Success HoldersJP:4833

時価総額
¥24.6億
PER
コンサルティング事業では中堅中小企業・大手企業向けに経営・ITコンサルティング、テクノロジーソリューション事業でITエンジニア派遣、メディア事業では情報誌「ARIFT」の発行・配布を展開。

沿革

1987年8月

株式会社荏原製作所、凸版印刷株式会社他の出資により、横浜市中区に株式会社ぱどを設立。

1992年6月

MBO(マネジメント・バイ・アウト)により株式会社荏原製作所から独立。

1996年6月

わかさや美術印刷株式会社(現 株式会社ウイルコホールディングス)との共同出資により、

横浜市中区に株式会社ぱどデザイン工場を設立(当社出資割合50%)。

2000年3月

わかさや情報印刷株式会社(現 株式会社ウイルコホールディングス)より株式を買取り、株式会社ぱどデザイン工場を完全子会社化。

2001年3月

大阪証券取引所 ナスダックジャパン市場(現 東京証券取引所グロース市場)に上場。

2003年6月

株式会社廣済堂及び株式会社ウイル・コーポレーション(現 株式会社ウイルコホールディングス)との合弁により連結子会社として株式会社仙台ぱどを設立。

2006年10月

株式会社エルネット(現 株式会社関西ぱど)と合弁により、連結子会社株式会社ぱどラボを設立。

2006年11月

株式会社ぱどラボが株式会社コミュースタイルを子会社化。

2007年4月

福博印刷株式会社との合弁により連結子会社として株式会社九州ぱどを設立。

2009年2月

連結子会社として株式会社阪神ぱどを設立。

2009年3月

子会社として株式会社ぱどシップを設立。

2009年12月

タイヘイコンピュータ株式会社(現 株式会社トリニティ)と合弁により、連結子会社として株式会社ぱどポイントを設立。

2010年12月

クーポン共同購入サイトを運営する連結子会社株式会社CooPaを設立。

2012年3月

連結子会社である株式会社ぱどラボを存続会社とする合併により、株式会社CooPaを解散。

2015年3月

親会社である株式会社ぱどを存続会社とする合併により、株式会社阪神ぱどを解散。

2016年2月

連結子会社である株式会社ぱどポイントを解散。

2018年11月

株式交換により株式会社リビングプロシードを子会社化。

2020年5月

連結子会社である株式会社ぱどラボを株式譲渡により譲渡。

2020年6月

完全子会社である株式会社ぱどデザイン工場及び株式会社ぱどシップを吸収合併。

2020年7月

連結子会社である株式会社九州ぱどを吸収合併。

2020年8月

連結子会社である株式会社仙台ぱどを吸収合併。

連結子会社である株式会社リビングプロシードを株式譲渡による譲渡。

2020年10月

商号を株式会社ぱどから株式会社Success Holdersへ変更。

2020年11月

新たな事業としてテクノロジー事業(現 テクノロジーソリューション事業)を開始。

2021年5月

株式取得により株式会社P&Pを子会社化。

2022年3月

完全子会社である株式会社P&Pを吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(グロース)からグロース市場へ移行。

2022年6月

メディア事業譲渡のため、会社分割の手法にて株式会社Success Holders分割準備会社を設立

当該完全子会社の全ての株式を株式会社中広へ譲渡。

2022年10月

新たな事業としてコンサルティング事業を開始。

事業内容

Success Holdersは、コンサルティング事業、テクノロジーソリューション事業、メディア事業の3つの主要セグメントで構成されています。同社のコンサルティング事業は、中堅中小企業を対象に、事業戦略や営業戦略の策定から内部統制構築やガバナンス強化まで、経営全般にわたる課題解決をITを中心に提案し、実行支援を行っています。また、国内大手企業に対しては、IT領域に特化したコンサルティングサービスを提供しています。

テクノロジーソリューション事業では、クライアントのIT課題に対応するため、ITエンジニア人材の派遣を通じたサービスを展開しています。この事業を通じて、同社は技術的な問題解決をサポートしています。

メディア事業においては、地域密着型の無料宅配情報誌「ARIFT」の編集、発行、配布及び折り込みチラシの併配を行っていました。しかし、2022年7月以降、Success Holdersはメディア事業に関連する売上を計上していないことが報告されています。これは、2022年6月30日に完全子会社である株式会社Success Holders分割準備会社の株式譲渡が完了したことに伴うものです。

以上のように、Success Holdersは多岐にわたる事業を展開し、特にコンサルティングとテクノロジーソリューションにおいて、企業の経営課題解決やIT課題解決に貢献しています。

経営方針

Success Holdersは、その成長戦略の中心にコンサルティング事業とテクノロジーソリューション事業を据えています。同社は、「Successful Around The World ~成功が溢れる世界を~」というビジョンのもと、企業や個人が直面する課題に対して、ITを中心とした解決策を提供し、クライアントの成功を支援しています。特に、中堅中小企業に対しては、事業戦略から内部統制構築に至るまで幅広いサポートを提供し、国内大手企業にはIT領域に特化したコンサルティングサービスを展開しています。

同社は、2022年10月に新たな収益の柱としてコンサルティング事業を創業し、中堅中小企業及び国内大手企業の両方に対して、IT課題解決を中心に提案から実行までをサポートするクライアント伴走型のスタイルでクライアント満足度の最大化を目指しています。この新たな取り組みにより、2023年3月期の業績は、以前公表した中期経営計画の想定から乖離が生じましたが、これは追加的な投資によるものであり、同社はこれを機に中期経営計画を見直し、単年度ごとの業績見通しを公表する方針を採用しています。

また、Success Holdersは、優秀な人材の採用と育成、プロジェクトの進捗管理と稼働率の安定化、安定的な資金調達と財務基盤の強化、グロース市場の上場維持基準への適合、企業ブランド力及び認知度の向上など、事業上及び財務上の課題に対処することを優先しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。