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オリジナル設計 (4642) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
オリジナル設計は、上下水道分野を中心とした建設コンサルタント事業を主力とする会社です。同社は調査・計画・実施設計・施工監理といった上下水道インフラの川上から川下まで一貫したサービスを提供しています。グループ全体では子会社3社と連携し、建設コンサルタント事業に加えて情報処理サービス事業も展開しています。
同社の顧客は主に官公庁や地方自治体などの公共機関で、上下水道インフラの整備や更新に関する案件を受注しています。建設コンサルタント業界の特徴として、プロジェクト単位での受注となるため、案件の規模や期間によって収益が変動する構造となっています。公共工事の性質上、安定的な需要が見込める一方で、自治体の予算状況に影響を受けやすい面もあります。
事業セグメントは建設コンサルタント事業と情報処理サービス事業の2つに分かれています。建設コンサルタント事業では、同社と子会社の日本技術サービスが上下水道関連業務を担当し、情報処理サービス事業では子会社のクラックスシステムがソフトウェア開発やITエンジニアリングサービスを手がけています。これにより、従来の建設コンサルティングにIT技術を組み合わせた付加価値の高いサービス提供を目指しています。
経営方針
オリジナル設計は令和7年度を基点として、国が上下水道関連予算に約1,304億円を計上する恩恵を最大限に活用した積極的な成長戦略を展開しています。同社は受注残高が過去5期で最高額に達するという好調な業績を背景に、特に上水道案件での受注拡大を実現しており、社会課題の解決に向けた受注拡大と利益率向上を重点目標として掲げています。
重点投資分野では、デジタル変革推進部が主導する情報デジタル化サービスの深化に注力しています。同社は長年培ったICT技術を活用し、子会社クラックスシステムの開発力と連携することで、従来の建設コンサルティングにIT技術を融合させた付加価値の高いサービスを提供する差別化戦略を推進しています。また、グループインした日本技術サービスとの協業を通じて、上下水道分野における総合的なソリューション提供体制を強化しています。
新市場開拓では、執行体制が脆弱な中小自治体の上下水道持続確保ニーズに着目し、加速する広域化・共同化の流れに対応した官民連携事業への積極参入を計画しています。能登半島地震の復旧支援や埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けた国の施設管理見直しなど、災害対応や老朽化対策の需要拡大を新たな事業機会として捉え、市場シェア拡大を目指しています。
技術革新への取り組みでは、国内外の産官学ネットワークを活用したデジタル変革関連事業の営業活動を強化しています。テレワークや生成AI の積極活用、カスタムメイド勤務制度の導入など、多様な働き方を支援するウェルビーイング経営を推進することで、優秀な人材の確保と技術開発力の向上を図り、持続的な企業価値向上を実現する体制を構築しています。