オービックJP:4684

時価総額
¥2.01兆
PER
35.9倍
企業情報システムのシステムインテグレーション、サポート、オフィスオートメーション、業務用パッケージソフトの提供。

沿革

年月

事項

1968年4月

会計機その他の事務機器等の国内販売を目的として大阪市西区阿波座南通に株式会社大阪ビジネスを設立

1969年5月

本店を大阪市東区常盤町に移転

1971年11月

東京支店(現東京本社)開設

1972年8月

株式会社オービーシステム設立(現・関連会社)

1973年12月

名古屋支店開設

1974年1月

商号を株式会社オービックに変更し、本店を大阪市南区塩町通に移転

1976年1月

東京、大阪2本社制実施、福岡支店開設

   7月

株式会社オービックオフィスオートメーション設立

1979年11月

本店を大阪市南区順慶町通に移転

株式会社オービックオフィスオートメーション・中部設立

1980年12月

株式会社オービックビジネスコンサルタント設立(現・関連会社)

1981年9月

株式会社オービックビジネスソリューション設立

1982年2月

住居表示の変更により本店所在地を大阪市南区南船場に変更

   8月

静岡営業所、広島サービスセンター(現広島営業所)開設

株式会社オービックシステムエンジニアリング(大阪)設立

1983年4月

株式会社オービックシステムエンジニアリング(東京)設立

   10月

株式会社オービックシステムエンジニアリング(名古屋)設立

   11月

株式会社新潟オービックシステムエンジニアリング設立(現・関連会社)

1984年2月

横浜支店開設

1986年1月

北九州営業所開設(福岡支店に統合)

1987年7月

千葉支店開設

1988年10月

京都支店開設

1989年2月

合区実施による区変更のため本店所在地を大阪市中央区南船場に変更

1994年8月

松本出張所(現松本営業所)開設

1995年3月

本店を大阪市中央区博労町に移転

   10月

北関東営業所(現北関東支店)開設

1996年1月

株式会社オービックオフィスオートメーション・中部は、株式会社オービックオフィスオートメーションを吸収合併し、同時に商号を株式会社オービックオフィスオートメーションに変更(現・連結子会社)

   9月

本店を東京都中央区日本橋本町に移転

   10月

立川営業所、厚木営業所開設

1998年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

1999年10月

株式会社オービックビジネスコンサルタントの株式を店頭市場に公開

2000年3月

東京証券取引所の市場第一部に指定

2003年10月

株式会社オービックシステムエンジニアリング(大阪)、株式会社オービックシステムエンジニアリング(東京)、株式会社オービックシステムエンジニアリング(名古屋)の3社は合併し、商号を株式会社オービックシステムエンジニアリングに変更

2004年3月

株式会社オービックビジネスコンサルタントの株式を東京証券取引所の市場第一部に上場

2005年1月

東京新本社ビルが竣工し、本店を東京都中央区京橋に移転

2006年3月

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証基準の取得

2007年10月

Microsoft Regional Sales CorporationとISVロイヤリティ契約を締結

2012年10月

連結子会社であった株式会社オービックシステムエンジニアリング及び株式会社オービックビジネスソリューションの2社を吸収合併

2019年3月

オービッククラウドサービスにおいて米国保証業務基準書第18号(SSAE18)に準拠した「SOC1 Type2報告書」を受領

2020年2月

大阪新本社ビルが竣工し、大阪本社を大阪府大阪市中央区平野町に移転

2021年6月

名古屋支店を愛知県名古屋市中村区名駅に移転

2022年1月

環境マネジメントシステム(EMS)認証基準の取得

   4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2023年3月

オービッククラウドサービスにおいて米国保証業務基準書第18号(SSAE18)に準拠した「SOC2 Type2報告書」を受領

   6月

株式会社オービーシステムの株式を東京証券取引所のスタンダード市場に上場

事業内容

オービック株式会社とそのグループ企業は、企業情報システムに関連する幅広い事業を展開しています。主要な事業セグメントには、システムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィスオートメーション事業、そして業務用パッケージソフト事業が含まれます。

システムインテグレーション事業では、統合基幹業務システムの製造と販売を行っており、オービック自身がこのセグメントを担当しています。また、その他製品の製造等に関しては、オービーシステムが担当しています。

システムサポート事業は、統合基幹業務システムの運用支援や保守などを提供しており、これもオービックが直接手がけています。この事業は、顧客のシステム運用を円滑にし、長期的な安定稼働を支援することを目的としています。

オフィスオートメーション事業では、OA機器一般及びコンピュータサプライ用品の仕入れと販売を行っており、このセグメントはオービックオフィスオートメーションが担っています。この事業は、オフィス環境の効率化と機能向上をサポートします。

業務用パッケージソフト事業では、財務会計等のパッケージソフトの製造と販売を行っており、オービックビジネスコンサルタントがこのセグメントを担当しています。この事業は、企業の業務効率化と経営管理の強化を目指しています。

これらの事業を通じて、オービックグループは企業の情報システム構築から運用、オフィス環境の改善に至るまで、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

オービック株式会社は、企業情報システムの提供を核とした事業を展開しており、その成長戦略は技術革新と顧客満足度の向上に重点を置いています。同社は、システムインテグレーション、システムサポート、オフィスオートメーション、業務用パッケージソフト事業を通じて、企業のデジタル変革を支援しています。

経営方針として、オービックは顧客第一主義を掲げ、クラウドサービスを含む技術革新を通じて、顧客企業の新たな利益創出を目指しています。中長期的な経営戦略では、自己資本利益率10%以上の維持を目標に掲げ、自社開発製品の直接販売とクラウドセンターを通じた安定的なサービス提供に注力しています。

また、オービックは「ワンストップソリューションサービス」を重要なキーワードとしており、導入コンサルティングからシステム構築、運用、情報提供まで一貫してサポートすることで、企業の情報システム構築と運用をトータルに支援しています。これにより、顧客企業の経営管理や決算業務に関わる統合基幹業務システムの提供及びサポートを行い、社会的責任を果たすことにも努めています。

優先的に対処すべき課題としては、製販一体体制の推進、カスタマイズ性の高い「OBIC7シリーズ」による生産性向上、そして人材の育成と活性化に注力しています。これらの取り組みを通じて、オービックはグループ企業各社の特徴を生かし、グループ内での役割分担を明確にしながら、グループ全体の発展を目指しています。