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パーク二四(定款上の商号 パーク24株式会社)JP:4666
沿革
1985年8月 |
東京都品川区西五反田一丁目30番6号に、駐車場の保守及び運営管理を目的としてパーク二四株式会社(資本金10,000千円)を設立 |
1988年5月 |
本社所在地を東京都大田区南馬込五丁目38番15号に移転 |
1990年11月 |
日本信号株式会社との販売代理店契約を締結 |
1991年12月 |
東京都台東区にてロック付無人駐車料金徴収装置による24時間無人時間貸駐車場(以下「タイムズ」という。)第1号運用を開始 |
1992年5月 |
東京都台東区に、タイムズ二四株式会社を設立し、駐車場の集金に関する業務を開始 |
1993年3月 |
日本電信電話株式会社、日本信号株式会社と共同で「駐車予約システム」の事業化について提携 |
5月 |
建設業法により、東京都登録(般-5)第91812号を取得 |
6月 |
タイムズ二四株式会社へ駐車場管理部門を譲渡 |
8月 |
株式会社ニシカワ商会より営業譲受し、九州支店(現タイムズ24㈱九州支店)を開設。また本社所在地を東京都品川区西五反田一丁目28番6号に移転 |
8月 |
タイムズ二四株式会社へ保守部門を譲渡 |
1994年6月 |
東京都品川区大崎に東京本店を開設。また営業本部を設置 |
6月 |
株式会社トヨタパーキングネットワーク(現株式会社トヨタエンタプライズ)とタイムズ事業の共同運営に関する契約を締結 |
9月 |
建設業法により、建設大臣登録(般-6)第15891号を取得 |
1995年11月 |
形式上の存続会社、パーク二四株式会社(本社:東京都品川区大崎五丁目4番10号)と額面変更のために合併し、本社を東京都品川区西五反田一丁目28番6号に移転 |
1996年2月 |
建設業法により、建設大臣登録(般-7)第16552号を取得 |
9月 |
本社所在地を東京都品川区西五反田一丁目18番9号に移転、合わせて定款上の商号をパーク二四株式会社に変更 |
1997年3月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年4月 |
一級建築士事務所(東京都知事登録第42960号)を登録 |
5月 |
広島市中区にタイムズ広島株式会社を設立 |
11月 |
東京都品川区にタイムズサービス株式会社を設立し不正駐車の追跡調査関連業務を開始 |
1999年4月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2000年1月 |
東京都品川区に、ドライバーズネット株式会社を設立し、自動車関連サービスの提供を開始 |
4月 |
東京証券取引所市場第一部に上場 |
2003年11月 |
タイムズ広島株式会社を吸収合併し広島営業所(現タイムズ24㈱中四国支店)にすると同時に、タイムズ二四株式会社がタイムズサービス株式会社を吸収合併し、タイムズサービス株式会社(現連結子会社)に商号変更 |
2006年3月 |
海外進出を図り韓国に合弁会社GS PARK24 CO., LTD.を設立 |
4月 |
台湾台北市に台北支店を開設 |
2007年10月 |
本社所在地を東京都千代田区有楽町二丁目7番1号に移転(登記簿登録は2008年1月29日付) |
11月 |
タイムズサービス株式会社で行っていた駐車場の保守業務に関わる一般顧客の問合せ対応業務をドライバーズネット株式会社に統合し、タイムズコミュニケーション株式会社(現連結子会社)に商号を変更 |
2008年4月 |
台北支店を現地法人化して普客二四停車場股份有限公司(現連結子会社)(現商号:台湾普客二四股份有限公司)を設立 |
2009年3月 |
株式会社マツダレンタカーの株式を取得(現連結子会社)、モビリティ事業を開始 |
2010年4月 |
タイムズサポート株式会社の株式を取得(現連結子会社) |
2011年3月 |
株式会社レスキューネットワークの株式を取得(連結子会社)、ロードサービスを開始 |
5月 |
当社及びタイムズサービス株式会社、株式会社マツダレンタカー(現商号:タイムズモビリティ株式会社)を分割会社とし、タイムズ24株式会社を分割承継会社とする分社型会社分割を実施 |
2012年6月 |
TFI株式会社(現連結子会社)を設立、同年10月より国交省直轄駐車場の維持管理・運営事業を開始 |
11月 |
株式会社レスキューネットワークをタイムズレスキュー株式会社に商号変更(タイムズコミュニケーション株式会社と合併) |
2013年4月 |
レンタカーサービスを「タイムズ カー レンタル」、カーシェアリングサービスを「タイムズ カー プラス」にブランド変更 |
2015年7月 |
タイムズイノベーションキャピタル株式会社(現連結子会社)(現商号:タイムズイノベーションキャピタル合同会社)を設立 |
2016年12月 |
オーストラリア、シンガポール、マレーシアの3ヶ国にそれぞれPARK24 AUSTRALIA PTY LTD、PARK24 SINGAPORE PTE. LTD.、PARK24 MALAYSIA SDN. BHD.を設立 |
2017年1月 |
SECURE PARKING PTY LTD(オーストラリア)、SECURE PARKING SINGAPORE PTE. LTD.(現TIMES24 SINGAPORE PTE. LTD.、シンガポール)、SECURE PARKING CORPORATION(現TIMES24 MALAYSIA SDN. BHD.、マレーシア)の株式を取得しグローバル化を推進 |
7月 |
英国にPARK24 UK LIMITEDを設立 |
8月 |
NATIONAL CAR PARKS LIMITED(英国)の持株会社であるMEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limited(英国)の株式を取得しさらなるグローバル化を推進 |
2018年1月 |
有限会社ティー・ピーエフ・ワンリミテッドをパーク24株式会社に吸収合併。タイムズコミュニケーション株式会社及びタイムズレスキュー株式会社のコンタクトセンター機能を統合するとともに、2社及びタイムズレスキュー株式会社の持株会社であるTPF3株式会社を統合し、新たにタイムズコミュニケーション株式会社として事業を開始。バックオフィス業務の効率化を図るためパーク24ビジネスサポート株式会社を設立し、タイムズコミュニケーション株式会社の一部業務を移管 |
2019年5月 |
本社所在地を東京都品川区西五反田二丁目20番4号に移転(登記簿登録は2019年5月13日付) |
11月 |
モビリティ事業拡大を目的に、タイムズ24株式会社のカーシェアリング事業をタイムズモビリティネットワークス株式会社に事業移管し、タイムズモビリティネットワークス株式会社をタイムズモビリティ株式会社に商号変更 |
2021年9月 |
韓国の合弁会社GS PARK24 CO., LTD.の全株式を譲渡 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 海外募集による新株式の発行により総額251億円の資金調達を実施 |
10月 |
マレーシアで事業を展開するSECURE PARKING CORPORATION SDN. BHD.をTIMES24 MALAYSIA SDN. BHD.に商号変更 シンガポールで事業を展開するSECURE PARKING SINGAPORE PTE. LTD.をTIMES24 SINGAPORE PTE. LTD.に商号変更 |
事業内容
パーク24株式会社およびその関連会社は、駐車場の運営・管理、自動車の貸し出し・売買などに関連する事業を展開しています。同社グループは、パーク24株式会社と90の連結子会社で構成されており、特定上場会社としての地位を有しています。
事業内容は主に二つのセグメントに分かれています。一つ目は、国内外での駐車場事業です。国内では、遊休地や施設付帯駐車場などを賃借するサブリース契約、駐車場所有者からの管理受託契約、自社保有による時間貸し及び月極駐車場サービスの提供、予約型駐車場の運営、駐車場付帯施設の管理運営などを行っています。海外では、英国、豪州、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、台湾で同様のサービスを展開し、各地域の駐車場需要環境に適した短期契約かつ少額投資型の駐車場開発を促進しています。
二つ目は、モビリティ事業です。全国の有人店舗及び無人ステーションで、必要な時間・期間だけ車を借りることができるモビリティサービス「タイムズカー」を提供しています。このサービスは、カーシェアリングとレンタカーの融合サービスとして位置づけられており、車の事故や故障に対応するロードサービスも提供しています。
以上のように、パーク24株式会社グループは、駐車場事業とモビリティ事業を通じて、国内外で幅広いサービスを展開しています。
経営方針
パーク24株式会社は、グループ理念「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する」を掲げ、駐車場事業とモビリティ事業の拡大を通じて、社会の持続的発展に貢献しています。同社は、環境課題や社会課題の解決に資する事業展開を推進し、高い成長性と収益性の確保を目指しています。経常利益成長率を最も重視する経営指標とし、2桁成長の継続を目標に掲げています。
中期的な事業戦略として、パーク24株式会社は「4つのネットワークの拡大とシームレス化」を推進しています。これには、駐車場、モビリティサービス「タイムズカー」、キャッシュレス決済サービス「タイムズペイ」、そして会員サービスの拡大が含まれます。特に、駐車場事業では、国内外での安定的な駐車場開発を図り、モビリティ事業では、カーシェアリングとレンタカーサービスの融合による新しいモビリティサービスの提供を目指しています。
また、デジタル投資を強化し、サービスのスマートフォンアプリ機能の高度化や連携強化を通じて、お客様の利便性向上を図っています。これらの取り組みにより、中期的な目標として国内駐車場100万台、タイムズカー10万台、タイムズクラブ会員1,000万人の達成を掲げています。
パーク24株式会社は、これらの戦略を通じて、世界各地で駐車場を含めたモビリティサービスを提供する企業として、収益性とサービス面で世界No.1を目指し、持続的成長を図ると共に、企業の社会的責任を果たし、企業価値の向上に努めています。