イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ) (4820) 株価

時価総額
¥476.7億
PER
21.3倍
薬局・医療機関向けシステムの有力企業。調剤システムが主力で、電子カルテシステムや介護・福祉サービス事業者向けシステムも展開。連結子会社9社、非連結子会社2社を含むグループ体制でASP型ネットワークシステムも提供。日本国内中心に展開。

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事業内容

株式会社イーエムシステムズは、薬局や医療機関向けの業務支援システムを開発・販売する企業です。主力事業は調剤薬局向けのシステム開発で、処方箋の管理や調剤業務を効率化するソフトウェアを提供しています。同社は自社開発のソフトウェアをパソコンに導入し、顧客に納入する形で事業を展開しています。

同社の主要顧客は調剤薬局、クリニック、介護・福祉事業者となっています。収益構造は、システムの初期導入による売上に加え、保守メンテナンスサービスや関連用品の継続的な供給により安定的な収入を確保しています。販売は自社営業のほか、販売代理店を通じた展開も行っています。

事業は4つのセグメントに分かれており、主力の調剤システム事業では薬局向けシステムやネットワーク型の業務支援システムを展開しています。医科システム事業ではクリニック向けの電子カルテシステム、介護・福祉システム事業では介護事業者向けシステムを提供し、医療介護の連携ソリューションも手掛けています。その他の事業として、グループ会社を通じて薬局経営やキャッシュレス決済支援、人材派遣業務も行っています。

経営方針

株式会社EMシステムズは、2027年12月期を最終年度とする新中期経営計画において、収益性及び資本効率の大幅な改善を目指しています。同社は2027年12月期にROEを17%まで引き上げることを具体的な数値目標として掲げており、「強い土台作り」の期間として各事業セグメントの収益基盤強化に取り組んでいます。この計画は、政府が推進する医療DXの波を受けて、デジタル化による医療・介護現場の支援という同社の事業機会拡大を背景としています。

重点投資分野では、調剤システム事業におけるウォレットシェア拡大を核とした戦略を展開しています。同社は経営に関するオプション機能の拡充と価格の適正化を通じて収益性向上を図る一方、40年以上にわたる医療DX のノウハウを差別化の源泉として活用しています。医科システム事業では、クラウドの強みを活かした製品開発と代理店網の拡大によりシェア拡大を狙い、介護・福祉システム事業ではサービスラインナップの拡充と業務効率化により黒字化達成を目指しています。

新市場開拓においては、マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認システムや電子処方箋システムの導入が進む環境を追い風として、医療情報のデジタル化需要を取り込む戦略を推進しています。特に診療報酬改定により薬局の対物業務から対人業務へのシフトが進む中、患者に寄り添うサービスとDX対応の両立を支援するソリューション展開に注力しています。同社はM&Aやアライアンスの積極的な検討も含め、持続的な成長を実現する事業ポートフォリオ構築を進める方針です。

技術革新への取り組みでは、長期ビジョンとして「医療と介護の連携によるシナジー創出」を掲げ、ICTを活用した他職種間での情報連携ニーズの高まりに対応しています。同社は先進的なテクノロジーを活用して国民の健康レベル向上に貢献するという会社方針のもと、医療・介護従事者の力や勤勉さをデジタルでつなぐことで、日本の医療・介護の進化を支援する技術開発に継続的に投資していく計画です。

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