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秀英予備校JP:4678
沿革
1984年11月 |
静岡県静岡市(現・静岡市葵区)千代田に秀英進学塾株式会社(資本金3,000千円)を設立 |
1985年7月 |
静岡県静岡市(現・静岡市駿河区)泉町に本社を移転 |
1987年3月 |
「秀英模試」を「静岡県統一テスト」に名称変更し、社内担当部署として「静岡県入試センター」を設置 春期・夏期・冬期・日曜講習等の中学3年生の講習会システムが完成 中学受験をめざす小学生対象の「中学受験クラス」を設置 |
12月 |
静岡県静岡市(現・静岡市葵区)栄町に本社を移転 |
1988年2月 |
静岡県入試センターで問題集を作成し、静岡県下で書店販売を開始 |
1989年3月 |
愛知県での教室展開を開始 |
1990年3月 |
現役高校生対象の部門を開始し、小中高一貫教育体制を確立 |
12月 |
社名を「株式会社秀英予備校」に変更 |
1991年4月 |
現役高校生と卒生を対象とする大学受験部を本格的に開始 |
12月 |
山梨県での教室展開を開始 |
1994年3月 |
大学受験部に静岡県内初の高校別クラスを開設 |
1995年10月 |
株式の額面金額を1株50,000円から1株500円に変更するため、株式会社秀英予備校(本店:静岡県清水市(現・静岡市清水区)本郷町)と合併 |
1997年6月 |
静岡県静岡市(現・静岡市葵区)鷹匠に本社を移転し、小中学部中部本部、業務本部、大学受験部静岡校、管理本部を統合 |
9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
11月 |
業界初の講習料金コンビニ収納システムを導入し、自動入金チェックシステムとともに収納管理システムが完成 |
1999年3月 |
神奈川県での教室展開を開始 |
2000年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2002年3月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2004年6月 |
岐阜県での教室展開を開始 |
2005年5月 |
北海道での教室展開を開始 |
2006年6月 |
三重県での教室展開を開始 |
2007年3月 |
新規事業としてBBS本部を設置 |
5月 |
宮城県での教室展開を開始 |
11月 |
株式会社東日本学院(福島県郡山市)の株式を取得し、子会社化(現・連結子会社) |
2008年3月 |
新規事業として個別指導本部を設置 |
12月 |
福岡県での教室展開を開始 |
2012年3月 |
BBS本部を映像事業本部に名称変更し、直営校「秀英iD予備校」を全国30校舎一斉に開校 |
2013年3月 |
「秀英iD予備校」のフランチャイズ事業を開始 |
2014年4月 |
映像事業本部内の直営校「秀英iD予備校」を小中事業本部・高校事業本部に統合 |
2016年4月 |
新規事業本部内の個別指導本部を小中事業本部に統合し、個別指導事業を本格稼働 |
2019年4月 |
静岡県静岡市、静岡県浜松市、北海道札幌市に「秀英KIDS」を設置し、学童保育事業を開始 高校事業本部内の直営校「秀英iD予備校」を小中事業本部に統合 |
2020年6月 |
静岡市と補充学習による学びサポート事業に関する協定を締結 |
9月 |
北海道比布町と学習サポート(チャレンジゼミ)の協定を締結 |
10月 |
北海道愛別町と学習サポートの協定を締結 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
2023年4月 |
ブロードメディア株式会社が運営する通信制高校ルネサンス高校グループのサポート校として、静岡県静岡市に「秀英NEO高等学院」を開校 |
事業内容
秀英予備校株式会社とそのグループ企業は、教育関連の事業を中心に展開しています。このグループは、秀英予備校本体、連結子会社である株式会社東日本学院、および有限会社シューエイから構成されています。ただし、有限会社シューエイは有価証券の保有及び運用を除く事業活動を行っていないため、以下では秀英予備校と株式会社東日本学院の事業内容に焦点を当てます。
秀英予備校は、小学1年生から高校3年生を対象とした学習指導を主業務としています。具体的には、小中学部では小学生から高校生までの学習指導や進学指導、映像授業の配信、各種講習会や模擬テストの実施、高校入試対策問題集の制作と販売、公開模擬テストの作成と販売、英語教室の運営、小学生向けの学童保育などを行っています。高校部では、高校生や高卒生を対象にした学習指導や進学指導、講習会の実施などを手がけています。
また、同社はフランチャイズ開発事業も展開しており、教育事業の一環としてフランチャイズ事業を運営しています。連結子会社である株式会社東日本学院は、福島県において学習塾や予備校の運営を行っており、地域密着型の教育サービスを提供しています。
これらの事業を通じて、秀英予備校グループは幅広い年齢層の学習ニーズに応える教育サービスを提供し、学習者の学力向上と進学支援に貢献しています。
経営方針
秀英予備校は、教育業界の厳しい経営環境の中で、質の高い教育サービスの提供を通じて、生徒や保護者の満足度を高め、売上高と利益額の増加を目指しています。同社は、機能的な校舎の開設やインターネット環境の整備を通じて、快適な学習空間を提供することを基本方針としています。また、高品質な授業や学習指導、進学指導を提供し、学校外教育に対するニーズに応えること、現役高校生部門の拡充、映像ビジネス分野での教育コンテンツの動画配信サービスの提供、個別指導分野での習熟度に合わせた指導の徹底など、幅広い学習ニーズに応えるための戦略を推進しています。
秀英予備校は、全国での積極的な採用活動を行い、優秀な正社員専任教師の確保に努めています。小中学部では、専門性の高い教師体制で運営し、高校部では、正社員教師と年間契約のプロの予備校講師を適切に配置しています。これにより、少子化が進行する厳しい経営環境の中でも、教育サービスの質を高め、生徒や保護者のニーズに応えることで、同社の成長を目指しています。
また、売上高営業利益率を最重要指標と捉え、売上・利益の最大化に取り組んでいます。市場の変化に対応した教育サービスの提供を通じて、1校舎あたりの生徒数を維持しつつ、全国への事業展開を目標としています。秀英予備校は、優秀な人材の採用、人材が成長できる組織作り、客観的な評価制度の確立、内部体制の充実など、クオリティの高い教育サービスを提供できる基盤を整えています。これらの戦略を通じて、教育業界の厳しい経営環境を乗り越え、持続的な成長を目指しています。