ストリームメディアコーポレーションJP:4772

時価総額
¥182億
PER
73.6倍
エンターテインメント事業ではSMEアーティストの独占マネジメント、コンサート開催、音楽活動、グッズ販売、メディア出演の企画運営。ライツ&メディア事業では自社テレビ局KNTVでの有料放送サービス、韓国コンテンツの放送権・配信権・商品化権の取得、オンラインライブ含むコンテンツ配信。その他事業ではカラオケアプリの企画運営。

沿革

1971年12月

本店を東京都港区に置き、建築企画・設計業務等を事業目的として当社(株式会社デジタルアドベンチャー)の前身であるミヅホ企画工業株式会社を設立(資本金3百万円)。

1977年8月

資本金12百万円に増資。

1986年12月

本店を神奈川県横浜市に移転。

1998年3月

ミヅホ企画工業株式会社株主から全株式を株式会社デジタルアドベンチャーの事業推進賛同者が引き受け、商号を「株式会社デジタルアドベンチャー」に変更するとともに、本店を東京都渋谷区に置き、ソフトウエア・情報処理関連事業等を事業目的として発足。

1998年4月

本店を東京都港区に移転。

1998年4月

デジタルコンテンツ配信事業に関し、大手インターネットプロバイダーと配信契約を締結。

1999年8月

「デジブック」のインターネット上での独占販売権を取得。

1999年9月

デジタルカレンダー特許出願。

2000年2月

日本電気株式会社との間で、同社スターターキットCD-ROMに、デジタルカレンダーのバンドル(注)1が決定。

2000年3月

資本金3億25百万円に増資。

2000年7月

株式を大阪証券取引所(ナスダック・ジャパン・グロース 現東京証券取引所JASDAQ(グロース))に上場。

2000年7月

資本金を5億80百万円に増資。

2000年10月

日本電気株式会社との事業提携により、同社パソコンに当社デジタルカレンダーがプリインストール(注)2されポータル事業に進出。

2003年3月

資本金8億37百万円に増資。

2004年3月

資本金10億35百万円に増資。

2004年9月

資本金16億66百万円に増資。

2005年2月

資本金20億5百万円に増資。

2005年2月

テレネット・ジェイアール株式会社(2008年5月株式会社アイロゴスへ社名変更)を買収。

2005年8月

資本金22億54百万円に増資。

2005年8月

株式会社グローバルアクセス、株式会社ザ・ネット・プラン(2013年7月株式会社日本ブレイスへ社名変更)、株式会社アルジーを買収。

2005年11月

株式会社ドーンエンターテイメントジャパン(2011年3月、株式会社DA Musicへ社名変更)、有限会社ドーンミュージック(2011年3月、株式会社DA Music Publishingへ社名変更)を設立。

2006年1月

資本金41億37百万円に増資。

2007年4月

2008年12月

2009年2月

2009年5月

2009年8月

資本金43億92百万円に増資。

資本金46億65百万円に増資。

ビーオーエフインターナショナル株式会社と合併契約締結。

ビーオーエフインターナショナル株式会社と合併。

資本金39億99百万円に減資。

2009年10月

スカパー!に自社テレビ局DATV(スカパー!750ch 現プレミアムサービス)を開局し、アニメ「冬のソナタ」の日本初放送。

2011年5月

及び8月

キム・ヒョンジュン「イタズラなKiss~Playful Kiss」プレミアムトーク&ライブ ~東日本大震災復興支援イベント~」を東京、大阪にて開催。

2011年10月

自社テレビ局DATVにて放送の韓国ドラマ「ドリームハイ」が「スカパー!アワード 2011」にて 「スカパー!大賞」及び「スカパー!韓流・華流賞」を受賞。

2011年11月

グループ事業再編により、新たに株式会社キントーンジャパンを設立しグラビア関連のデジタルコンテンツ配信事業を移管し、株式会社アイロゴスへグラビア以外のデジタルコンテンツ配信事業を移管。

2012年10月

自社テレビ局DATVが、株式会社ジュピターテレコムが運営する国内最大手ケーブルテレビ局J:COMの多チャンネルテレビサービス「J:COM TV」のオプションチャンネルとして全エリアにて提供開始。

2013年5月

株式会社アイロゴス及び株式会社キントーンジャパンの全株式を売却。

2013年12月

DATV人気番組“シャッフルオーディション シーズン2”スカパー!アワード2013「ココロ動いた番組賞」受賞

2014年1月

株式会社日本ブレイスの全株式を売却。

2014年3月

2014年7月

株式会社アルジーの議決権所有割合の低下により、持分法適用関連会社から除外。

KNTV株式会社の発行済株式総数の10.89%の株式を取得し、持分法適用関連会社に含める。

2016年2月

持分法適用関連会社KNTV株式会社と吸収合併契約書締結。

2016年5月

持分法適用関連会社KNTV株式会社と合併。

2016年9月

資本金45億91百万円に増資。

株式会社エスエム・エンタテインメント・ジャパンが資本参加。

2016年10月

「KNTV 20th & DATV 7th Anniversary Live 2016」を横浜アリーナにて開催。

2018年1月

「Kchan!韓流TV」を開局、リニア配信(注)3開始。

2018年7月

SM ENTERTAINMENT Co., Ltd.(韓国)の企業グループ「エスエム・エンタテインメントグループ(以下「SMEグループ」といいます。)」傘下となる。

2019年1月

商号を「株式会社デジタルアドベンチャー」から「株式会社ストリームメディアコーポレーション」に変更。

2020年5月

株式会社SMEJとの吸収合併契約締結。

2020年8月

株式会社SMEJと合併。本合併に伴い、株式会社SMEJから承継した株式会社エブリシングジャパン及び株式会社Beyond Live Corporation(以下「BLC」といいます。)の2社を子会社化。エスエム・エンタテインメント所属アーティスト(以下「SMEアーティスト」といいます。)の国内マネジメントを開始。

2020年11月

株式会社NAVERに対して第三者割当を実施。資本金59億69百万円となる。

2021年1月

マッコーリー・バンク・リミテッドに対して、第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権(第14回~第16回)を発行。第14回新株予約権の権利行使に伴い、資本金59億87百万円となる。

2021年3月

株式会社DA Musicの清算結了。

2021年6月

株式会社DA Music Publishingの清算結了。

2021年7月

第14回新株予約権の権利行使(2021年2月~)に伴い、資本金60億41百万円となる。

2022年6月

BLCの株式を一部売却し、BLC及び株式会社Beyond Live Japanを連結子会社から除外。

2023年3月

Kakao Corp.(韓国)が、SM ENTERTAINMENT Co., Ltd.の筆頭株主となったことにより「カカオグループ」傘下となる。

事業内容

ストリームメディアコーポレーションとその連結子会社は、主にエンターテインメント、ライツ&メディア、その他の事業セグメントで活動しています。

エンターテインメント事業では、SMEアーティストの日本での独占マネジメントを中心に、コンサート開催、音楽活動、グッズ販売、メディア出演などの企画運営を行っています。また、韓国の有名アーティストの日本での活動支援も手がけ、イベント運営やファンクラブ管理、モバイル配信などを提供しています。これにより、同社はアーティストとファンの間に強固なコミュニティを築き、効果的なマーケティングを実現しています。

ライツ&メディア事業では、自社テレビ局KNTVを通じて、CS放送、CATV、IPTVでの有料放送サービスを展開。韓国のドラマ、ニュース、K-POP、バラエティなどのコンテンツを提供し、テレビCMやプログラムガイドの広告、番組版権の販売などを行っています。また、オンラインプラットフォームへの拡大を進め、オンラインライブやコンテンツ配信を強化しています。

その他の事業としては、カラオケアプリの企画・運営を行っており、新たなエンターテインメント体験を提供しています。

これらの事業を通じて、ストリームメディアコーポレーションは多角的なエンターテインメントサービスを展開し、幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

ストリームメディアコーポレーションは、韓流ビジネスを軸にした総合メディアコンテンツ企業として、人々の生活を豊かにし、社会に貢献することを経営理念に掲げています。同社は、利用者や顧客の視点に立ったサービス提供、社員の自主性尊重と企業文化の育成、そしてステークホルダーへの利益還元を通じた企業価値の向上を基本方針としています。

経営戦略としては、2020年8月にSMEアーティストのマネジメントやイベント開催を主事業とする企業との合併を機に、事業IPとポートフォリオの拡大を進めています。アーティストラインナップの拡充とIPコンテンツビジネスの強化を推進し、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復期を経て、2023年度以降の成長期に向けて事業及び利益の拡大を目指しています。

また、エンターテインメント事業では、コンサート開催やグッズ販売の強化に加え、新規アーティストの日本デビューを計画しており、日本オリジナルの新規アーティストの発掘と育成にも投資を行っています。ライツ&メディア事業では、時代劇ドラマの獲得やアーカイブ作品の販売に注力し、K-POPプレミアムコンテンツの放送を通じて新規加入者の獲得と継続視聴を促進しています。

これらの戦略を通じて、ストリームメディアコーポレーションは、激変する市場環境の中で売上高を伸張させ、利益を確保し続ける強固な企業体質の構築を目指しています。同社は、高度の成長が期待される分野への経営資源の投入と戦略的資源配分により、企業価値のさらなる向上を図っていく方針です。