大塚ホールディングス (4578) 株価

時価総額
¥6.19兆
PER
22.6倍
医療用医薬品・ニュートラシューティカルズの国内大手。統合失調症治療薬「エビリファイ」やがん治療薬「ロンサーフ」等の医薬品、「ポカリスエット」「カロリーメイト」等の健康食品を展開。子会社181社・関連会社26社で構成。国内外で事業活動を展開。

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事業内容

大塚ホールディングスは、ヘルスケアを事業の核とした総合企業で、医療用医薬品、健康食品、消費者向け製品を幅広く手がけています。同社は国内外で181の子会社と26の関連会社を擁し、医療関連、健康・機能性食品(ニュートラシューティカルズ)関連、消費者関連の3つの主要事業を展開しています。

医療関連事業では医療機関を主な顧客とし、精神神経疾患治療薬「エビリファイ」や抗がん剤「ロンサーフ」などの専門性の高い医薬品を開発・販売しています。健康食品事業では一般消費者向けに、「ポカリスエット」や「カロリーメイト」といった科学的根拠に基づく機能性食品を提供し、消費者関連事業では「ボンカレー」や「クリスタルガイザー」などの日用品を取り扱っています。

事業セグメントは医療関連、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他の4つに分かれています。医療関連では統合失調症治療薬から抗がん剤まで幅広い治療領域をカバーし、ニュートラシューティカルズ関連では栄養ドリンクから美容・健康食品まで多様な製品ラインを展開しています。消費者関連事業では食品・飲料を中心とし、その他の事業では化学製品や計測機器の製造も手がけています。

経営方針

大塚ホールディングスは2024年から2028年を対象とする第4次中期経営計画において、「新規事業の拡大と次世代の成長を生み出す投資を促進」をテーマに据え、2035年の長期ビジョン実現に向けた基盤づくりを進めています。同社は新製品群を背景とする新しい売上成長の仕組みを確立し、独占販売期間終了による調整局面を短期にとどめることで、事業利益成長率2桁以上の成長ステージへの復帰を目指しています。2025年度には売上収益が約2兆4,689億円と前年比6.0%増を達成し、順調な進展を見せています。

同社の重点投資分野は医療関連事業とニュートラシューティカルズ関連事業の2つのコア事業です。医療関連事業では精神・神経、がん、循環器・腎、自己免疫の4領域に特化し、抗精神病薬「レキサルティ」や抗がん剤「ロンサーフ」を成長の柱として位置づけています。ニュートラシューティカルズ関連事業では「地球環境」「女性の健康」「少子高齢社会」という3つの社会課題に対応したカテゴリーで事業を展開し、「ポカリスエット」や「ネイチャーメイド」ブランドを中心に全カテゴリーで成長を実現しています。

新市場開拓では、グローバル展開を積極的に推進しています。2025年には米国でファーマバイト社のサプリメント新工場、ベトナムではポカリスエットの新工場を設立し、インドやナイジェリアでもポカリスエットの販売を開始しました。同社は高成長市場でのブランド確立により、さらなる事業規模の拡大と収益性の向上を図る戦略を取っています。また、次世代の成長を支える『ネクスト8』製品として、新規抗精神病薬ウロタロントやADHD治療薬センタナファジンなど複数の製品で承認申請を進めています。

技術革新への取り組みでは、年間3,000億円規模の研究開発投資を継続し、2025年度の研究開発費は約3,528億円と前年比12.3%増となりました。同社は抗APRIL抗体「VOYXACT」でIgA腎症治療の迅速承認を取得し、次世代ADC創薬技術基盤を持つアラリス社を買収するなど、がん領域での開発品ポートフォリオの拡充を進めています。資本コストを意識した経営の実践として、ROICやROEによる業績管理を導入し、積極的な成長投資の継続と株主還元の充実を両立する財務戦略を展開しています。

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