パーク二四(定款上の商号 パーク24株式会社)JP:4666株価

時価総額
¥3800.7億
PER
15.8倍
駐車場運営・管理とモビリティサービスの大手。国内では時間貸・月極駐車場「タイムズパーキング」、カーシェアリング・レンタカー融合の「タイムズカー」を展開。英国・豪州・ニュージーランド・シンガポール・マレーシア・台湾で海外事業を推進。

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事業内容

パーク24株式会社は、全国で「タイムズ」ブランドの駐車場運営と、車の共有・レンタルサービスを展開する都市型サービス企業です。同社は遊休地や施設の駐車場を借り上げて時間貸駐車場として運営するほか、必要な時だけ車を利用できる「タイムズカー」というサービスを提供しています。これらのサービスを通じて、都市部の駐車場不足や移動手段の課題解決に取り組んでいます。

同社の収益は主に、駐車場利用者からの駐車料金と車両レンタル料金で構成されています。顧客層は短時間駐車を必要とする買い物客やビジネス客、定期的な車利用を求める都市部住民、そして月極契約の法人・個人利用者と多岐にわたります。土地オーナーとの契約形態も、賃料を支払うサブリース契約と管理のみを受託する契約の両方を使い分けています。

事業セグメントは国内駐車場事業、モビリティ事業、海外駐車場事業の3つに分かれています。国内駐車場事業では時間貸・月極駐車場に加えて予約型駐車場も運営し、モビリティ事業では従来のレンタカーとカーシェアを融合した新サービスやロードサービスを展開しています。海外では英国、オーストラリア、アジア諸国で現地版タイムズパーキングを展開し、小規模分散型の駐車場開発戦略を各国市場に適用しています。

経営方針

パーク24株式会社は、2035年中長期ビジョン「モビリティサービスプラットフォーマーへの進化」の実現に向けて、意欲的な成長戦略を描いています。同社は2025年10月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定し、2027年10月期には売上高4,740億円、営業利益445億円、経常利益420億円の数値目標を掲げています。最も重視する経営指標として経常利益成長率の2桁成長継続を目標とし、新型コロナウイルス感染症で一時的に悪化した財務基盤の健全化も重要課題として取り組んでいます。

同社の成長戦略の核心は「4つのネットワークの拡大・進化・融合」にあります。人(会員)、クルマ(モビリティ)、街(目的地)、駐車場という4つの要素を有機的に結びつけることで、競合他社との差別化を図っています。特に注力するのは、他社ブランドの駐車場サービスに対して管理システムやネットワークサービスを提供する「タイムズプラットフォームサービス」の確立・展開です。また、自社開発の精算機や車番認証カメラを活用した次世代駐車場サービスの構築により、顧客の利便性向上と収益性向上の両立を目指しています。

新市場開拓では、海外事業の事業ポートフォリオ最適化が重要な取り組みとなっています。同社は現在、英国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、台湾で駐車場事業を展開していますが、国内の成功モデルである「小型・分散・ドミナント化」戦略を各国に適用し、短期契約駐車場「各国版タイムズパーキング」の開発を加速させています。これにより、大型かつ長期契約駐車場に偏った現在の事業構造を改善し、事業リスクの低減と収益性向上を図る計画です。

技術革新への取り組みでは、デジタル投資を積極的に推進し、各種サービスのスマートフォンアプリ機能の高度化・連携強化を進めています。4つのネットワークを一元的に管理する基盤・体制の構築により、サービス間の相互送客を可能にし、顧客の利便性向上と収益性向上の実現を目指しています。また、環境課題への対応として、駐車場への電気自動車充電器設置やモビリティサービスへの電動車導入を推進し、気候関連財務情報開示タスクフォースの提言に基づく情報開示の充実も図っています。