HUMAN MADE (456A) 株価

時価総額
¥1445.3億
PER
43.8倍
アパレル・ライフスタイルブランドの有力企業。「過去と未来の融合」をテーマとした「HUMAN MADE」ブランドを展開。著名アーティストKAWSやNIKE等とのコラボレーション商品も展開。世界的アーティストPharrell Williams氏が17年に資本参画し23年にアドバイザー就任。自社ECと国内7店舗、海外卸売で展開。

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事業内容

HUMAN MADE Inc.は、「過去と未来の融合」をテーマとした高品質なアパレルおよびライフスタイル商品を企画・製造・販売する会社です。同社は「人間の閃きが生み出し、人間の手が創り出す輝きを、世界へ。」をミッションに掲げ、日本の妥協なきものづくり精神と遊び心を織り交ぜた付加価値の高い商品を展開しています。主力の「HUMAN MADE」ブランドでは、アパレルからインテリア用品まで幅広い商品を手がけています。

同社の顧客は、クリエイティブに造詣の深い一般消費者から著名なアーティスト・クリエイターまで幅広く、国内外問わず支持を獲得しています。収益構造の特徴は、値引き販売を一切行わず、設立以来100%のプロパー消化率(定価での販売率)を維持していることです。需要に対して供給量を絞り込むことで商品のプレミア化を実現し、高い利益率を確保しています。

事業セグメントはブランド事業の単一セグメントですが、販売チャネルは多様化を図っています。自社ECサイトと国内7店舗の直営店をダイレクトチャネルとして重視し、補完的に欧州・中東・東南アジア等への卸売を展開しています。また、世界的アーティストのKAWS氏やVERDY氏、「NIKE」「Levi's」といったグローバルブランドとのコラボレーションを積極的に行い、商品価値とブランド認知度の向上を図っています。

経営方針

HUMAN MADEは「人間の閃きが生み出し、人間の手が創り出す輝きを、世界へ」をミッションとする、アパレル・ライフスタイルブランドを展開する企業として、積極的な海外展開と事業拡大を軸とした中期経営戦略を推進しています。同社は設立以来100%のプロパー消化率を維持する独自のビジネスモデルを武器に、成長性と収益性の両立を目指しています。具体的には、先行投資による営業利益率の低下を一定に抑えながら、健全な速度での売上・利益成長を計画しており、売上高成長率、営業利益率、ROE、株主資本比率を重要な経営指標として掲げています。

同社の重点投資分野は海外展開の本格化にあり、現在売上の約65%が海外需要という状況を踏まえ、地域別に最適化された戦略を展開しています。中国などの大規模市場では主戦場として位置付け、人材と資金を優先配分した自社投資によるリターン最大化を目指す一方、韓国や台湾では効率性を重視したパートナー展開、EUエリアではブランディング施策に力点を置いた多層的なアプローチを採用しています。技術面では、生産管理システムの導入による業務効率化や、品質管理の仕組み化、サプライヤーポートフォリオの最適化を通じて、品質向上とコスト抑制を両立する体制構築を進めています。

新市場開拓においては、現在のHUMAN MADEブランドに加えて、第二・第三の柱となるブランドポートフォリオの拡大を重要戦略として位置づけています。同社はNIGO氏をはじめとするクリエイティブディレクターやアドバイザーとのネットワークを活用し、ポテンシャルはあるが完全に力を発揮できていないブランドIPの発掘と買収を計画しています。これらの買収したIPを自社のビジネスケイパビリティと組み合わせることで、グローバルブランドへと成長させる戦略を描いており、中長期的には海外IPへの投資や買収も積極的に検討するとしています。

経営基盤の強化においては、上場時調達資金を国内外店舗出店やECシステムなどの設備投資に、既存の現預金と今後の営業キャッシュフローをブランド企業やIPのM&Aに充当する資金戦略を明確化しています。同時に、アセットライトで損益分岐点を低く抑えた効率的な経営体質を維持しながら、リスクマネジメント体制の確立とコーポレートガバナンスの強化を通じて、外部環境の変化にも耐えうる安定した事業運営を目指しています。特に予実管理体制や適時開示体制の充実により、経営の透明性向上と資本コストの低減を図る方針を示しています。

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