クリーク・アンド・リバー社JP:4763

時価総額
¥372.7億
PER
13.4倍
映像、ゲーム、Web、広告・出版などのクリエイティブ分野での企画・制作、医療、IT、法曹、会計など専門分野のプロデュース・エージェンシー事業、ライツマネジメント事業を展開。

沿革

1990年3月

株式会社クリーク・アンド・リバー社として東京都新宿区荒木町22番地に設立

マーケティングコンサルティング会社としてスタート

1990年10月

東京都千代田区一番町6番地へ移転

1991年5月

一般労働者派遣事業の許可を取得(般13-01-0367)

1992年7月

映像クリエイター・エージェンシー事業を開始

1993年7月

東京都千代田区一番町15番地  一番町コートビルへ移転

1993年11月

大阪市北区紅梅町1-14  カサビアンカに大阪支社開設(般27-02-0155)

有料職業紹介事業の許可を取得(13-01-ユ-0240)

1996年2月

東京都千代田区一番町15番地  一番町NNビルへ移転

1996年6月

マルチメディアクリエイター・エージェンシー事業開始

1996年12月

ゲームクリエイター・エージェンシー事業開始

1997年1月

株式会社メディカル・プリンシプル社 設立(現、連結子会社)

1997年7月

出版・広告クリエイター・エージェンシー事業開始

1997年11月

株式会社ギャガ・コミュニケーションズと提携「CR-GAGAプロジェクト」スタート

クリエイターのための月刊情報誌「DIRECTOR'S MAGAZINE」創刊

1998年11月

「CR-GAGAプロジェクト」日本初フル3DCGムービー「VISITOR」完成

1999年10月

東京都港区赤坂七丁目3番37号  カナダ大使館ビル2Fへ移転

プロフェッショナルエデュケーションセンターを設立

東映アニメーション株式会社と提携「CR-東映アニメーションプロジェクト」スタート

2000年6月

大阪証券取引所(ナスダック・ジャパン[現JASDAQ(スタンダード)]市場)に上場

2000年7月

株式会社リーディング・エッジ社 設立(現、連結子会社)

2001年8月

韓国ソウルに連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd. 設立(現、連結子会社)

2001年11月

NTT研究所と「全国撮影ネットワーク」実証実験開始

2006年5月

東京都千代田区麹町二丁目10番9号  C&Rグループビルへ本社移転

財団法人日本情報処理開発協会より「プライバシーマーク」認定を取得(第A860704(01)号)

2007年8月

株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社 設立(現、連結子会社)

2008年9月

大阪市中央区南船場三丁目5番8号  オーク心斎橋ビル8Fへ大阪支社移転

2009年6月

ジャスネットコミュニケーションズ株式会社の株式取得(現、連結子会社)

2010年3月

中国上海にCREEK & RIVER SHANGHAI Co., Ltd. 設立(現、連結子会社)

2010年7月

中国電子書籍リーダーメーカーの漢王科技股份有限公司と中国市場での日本出版物等コンテンツ独占窓口として業務提携

2013年1月

建築エージェンシー事業を開始

2013年2月

ファッションクリエイター・エージェンシー事業を開始

2013年6月

当社制作の映画「少年H」がモスクワ映画祭で特別作品賞を受賞

2013年7月

グーグル社運営のYouTube上で展開する「マルチチャンネルネットワーク(MCN)」を提供開始

2013年12月

株式会社インター・ベルの第三者割当増資引き受け(現、連結子会社)

2014年12月

宮部みゆき氏の『模倣犯』の海外電子配信を開始

2015年3月

シェフ・エージェンシー事業を開始

2015年4月

株式会社プロフェッショナルメディアの株式取得及び第三者割当増資を引き受け(現、連結子会社)

2015年7月

プロフェッサー・エージェンシー事業を開始(現、コンピュータサイエンス・エージェンシー)

2015年10月

当社共同製作の3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の公開

2015年12月

オリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』の配信開始

2016年2月

東京証券取引所市場第二部に上場市場変更

2016年3月

CREEK & RIVER Global, Inc. 設立(現、連結子会社)

2016年8月

株式会社VR Japan 設立(現、連結子会社)

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2016年12月

連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.の事業を会社分割し、新設会社であるCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.に承継

2017年12月

株式会社forGIFT 設立(現、連結子会社)

2018年1月

株式会社Idrasys 設立(現、連結子会社)

2018年3月

舞台芸術エージェンシー事業を開始

ドローン事業を開始

2018年7月

株式会社クレイテックワークスをグループ化(現、連結子会社)

2018年10月

東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE へ本社移転

2019年2月

リサーチャー・エージェンシー事業を開始(現、ライフサイエンス・エージェンシー)

2019年9月

株式会社jeki Data-Driven Lab 設立(現、持分法適用関連会社)

2020年1月

CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.を連結子会社化

2020年3月

CXOエージェンシー事業を開始

アスリート・エージェンシー事業を開始

2020年6月

株式会社ウイングの株式取得(現、連結子会社)

株式会社Gruneの株式取得(現、連結子会社)

2020年10月

きづきアーキテクト株式会社の第三者割当増資引き受け(現、連結子会社)

2021年3月

アグリカルチャー事業を開始

2021年6月

株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーション 設立(現、連結子会社)

2022年4月

株式会社コネクトアラウンド 設立(現、連結子会社)

株式会社One Leaf Clover 設立(現、連結子会社)

2022年5月

株式会社ANIFTYをグループ化(現、連結子会社)

2022年7月

株式会社Chef’s value 設立(現、連結子会社)

株式会社Nextrek 設立(現、連結子会社)

2022年10月

株式会社C&Rインキュベーション・ラボ 設立(現、連結子会社)

2023年1月

株式会社シオングループをグループ化(現、連結子会社)

株式会社シオンをグループ化(現、連結子会社)

株式会社シオンステージをグループ化(現、連結子会社)

株式会社シオンプラスをグループ化(現、連結子会社)

事業内容

クリーク・アンド・リバー社は、映像、ゲーム、Web、広告・出版などのクリエイティブ分野を中心に、企画・制作を行うクリエイターのプロデュースやエージェンシー業務、ライツマネジメント事業を核としています。同社は、これらのクリエイティブ分野でのノウハウを活かし、医療、IT、法曹、会計など他の専門分野にも事業を拡大しています。例えば、「民間医局」ブランドでドクター・エージェンシー事業を展開するメディカル・プリンシプル社や、ITエンジニアのエージェンシー事業を手がけるリーディング・エッジ社、法曹分野のエージェンシー事業を行うC&Rリーガル・エージェンシー社などがあります。

また、同社は国内外に36万人以上のプロフェッショナルネットワークを持ち、4万社以上のクライアントに価値を提供しています。グローバル展開も積極的に行っており、韓国、中国、米国に子会社を設立し、サービスの国際化を進めています。

周辺サービス事業にも力を入れており、IT業界向け求人メディアの運営や、SNSプラットフォーム「JURISTERRA」のサービス基盤拡充、VR/AR市場の開拓、ファッション関連の3DCGサンプル制作やプロモーション事業、AIを用いたシステムの企画・開発など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、クリーク・アンド・リバー社は「ビジネスクリエイションカンパニー」としての地位を確立し、社会の繁栄と活性化に貢献していくことを目指しています。

経営方針

クリーク・アンド・リバー社は、多岐にわたる専門分野でのプロフェッショナルとクライアントの価値創造に注力しています。同社は、「人の能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献する」という統括理念のもと、安定的な成長を目指し、社会的責任を果たすことを経営目標としています。特に、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」を追求し、クリエイティブ、医療、IT、法曹、会計、建築、ファッション、食、研究等の分野で独創的かつ付加価値の高いサービスを提供しています。

2023年3月から2026年2月までの新中期経営計画では、「プロフェッショナルとともに事業を創造することにより、豊かな社会を創る」をテーマに掲げています。この計画には、プロフェッショナル分野のさらなる拡大、新規サービスの創出、経営人材の創出、コーポレート・ガバナンスの強化という4つの基本戦略が含まれています。これらの戦略を通じて、クリーク・アンド・リバー社はグループ全体での価値向上を目指し、他に類を見ない企業グループを目指しています。

また、同社はサステナビリティを重視した経営を推進しており、持続可能な開発目標(SDGs)の考え方を事業活動に取り入れ、社会全体の永続的な発展に貢献しています。サステナビリティ基本方針のもと、プロフェッショナルを軸とした事業活動を通じて、社会課題の解決や地球環境の保全に取り組んでいます。

このように、クリーク・アンド・リバー社は、プロフェッショナルとクライアントの双方に価値を提供することで、企業価値の最大化と社会の繁栄に貢献する成長戦略を推進しています。