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IDホールディングスJP:4709
沿革
1969年10月 |
東京都千代田区富士見町に株式会社インフォメーション・ディベロプメントを設立 |
1970年5月 |
東京都千代田区麹町に本社を移転 |
1982年9月 |
日本ユニシス株式会社との共同出資により株式会社ソフトウエア・ディベロプメントを設立 |
1992年4月 |
東京都千代田区二番町に本社を移転 |
1998年11月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2002年4月 |
株式会社プライドへ出資し、連結子会社化 |
2003年9月 |
「プライバシーマーク」の使用許諾事業者として認定 |
2004年4月 |
中国・武漢市に艾迪系統開発(武漢)有限公司(現・連結子会社)を設立 |
2004年12月 |
ジャスダック証券取引所(現大阪証券取引所)に株式を上場 |
2006年12月 |
株式会社日本カルチャソフトサービスを連結子会社化 |
2009年12月 |
艾迪系統開発(武漢)有限公司が江蘇省無錫市に無錫支店を設立 |
2012年2月 |
艾迪系統開発(武漢)有限公司が上海支店を設立 |
2012年5月 |
INFORMATION DEVELOPMENT SINGAPORE PTE. LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2012年8月 |
INFORMATION DEVELOPMENT AMERICA INC.(現・連結子会社)を設立 |
2012年11月 |
英国にロンドン支店を設立 |
2013年12月 |
東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更 |
2014年1月 |
特例子会社の認証取得を前提に愛ファクトリー株式会社(現・連結子会社)を鳥取県鳥取市に設立 |
2014年9月 2015年2月 2015年5月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 株式会社ソフトウエア・ディベロプメントを子会社化 ミャンマーに現地企業との合弁会社INFINITY INFORMATION DEVELOPUMENT CO.,LTD(現 IDM INFORMATION DEVELOPMENT MYANMAR CO.,LTD)を設立 |
2015年7月 2015年8月 2015年8月 |
株式会社日本カルチャソフトサービスと株式会社ソフトウエア・ディベロプメントを吸収合併 東京都千代田区五番町に本社移転 株式会社リアルグローブと業務・資本提携 |
2016年4月 |
株式会社テラコーポレーションの全株式を取得し、子会社化 |
2016年5月 |
愛ファクトリー株式会社が、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社の認定取得 |
2016年5月 |
オランダのアムステルダムに駐在員事務所を設立 |
2016年5月 |
INFINITY INFORMATION DFVFLOPMENT CO., LTD.(現IDM INFORMATION DEVELOPMENT MYANMAR CO.,LTD.)の全株式を取得し、子会社化 |
2017年1月 |
米国にてSeceon Inc.(セキオン社)と業務提携 |
2017年7月 |
株式会社テラコーポレーションを吸収合併 |
2018年1月 |
株式会社フェスの全株式を取得し、子会社化 |
2019年4月 |
会社分割による持株会社制へ移行。新設分割設立会社である「株式会社インフォメーション・ディベロプメント」にすべての事業を承継し、当社商号を「株式会社IDホールディングス」に変更 |
2020年4月 |
株式会社フェスのITSM事業と、株式会社インフォメーション・ディベロプメントのRPA推進事業を新設の「株式会社DXコンサルティング」に継承させる会社分割(吸収分割)を実施 |
2020年4月 |
株式会社インフォメーション・ディベロプメントのシステム運営管理事業の一部を株式会社フェスに継承させる会社分割(吸収分割)を行い、株式会社フェスの商号を「株式会社IDデータセンターマネジメント」に変更 |
2020年6月 |
株式会社インフォメーション・ディベロプメントがアクティブ・ティ株式会社の全株式を取得し、子会社化(2021年4月1日に吸収合併) |
2020年8月 |
株式会社GIテクノスの全株式を取得し、子会社化 |
2020年10月 |
社内改革「ニューノーマル適応プロジェクト」の一環として株式会社インフォメーション・ディベロプメントが本社機能の一部を山陰事業部へ移管 |
2021年1月 2021年4月 2022年4月 2022年4月 |
株式会社ウィズ・ホールディングスの全株式を取得し、子会社化(2021年3月1日に株式会社システムデザインは同社親会社の株式会社ウィズ・ホールディングスを吸収合併) 株式会社インフォメーション・ディベロプメントがアクティブ・ティ株式会社を吸収合併 株式会社インフォメーション・ディベロプメントが株式会社GIテクノスを吸収合併 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023年4月 |
株式会社インフォメーション・ディベロプメントが株式会社システムデザインを吸収合併 |
事業内容
IDホールディングス及びその連結子会社10社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これらは主に、システム運営管理、ソフトウェア開発、ITインフラ、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育、その他の5つのカテゴリーに分類されます。
システム運営管理セグメントでは、ITシステムの運営・管理やオペレーション業務を提供しており、株式会社IDデータセンターマネジメントや株式会社インフォメーション・ディベロプメントなどがこの分野で活動しています。
ソフトウェア開発セグメントでは、システム化計画、設計開発、運用保守、プロジェクト管理支援業務を手掛け、株式会社インフォメーション・ディベロプメントや株式会社システムデザインが主要な役割を担っています。
ITインフラセグメントは、ITプラットフォームの設計、構築、運用、保守業務を提供し、株式会社インフォメーション・ディベロプメントやIDM INFORMATION DEVELOPMENT MYANMAR CO., LTD.が関与しています。
サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育セグメントでは、セキュリティ製品の販売、セキュリティシステムの構築・導入支援・運用、業務改革(BPR)、ITガバナンス、ITSMやプロジェクト管理に関するコンサルティングおよびトレーニング業務を展開。株式会社インフォメーション・ディベロプメント、株式会社プライド、株式会社DXコンサルティングがこのセグメントに貢献しています。
その他のセグメントでは、ネットワークセキュリティやコンサルティング以外の製品販売、事務代行、人材採用・トレーニング、現地市場調査、情報収集業務等を行っており、INFORMATION DEVELOPMENT AMERICA INC.や艾迪系統開発(武漢)有限公司が含まれます。
加えて、特例子会社である愛ファクトリー株式会社は、植物工場運営および栽培物販売等を行っています。これらの事業セグメントを通じて、IDホールディングスは多岐にわたるサービスとソリューションを提供し、幅広い顧客ニーズに応えています。
経営方針
IDホールディングスは、情報サービス業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗り、その競争力を高めるための成長戦略を推進しています。同社は、経営理念「IDentity」のもと、顧客のニーズに応える高付加価値の情報サービスを提供し、情報化社会への貢献を目指しています。具体的には、コンサルティングからソフトウェア開発、ITインフラ、システム運営管理、サイバーセキュリティ、教育、ヘルプデスクまで、ワンストップでのサービス提供を強みとしています。
中期経営計画「Next 50 Episode Ⅱ 『Ride on Time』」では、2023年3月期を初年度とし、DXサービスの強化、大手ITベンダーとの協業によるサービスの高付加価値化、管理部門の高度化を通じた販管費率の改善などに取り組んでいます。この計画により、2025年3月期の売上高350億円、営業利益30.0億円を目標としており、最近の業績動向を踏まえて目標を上方修正しています。
成長戦略の具体的な施策としては、ITサービス戦略、人材戦略、ニューノーマル戦略、SDGs戦略の4つの基本戦略を掲げています。これらの戦略を通じて、DXサービスの提供、技術者育成、業務の効率化・高度化、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速しています。IDホールディングスは、これらの戦略を確実に実行し、収益力の強化とステークホルダーへの利益還元を目指す成長サイクルの実現を目指しています。