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イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ)JP:4820
沿革
1980年1月 |
兵庫県姫路市において株式会社エム.シイ.エス(現 株式会社イーエムシステムズ)を設立 医療事務用オフコンの販売を開始 |
1984年5月 |
株式会社エム.シイ.エスとエプソン販売株式会社との合弁により、関西エプソンメディカル株式会社を設立。株式会社エム.シイ.エスより営業の全部を譲受 |
1990年5月 |
関西エプソンメディカル株式会社、エプソン販売株式会社との合弁解消。商号をエプソンメディカル株式会社に変更 |
1998年4月 |
エプソンメディカル株式会社を株式会社イーエムシステムズに商号変更 |
1999年4月 |
株式会社エム.シイ.エスを存続会社(形式上の存続会社)、株式会社イーエムシステムズを消滅会社(実質上の存続会社)とし、商号を株式会社イーエムシステムズとする |
2000年3月 |
中国にソフトウェア開発の現地法人益盟軟件系統開発(南京)有限公司を設立 |
2000年12月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2003年5月 |
東京証券取引所市場第二部上場 |
2005年7月 |
株式会社ラソンテ設立 |
2008年3月 |
新大阪ブリックビル(自社ビル)を竣工、本社を移転 |
2011年6月 |
中国にソフトウェア開発の現地法人意盟軟件系統開発(上海)有限公司を設立 |
2012年11月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2013年9月 |
株式会社ユニコンの株式取得により同社を連結子会社化 |
2014年10月 |
コスモシステムズ株式会社の株式取得により同社を連結子会社化 |
2015年2月 |
株式会社ブリック薬局設立 |
2016年1月 |
東京本社設置(大阪本社との二本社制) |
2019年2月 |
株式会社ユニコンを株式会社EMソリューションに商号変更、株式会社ジャニスより介護/福祉サービス事業者向けシステム事業を譲受 |
2019年2月 |
エムウィンソフト株式会社の株式取得により同社を連結子会社化 |
2019年7月 |
株式会社ポップ・クリエイションの株式取得により同社を連結子会社化 |
2020年4月 |
チョキ株式会社設立 |
2020年7月 |
株式会社EMソリューション、エムウィンソフト株式会社と共同新設分割により 開発に特化した子会社として株式会社EMテクノロジー研究所を設立 |
2020年10月 |
株式会社EMソリューション、エムウィンソフト株式会社を吸収合併 |
2021年4月 |
コスモシステムズ株式会社を吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場に上場 |
事業内容
株式会社EMシステムズおよびそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、調剤システム事業、医科システム事業、介護/福祉システム事業が含まれます。
調剤システム事業では、薬局向けのシステム開発販売を行い、これに付随するサプライの供給や保守メンテナンスサービスを提供しています。このセグメントには、自社開発のソフトウェアを導入する調剤システムと、ASPによるインターネットを利用した調剤業務支援システムが含まれます。これらのシステムは、グループ薬局間の情報共有や本部統括管理を実現するためのものです。
医科システム事業では、クリニックを主な対象として医療事務処理コンピュータシステムの開発販売を手がけています。このセグメントの主要製品には、電子カルテシステムなどがあります。
介護/福祉システム事業では、介護や福祉サービス事業者向けのシステムと医療介護連携ソリューションを提供しています。これらの製品は、介護サービスの効率化や質の向上を目指しています。
その他の事業として、同社グループには薬局の経営を行う株式会社ブリック薬局や、クリニック・薬局向けのキャッシュレス化推進および統計情報を活用した業務・経営支援を行うチョキ株式会社があります。
これらの事業を通じて、株式会社EMシステムズグループは、医療・介護分野における情報技術の活用を推進し、関連業務の効率化と質の向上に貢献しています。
経営方針
株式会社EMシステムズおよびそのグループ企業は、医療・介護分野における情報技術の活用を推進し、業務の効率化と質の向上に貢献しています。同社は、経営理念に「感謝」「感動」「共感」を掲げ、人と地球の健康に貢献することを目指しています。また、信頼されるサービスの提供、明るく元気な企業文化の構築、適正な利益の確保と健全な経営の維持、そして互いの成長を促す環境作りに努めています。
成長戦略として、同社は「成長分野への積極的な投資」と「戦略的なビジネスモデル転換」を二つの柱としています。具体的には、医療・介護分野におけるICTの活用を深化させるため、「共通情報システム基盤」“MAPsシリーズ”を通じて、クラウドシステムを活用した情報共有による安全性及び業務効率の向上を目指しています。これにより、医療・介護/福祉従業者をより一層支援する方針です。
また、新技術の積極的な投資により、市場や技術の動向に対する感度を高め、新たな価値を提供する製品開発に注力しています。AIやビッグデータを活用した製品開発を進め、医師や薬剤師・医療従事者向けの支援ツールの提供を通じて、医療レベルの向上に貢献する計画です。
さらに、ビジネスモデルの転換を図り、初期費用をほぼ無くし、月額料金のみをいただく完全ストック型への移行を目指しています。これにより、価格競争力を高め、業界シェアの拡大と安定経営を実現することを目論んでいます。
株式会社EMシステムズは、これらの戦略を通じて、医療・介護分野における情報技術のリーダーとしての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。