サイボウズJP:4776

時価総額
¥848.9億
PER
グループウェアの開発・販売、SaaS・クラウド型サービス、高付加価値SI提供に従事。

沿革

1997年8月

愛媛県松山市にサイボウズ株式会社設立

1997年10月

「サイボウズ Office」シリーズ発売

1998年12月

事業拡大のため、大阪市北区茶屋町に本社機能移転

1999年12月

事業拡大のため、大阪市北区梅田に本社機能移転

2000年5月

東京オフィス設置開設

2000年8月

東京証券取引所マザーズ上場

2000年12月

事業拡大のため、東京都文京区後楽に本社機能移転

2002年3月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2002年9月

大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」発売開始

2005年5月

「サイボウズファイナンス有限会社」を設立

2005年7月

「サイボウズファイナンス有限会社」が「株式会社インフォニックス」を買収し、その後両社は合併し存続会社を「株式会社インフォニックス」(連結子会社)とする

2005年8月

サイボウズの研究所としてテクノロジーを追求すべく「サイボウズ・ラボ株式会社」(連結子会社)を設立
「クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2005年11月

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」(持分法適用関連会社)を設立

2005年12月

「ユミルリンク株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年3月

「フィードパス株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年5月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

「株式会社ブリングアップ」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
大阪オフィス開設

2006年6月

「株式会社ジェイヤド」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年7月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2007年5月

「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を設立

2007年7月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年1月

「クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し連結の範囲から除外
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」を連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年3月

「沖縄クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し、持分法適用関連会社の範囲から除外
松山オフィス開設

2008年12月

「Cybozu Vietnam Co., Ltd.」(ベトナム現地法人)を設立

2009年1月

連結子会社の「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」が「サイボウズ総合研究所株式会社」へ社名変更

2009年5月

「株式会社インフォニックス」の株式を一部売却し、連結の範囲から除外

2009年12月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、持分法適用関連会社の範囲から除外
「株式会社ブリングアップ」の株式を売却し、連結の範囲から除外

2010年2月

重要性の向上により「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を連結子会社化

2010年6月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」の全事業を売却し、特別清算の手続き開始に伴い、連結の範囲から除外

2010年8月

「サイボウズスタートアップス株式会社」を設立し、連結子会社化

2011年1月

重要性の低下により「株式会社ジェイヤド」を連結の範囲から除外

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」を吸収合併

2011年2月

「ユミルリンク株式会社」の全株式を売却し、連結の範囲から除外

重要性の向上により「Cybozu Vietnam Co.,Ltd.」(ベトナム現地法人)を連結子会社化

2011年8月

「CYBOZU CORPORATION」(米国現地法人)を設立し、連結子会社化

2011年11月

独自開発クラウド基盤「cybozu.com」上でサービス提供開始(「kintone」「サイボウズ Office on cybozu.com」「Garoon on cybozu.com」「メールワイズ on cybozu.com」を順次発売開始)

2013年8月

名古屋オフィス、及び福岡オフィス開設

2014年3月

「サイボウズスタートアップス株式会社」の株式一部売却及び第三者割当増資により、連結の範囲から除外

2014年7月

「株式会社ジェイヤド」(非連結子会社)の株式を一部売却し、持分法非適用関連会社化

2015年7月

事業拡大のため、東京オフィスを日本橋へ移転

2015年10月

仙台オフィス開設

2016年3月

連結子会社の「CYBOZU CORPORATION」(米国現地法人)が「Kintone Corporation」へ社名変更

2017年9月

台湾事務所開設

2018年8月

サイボウズ総合研究所株式会社を清算し、連結の範囲から除外

2019年1月

台湾での営業強化のため、台湾事務所を台湾支店へ変更し、「日商才望子股份有限公司 台北分公司」を設立

2019年4月

広島オフィス開設

2019年6月

持分法非適用関連会社であった「KINTONE AUSTRALIA PTY LTD」(オーストラリア現地法人)の株式を取得し連結子会社化

2019年7月

横浜オフィス開設

2020年11月

タイ駐在員事務所開設

2021年4月

札幌オフィス開設

2021年5月

「タイムコンシェル株式会社」(持分法適用化関連会社)の株式を一部売却し、持分法非適用関連会社化

2021年10月

東南アジアでの営業強化のため、「KINTONE SOUTHEAST ASIA SDN. BHD.」(マレーシア現地法人)を設立

2022年3月

大宮オフィス開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年8月

重要性の向上により「KINTONE SOUTHEAST ASIA SDN. BHD.」(マレーシア現地法人)を連結子会社化

事業内容

サイボウズ株式会社とそのグループ企業は、グループウェアの開発とライセンス販売、SaaSおよびクラウド型グループウェア・ネットサービスの提供、高付加価値SI(システムインテグレーション)サービスの提供を主な事業内容としています。サイボウズは、子会社6社と関連会社2社を含むグループ構成で、これらのサービスを国内外で展開しています。

具体的には、サイボウズ株式会社を中心に、サイボウズ・ラボ株式会社、才望子信息技術(上海)有限公司、Cybozu Vietnam Co., Ltd.、Kintone Corporation、KINTONE AUSTRALIA PTY LTD、KINTONE SOUTHEAST ASIA SDN. BHD.などがグループ企業として事業を推進しています。これらの企業は、それぞれの地域や専門分野において、グループウェアやクラウドサービス、システムインテグレーションサービスを提供し、組織の生産性向上や業務効率化を支援しています。

サイボウズグループは、これらの事業を通じて、企業や組織の情報共有、コミュニケーションの活性化、業務プロセスの最適化を図り、顧客のビジネス成長をサポートしています。

経営方針

サイボウズ株式会社は、「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念の下、情報共有の基盤となるソフトウェアの提供を主軸に事業を展開しています。同社は、クラウドサービスの売上が堅調に増加する中、将来の収益力向上のため、クラウドサービス成長のための投資やグローバル体制の強化に注力しています。

新規顧客の獲得とパートナー制度の拡充に力を入れ、クラウドサービスの安定運用を通じて信頼度を高め、広告宣伝による認知度向上効果を活かした販売促進や契約継続・増加のための施策を強化しています。また、オフィシャルパートナープログラム「Cybozu Partner Network」を通じて、パートナー企業への情報発信や支援内容を強化し、地方銀行など新たな業界との協業にも取り組んでいます。

グローバル展開においては、米国市場に加え、中華圏、東南アジア、オーストラリア、台湾などでのエコシステム拡大を目指し、現地パートナー企業の開拓や拠点開拓を進めています。株式会社リコーとの協業を通じて、米国での組織体制の強化や販売マーケティング施策に注力し、「kintone」の提供拡大を図っています。

組織・体制の強化も重要な戦略であり、多様性を尊重する風土や制度の発展、積極的な人材採用と育成に努めています。グローバル規模での事業拡大を見据え、国外拠点の事業ノウハウを効率よく吸収し、社内連携を推進しています。

サイボウズは、これらの成長戦略を通じて、情報共有、コミュニケーションの活性化、業務プロセスの最適化を図り、顧客のビジネス成長をサポートすることを目指しています。