈱アクトビラを子会社化。 ㈱IMGICAティーヴィを子会社化。 ㈱IMGICAティーヴィが㈱WOWOWプラスに会社名変更。 加入者限定動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」開始。 4Kチャンネル「WOWOW4K」開局。 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 監査等委員会設置会社へ移行。 子会社 ㈱アクトビラ清算。 子会社 ㈱WOWOWコミュニケーションズが減資を行い資本金100百万円となる。 |
事業内容
WOWOW株式会社(以下、同社)とそのグループ企業は、放送番組の制作・調達を主軸に、BSデジタル有料放送サービスを提供しています。同社は、デジタルフルハイビジョンの2K3チャンネルと4K1チャンネルを運営し、一部時間帯では無料の広告放送も行っています。また、ケーブルテレビやCS、IPTVなどBS以外の伝送路を通じても同社の番組が放送されています。
さらに、同社は「WOWOWオンデマンド」という配信サービスを提供し、放送同時配信、ライブ配信、アーカイブ配信を行っています。連結子会社のWOWOWプラス株式会社は、「WOWOWプラス」や「歌謡ポップスチャンネル」の放送を手掛け、WOWOWエンタテインメント株式会社は番組中継収録などを行っています。また、関連会社の放送衛星システム株式会社は放送衛星の調達と運用を、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ株式会社はデジタル放送の限定受信システム(CAS)のICカードの発行・管理を担当しています。
テレマーケティング事業では、連結子会社のWOWOWコミュニケーションズ株式会社が顧客管理とテレマーケティングを行っています。その他、フジ・メディア・ホールディングス株式会社やTBSホールディングス株式会社といった関係会社との間で映像・放送関連の取引があります。これらの事業活動を通じて、同社グループは多岐にわたるメディア・コンテンツとサービスを提供しています。
経営方針
WOWOW株式会社(以下、同社)は、放送・配信サービスを中心に、多様なジャンルのトップエンターテインメントを提供することを企業理念としています。同社は、デジタルマーケティングやコンタクトセンター運営、番組中継・映像制作、放送及びホテル・法人向け映像配信事業を展開するグループ企業と共に、放送・配信にとどまらないエンターテインメントの提供を経営の基本方針としています。
同社は、デジタルテクノロジーの進化や新型コロナウイルス感染症の影響により変化する事業環境の中で、競争激化に直面しています。これに対応するため、「10年戦略」と「中期経営計画(2021-2025年度)」を策定し、環境変化に適応した戦略を推進しています。長期ビジョン「10年戦略」では、社会に特別な価値を提供し、持続的な成長を目指しています。この戦略の下、「中期経営計画」では、会員事業構造の再設計を通じて、映像メディア業からコンテンツ・コミュニティ業への変革を目指しています。
2023年度は、「会員ファースト」と「独自性の追求」を方針とし、メディア・サービスの事業基盤復活、新規加入や利用促進、加入継続のためのマーケティング活動、データ活用によるカスタマーエクスペリエンスの向上など、複数の重点取組みを実行しています。また、メディア・サービス外の事業拡大や新規事業開発、業務削減/効率化を通じて、グループ収益力の拡大を図っています。
これらの戦略と取り組みを通じて、同社はコンテンツ体験の拡大とともに、お客さまに新たな価値を提供し、中長期的な成長を目指しています。