サカタインクス (4633) 株価

時価総額
¥1264.9億
PER
9.7倍
印刷インキの大手企業。フレキソインキ、グラビアインキ等の各種印刷インキに加え、インクジェットインキ、トナー、カラーフィルター用顔料分散液などの機能性材料を展開。日本、アジア、米州、欧州の4地域でグローバルに事業を展開。

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事業内容

サカタインクスは、印刷インキを中心とした化学メーカーです。同社は新聞や雑誌、パッケージ印刷などに使われる各種印刷用インキの製造・販売を主力事業としており、日本国内のほかアジア、米州、欧州の世界各地で事業を展開しています。印刷業界に必要な材料を幅広く提供する総合サプライヤーとしての地位を確立しています。

同社の主な顧客は印刷会社や出版社で、新聞インキ、雑誌や書籍向けのオフセットインキ、食品パッケージなどに使われるフレキソインキやグラビアインキを供給しています。地域別の生産・販売体制を構築しており、各市場のニーズに応じた製品開発と安定供給を通じて収益を上げています。

同社の事業は大きく3つに分かれています。最大の柱である印刷インキ事業では、地域別に日本、アジア、米州、欧州の4つの報告区分で管理しており、それぞれの市場特性に合わせた製品を展開しています。機能性材料事業では、デジタル印刷向けのインクジェットインキや液晶ディスプレイ用の材料など、成長分野への展開を図っています。

経営方針

サカタインクスは、2030年を見据えた長期ビジョン「SAKATA INX VISION 2030」の実現に向け、事業拡大と収益力強化を重点とした戦略を推進しています。現在進行中の中期経営計画2026では、2026年度までに売上高2,700億円、営業利益180億円の達成を目指しており、営業利益は現在の113億円から約60%の大幅な増益を計画しています。同社は資本効率の向上も重視し、ROE10%以上の維持を目標に掲げています。

重点投資分野として、同社は印刷インキ事業と機能性材料事業の両輪での成長を図っています。印刷インキ分野では、ボタニカルインキシリーズなど環境配慮型製品を軸としたサステナブルな製品の展開をグループ全体で推進し、デジタル化による市場変化に対応した事業構造改革を進めています。機能性材料事業では、インクジェットインキにおける衣食住をターゲットとした新市場への拡大や、画像表示材料における新分野展開により、同事業の売上高を現在の168億円から244億円へと45%拡大する計画です。

新市場開拓では、「新しい事業領域への挑戦」として4つのターゲット領域を設定しています。事業発展領域、エレクトロニクス&エネルギー、バイオベース・脱石化材料、ヘルスケアの各分野で、基盤構築期間で蓄積したノウハウを活用し、事業化の可能性が高い製品・サービスの具現化を進めています。地域別では、アジア市場での売上高を524億円から667億円へ、米州市場を785億円から928億円へと大幅な拡大を計画しており、成長市場でのシェア拡大を図っています。

技術革新への取り組みでは、3年間で総投資額400億円を投じ、そのうち150億円を将来成長に向けた戦略的投資に充てる方針です。同社は研究開発の推進とともに、技術やサービスとの親和性が高い企業や団体とのオープンイノベーションを積極的に進め、新しい製品やビジネスモデルの提案を加速させています。また、地球環境や社会課題への対応を重視し、持続可能な地球環境維持、安心・安全な製品供給、研究開発・技術力強化などを重要課題として位置づけ、ESG経営の実践を通じて長期的な企業価値向上を目指しています。

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