ネクセラファーマ (4565) 株価

時価総額
¥924億
PER
バイオ医薬品の有力企業。GPCR標的薬の研究開発から販売まで手掛け、独自のNxStaR™技術による候補品探索が特徴。英国子会社が創薬・前臨床開発、日本・韓国子会社が臨床開発・販売を担当。日本・英国・韓国を中心に展開。

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事業内容

ネクセラファーマは、日本と世界のアンメットニーズ(未充足の医療ニーズ)に応える新しいスペシャリティ医薬品の開発・販売を手がけるバイオ医薬品企業です。同社は医薬品の研究(創薬)から開発、販売まで一貫して行っており、患者の生活の質向上を目指した革新的な治療薬の創出を事業の中核としています。

同社の収益構造は医薬品事業の単一セグメントで構成されており、現在は開発段階の企業として研究開発活動に注力しています。主な顧客となるのは将来的には医療機関や患者となりますが、現段階では新薬の承認取得と市場投入に向けた臨床開発を進めている状況です。

同社グループは、英国子会社が創薬・前臨床・初期臨床開発を、日本子会社が日本・韓国での臨床開発と販売を担当する地域別の役割分担体制を構築しています。特に英国拠点では、独自のNxStaR™技術を活用したGPCR(Gタンパク質共役受容体)の構造解析や新薬候補物質の探索を行っており、将来的にはアジア太平洋地域への事業拡大も視野に入れています。

経営方針

ネクセラファーマは、日本発の国際的なリーディングバイオ医薬品企業を目指し、独自の技術プラットフォームを武器にグローバル展開を進めています。同社は2024年4月にそーせいグループから社名変更したことを機に戦略を刷新し、2つの戦略的な柱を掲げています。第一に日本およびアジア太平洋地域(中国除く)の患者に革新的な医薬品を届けること、第二に独自の「NxWave™」プラットフォーム技術で精密にデザインされた新薬プログラムをグローバルで推進することです。

同社の差別化戦略の核心は、Gタンパク質共役受容体を標的とする独自のGPCR構造ベース創薬「NxWave™」プラットフォームにあります。この技術により、神経疾患や精神神経疾患、免疫疾患、炎症性疾患などの重要な治療領域をターゲットとした、ファーストインクラスあるいはベストインクラスとなり得る30品目を超える幅広いパイプラインを構築しました。同技術はGPCRをターゲットとする新薬設計における世界的リーダーとなることを目指しており、同社の競争優位性の源泉となっています。

新市場開拓においては、地域別の戦略を明確に分けています。日本およびアジア太平洋地域では、開発リスクの低い承認済みあるいは後期臨床開発段階の開発品を外部から導入し、中長期的には自社品の開発によりパイプラインを拡充する方針です。現在、脳血管攣縮治療薬「ピヴラッツ®」や不眠症治療薬「クービビック®」などのライセンス権を保有し、ファブリー病治療薬Lucerastatの独占的オプション権も確保しています。一方、その他の地域では、創薬から初期臨床開発までを自社で行い、その後は提携先への導出を目指す戦略を採用しています。

技術革新への取り組みでは、大手製薬企業が外部のイノベーションを求める業界動向を追い風として、持続的にビジネス機会を創出する資本効率の良いビジネスモデルを追求しています。ノバルティス社の呼吸器疾患製品からのロイヤリティ収入が重要かつ安定的な資本源となっており、これらの収益を新薬開発への投資に活用することで、価値創造の好循環を構築しています。同社は医薬品開発における財務上・商業上のリスクを取って研究開発を目指す事業者の減少により、技術に立脚した企業として有利な立場にあると認識しています。

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