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中国塗料JP:4617
沿革
1917年5月 |
広島市中区において、中国化学工業合資会社の社名で創業、船底塗料の製造を開始。 |
1923年5月 |
中国塗料株式会社に改組、資本金25万円。 |
1949年7月 |
広島証券取引所に上場。(2000年3月 東京証券取引所と合併) |
1961年10月 |
東京証券取引所に上場。(1984年9月 市場第一部銘柄に指定替) |
1962年3月 |
滋賀県野洲市に滋賀工場新設。 |
1973年10月 |
香港に連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Hong Kong), Ltd.を設立。 |
1975年3月 |
佐賀県神埼郡に九州工場新設。 |
1980年4月 |
シンガポールに連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Singapore) Pte. Ltd.を設立。 |
1983年3月 |
英国に連結子会社である現地法人CHUGOKU PAINTS (UK) Ltd.(旧商号 CAMREX CHUGOKU Ltd.)を設立。 台湾に連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Taiwan), Ltd.を設立。 |
1985年10月 |
広島県大竹市に連結子会社である大竹明新化学株式会社(旧商号 大竹化学株式会社)を設立。 |
1987年8月 |
連結子会社である中国塗料マリン販売株式会社(旧商号 中国マリンペイント販売株式会社)、中国塗料工業販売株式会社(旧商号 中国塗料関東販売株式会社)を設立。 |
1987年10月 |
広島県大竹市に大竹工場新設。 |
1988年1月 |
オランダの塗料製造会社CHUGOKU PAINTS B.V.(旧商号 CAMREX HOLDINGS B.V.)に経営資本参加して連結子会社とする。 |
1988年10月 |
インドネシアに連結子会社である現地法人P.T.CHUGOKU PAINTS INDONESIAを設立。 韓国に連結子会社である現地法人CHUGOKU SAMHWA PAINTS, Ltd.を設立。 |
1989年9月 |
タイに連結子会社である現地法人TOA-CHUGOKU PAINTS Co., Ltd.を設立。 |
1990年7月 |
マレーシアに連結子会社である現地法人CHUGOKU PAINTS (Malaysia) Sdn. Bhd.を設立。 |
1990年10月 |
米国に連結子会社である現地法人CMP COATINGS, Inc.(旧商号 CHUGOKU AMERICA HOLDINGS, |
1993年1月 |
中国(上海市)に連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Shanghai), Ltd.を設立。 |
1994年3月 |
広島県大竹市に研究センターを新設。 |
1994年12月 |
神戸ペイント株式会社に経営資本参加して連結子会社とする。 |
1997年10月 |
中国(広東省)に連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Guangdong), Ltd.を設立。 |
1999年6月 |
本店を広島県大竹市に移転。 |
2002年1月 |
連結子会社である中国塗料マリン販売株式会社と中国塗料工業販売株式会社を吸収合併。 |
2002年9月 |
韓国の連結子会社である現地法人CHUGOKU SAMHWA PAINTS, Ltd.が工場を新設。 |
2006年11月 |
中国(上海市)の連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Shanghai), Ltd.が工場を同一区域内に増設移転。 |
2007年11月 |
東京本社移転。 |
2010年3月 |
中国(上海市)の連結子会社である現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Shanghai), Ltd.が第2工場を新設。 |
2011年5月 |
インド(ムンバイ市)に連結子会社である現地法人CHUGOKU PAINTS (India) Pvt. Ltd.を設立。 |
2012年11月 |
イタリアの塗料販売会社CHUGOKU-BOAT ITALY S.P.A.(旧商号 BOAT S.p.A.)に経営資本参加して連結子会社とする。 |
2017年3月 |
オランダの連結子会社である現地法人CHUGOKU PAINTS B.V.が新工場を建設。 |
2019年1月 |
ミャンマーに連結子会社である現地法人CHUGOKU-TOA PAINTS (Myanmar), Ltd.を設立。 |
2020年8月 |
ミャンマーの連結子会社である現地法人CHUGOKU-TOA PAINTS (Myanmar), Ltd.が工場を新設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
事業内容
中国塗料グループは、中国塗料を含む子会社23社で構成されており、主に塗料の製造・販売及び塗装の請負を行っています。また、これらの事業に付随するサービス業務も手掛けています。事業内容は、日本国内と海外に広がり、具体的には以下のようなセグメントに分かれています。
日本国内では、中国塗料を含む6社が塗料関連事業を展開しており、大竹明新化学株式会社、神戸ペイント株式会社、文正商事株式会社、三陽興産株式会社、グローバル・エンジニアリング・サービス株式会社がこれに該当します。また、中国塗料と株式会社シーエムピー企画の2社は、その他の事業を担っています。
海外では、中国、韓国、東南アジア、欧州・米国において、塗料関連事業を展開しています。中国では、CHUGOKU MARINE PAINTS (Hong Kong) Ltd.、CHUGOKU MARINE PAINTS (Shanghai) Ltd.、CHUGOKU MARINE PAINTS (Guangdong) Ltd.、CHUGOKU MARINE PAINTS (Taiwan) Ltd.の4社が活動しています。韓国では、CHUGOKU SAMHWA PAINTS Ltd.が事業を行っており、東南アジアでは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、インド、ミャンマーにそれぞれ拠点を持つ6社が存在します。欧州・米国では、オランダ、イギリス、ドイツ、ギリシャ、アメリカ、イタリアに6社が展開しており、地域ごとに特化した事業を展開しています。
これらの事業セグメントは、中国塗料グループの広範な事業展開を示しており、塗料関連事業を中心に、グローバルな規模で事業を展開していることがわかります。
経営方針
中国塗料グループは、サステナブルな経営を推進し、社会的価値と経済的価値の両方を極大化することを目指しています。この目標を達成するために、同社は2022年3月期から2026年3月期にかけての新たな中期経営計画「CMP New Century Plan 2」を策定しました。この計画では、「サステナブルで高収益なグローバル・ニッチ・トップ企業」を長期ビジョンのキーメッセージとして掲げています。特に、船舶用塗料の販売シェアの拡大と船底防汚塗料の供給を通じて、船舶の温暖化ガス削減に貢献することを目指しています。
中期経営計画の実現に向けた基本方針として、「環境・社会貢献による提供価値拡大」、「利益体質の改善と安定化」、「組織基盤の整備」、「積極的な株主還元と資本効率向上」の4つの重点テーマを設定しています。これらの方針に沿った戦略と施策を各部門で実行し、長期ビジョンの実現を目指しています。
2026年3月期の連結業績目標としては、売上高1,100億円、営業利益85億円、親会社株主に帰属する当期純利益52億円、ROE8%以上を掲げています。これらの目標達成に向けて、中国塗料グループは環境・社会貢献による提供価値の拡大、利益体質の改善と安定化、組織基盤の整備、積極的な株主還元と資本効率の向上に取り組んでいます。