アイティフォーJP:4743

時価総額
¥459.2億
PER
14.5倍
ソフトウェア設計・開発、システム機器販売、システムインフラ基盤設置、公共分野向けBPOサービスを展開する企業。

事業内容

アイティフォーは、ソフトウェアの設計・開発・保守、システム機器販売、システムインフラ基盤の設置を行う企業です。さらに、公共分野向けのBPO(業務受託)サービスも提供しています。これらの事業は、アイティフォーとその連結子会社5社、持分法適用会社1社で構成されています。

アイティフォーの事業セグメントは主に「システム開発・販売」と「リカーリング」に分かれています。システム開発・販売では、ソフトウェアやシステムインフラ基盤の設計・開発、システム機器の仕入れと販売を行っています。株式会社イーブはソフトウェア開発を担当し、株式会社アイセルはパッケージソフトのカスタマイズを行っています。

リカーリングセグメントでは、ソフトウェアやハードウェアの保守・運用、クラウドサービス、BPOサービスを提供しています。株式会社アイティフォー・ベックスと株式会社アイ・シー・アールはBPOサービスを担当し、株式会社シー・ヴィ・シーは信用調査業務を行っています。また、株式会社シディはデジタルサービスの提供と決済代行を担当しています。

経営方針

アイティフォーは、創業50周年を迎えるにあたり、新たな経営理念とパーパスを掲げ、ITとBPOのノウハウを活かして社会に貢献することを目指しています。特に「寄り添うチカラ」で人々に感動と笑顔を提供し、地方創生を通じて持続可能な未来の発展に寄与することを目指しています。

同社は、長期ビジョン「HIGH FIVE 2033」を掲げ、持続可能な成長を推進しています。このビジョンのもと、経営基盤の強化、収益性の向上、ESG経営の進化を基盤に、地域還流型ビジネスを展開し、地域経済の活性化を図ります。これにより、人々の豊かな時間の創出に貢献することを目指しています。

2024年度から2026年度にかけての第4次中期経営計画「FLY ON 2026」では、既存事業の発展と新規事業の成長を目指しています。具体的には、事業ポートフォリオの拡大を図り、売上高280億円、営業利益48億円を目指すとともに、新規事業での売上高28億円を達成することを目指しています。

人財戦略では、多様性を尊重し、従業員の成長と満足度を高めることに注力しています。また、企業価値向上戦略として、認知度向上と株主還元の高水準維持を図り、成長ストーリーの発信や機関投資家との対話を通じて企業価値の向上を目指しています。これにより、持続的な成長と株主価値の最大化を図ります。