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ゼリア新薬工業JP:4559
沿革
1955年12月 |
株式会社ゼリア薬粧研究所(東京都中央区・資本金300万円)設立 |
1958年5月 |
ゼリア化工株式会社に商号変更 |
OTC医薬品(一般用医薬品)生産のため板橋工場新設 |
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1959年1月 |
OTC医薬品(一般用医薬品)の製造・販売開始 |
1959年3月 |
ゼリアフランチャイズストア連盟設立 |
1961年3月 |
東京ゼリア株式会社・大阪ゼリア株式会社を吸収合併(資本金4,400万円) |
1961年4月 |
ゼリア株式会社に商号変更 |
1962年4月 |
医療用医薬品の製造・販売開始 |
1964年12月 |
関節痛・腰痛治療剤「コンドロイチンZS錠」を発売 |
1969年5月 |
消炎性抗潰瘍剤「マーズレン―S顆粒」を発売 |
1970年5月 |
ゼリア新薬工業株式会社に商号変更 |
1975年4月 |
埼玉県大里郡江南町(現埼玉県熊谷市)に埼玉工場新設(第1期工事) |
1978年3月 |
埼玉工場増設(第2期工事) |
1983年3月 |
ゼリア化学株式会社(現・連結子会社「ゼリアヘルスウエイ株式会社」)の全株式を取得 |
1983年10月 |
埼玉県大里郡江南町(現埼玉県熊谷市)に中央研究所新設(第1期工事) |
埼玉工場増設(第3期工事) |
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1985年9月 |
埼玉工場増設(第4期工事) |
1986年4月 |
コラーゲン使用吸収性局所止血材「アビテン」を発売 |
1986年6月 |
100%子会社 株式会社ゼービス(現・連結子会社)を設立 |
1987年1月 |
板橋工場を廃止し、埼玉工場に統合 |
1987年10月 |
100%子会社 ゼリア化工株式会社を設立 |
1988年6月 |
中央研究所増設(第2期工事) |
1988年11月 |
ゼリア化工株式会社が茨城県牛久市桂町に筑波工場新設(第1期工事) |
1989年2月 |
ニューヨークに100%子会社の現地法人Zeria USA, INC. (現・連結子会社)を設立 |
1990年9月 |
抗潰瘍剤(H2受容体拮抗剤)「アシノンカプセル150」を発売 |
1991年9月 |
放射線療法による白血球減少抑制剤「アンサー20注」を発売 |
1993年4月 |
株式会社カワサキ(現「ゼリア商事株式会社」)の全株式を取得 |
1993年9月 |
非ステロイド性鎮痛消炎剤「ペオン錠80」を発売 |
1993年10月 |
沖縄ゼリア株式会社を吸収合併 |
1994年4月 |
高血圧治療剤(カルシウム拮抗剤)「ランデル錠10・20」を発売 |
1994年10月 |
亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック顆粒15%」を発売 |
1995年3月 |
埼玉工場増設(第5期工事) |
1995年10月 |
ゼリア化工株式会社を吸収合併 |
1996年1月 |
東京都中央区日本橋に本社新館新設 |
1996年2月 |
滋養強壮剤・肝臓水解物配合「新ヘパリーゼプラス」を発売 |
1997年7月 |
抗潰瘍剤(H2受容体拮抗剤)「アシノンカプセル75」を発売 |
1998年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1999年2月 |
伊藤忠商事株式会社及びその関連会社株式会社スーパーレックスへの物流業務委託により新物流体制を稼動 |
2000年3月 |
東京証券取引所市場第一部指定 |
100%子会社 株式会社ゼリアエコテックを設立 |
2003年9月 |
100%子会社 株式会社ゼリアップを設立 |
2005年7月 |
滋養強壮ドリンク・肝臓水解物配合「新ヘパリーゼドリンク」を発売 |
2006年7月 |
亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマックD錠75」(口腔内崩壊錠)を発売 |
2006年11月 |
筑波工場増設(第2期工事) |
2007年6月 |
大腸内視鏡前腸管洗浄剤「ビジクリア錠」を発売 |
2007年11月 |
抗潰瘍剤(H2受容体拮抗剤)「アシノン錠75mg・150mg」を発売 |
2008年10月 |
イオナ インターナショナル株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得 |
2009年9月 |
Tillotts Pharma AG(現・連結子会社)の全株式を取得 |
2009年12月 |
潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール錠400mg」を発売 |
2010年9月 |
Biofac Esbjerg A/S(現「ZPD A/S」現・連結子会社)の85%の株式を取得 |
2011年11月 |
コンビニエンスストア向け清涼飲料水「ヘパリーゼW」を発売 |
2012年1月 |
植物性便秘薬「新ウィズワン」を発売 |
2013年3月 |
低リン血症治療剤「ホスリボン配合顆粒」を発売 |
2013年6月 |
機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド錠100mg」を発売 |
2013年8月 |
ZPD A/S(現・連結子会社)の株式を追加取得し完全子会社化 |
2013年10月 |
コンビニエンスストア向け清涼飲料水「ヘパリーゼWハイパー」を発売 |
2014年9月 2015年6月 2015年7月 2015年9月 2015年10月 2016年3月 2016年9月 2016年10月 2016年11月 |
月経前症候群治療薬「プレフェミン」を発売 コンビニエンスストア向け炭酸飲料「ヘパリーゼWスパークリング」を発売 Tillotts Pharma AG(現・連結子会社)によるAstraZenecaからの炎症性腸疾患治療剤「Entocort」の米国を除く全世界の権利取得 Pharmaceutical Joint Stock Company of February 3rd(現・連結子会社)の49%の株式を取得 滋養強壮剤・肝臓水解物配合「ヘパリーゼプラスⅡ」を発売 コンビニエンスストア向け清涼飲料水「ヘパリーゼWプレミアム」を発売 Pharmaceutical Joint Stock Company of February 3rd(現・連結子会社)の株式を追加取得し、株式保有割合が77.89%に増加 滋養強壮ミニドリンク剤「ヘパリーゼ キングプラス」及び「ヘパリーゼ キングEX」を発売 クローン病治療剤「ゼンタコートカプセル3mg」を発売 |
2018年4月 2020年3月 |
コンビニエンスストア向け清涼飲料水「ヘパリーゼWプレミアム極(きわみ)」を発売 コンビニエンスストア向け炭酸飲料「ヘパリーゼW炭酸」を発売 |
2020年4月 2020年9月 2020年11月 |
日水製薬医薬品販売株式会社(現「健創製薬株式会社」現・連結子会社)の全株式を取得 鉄欠乏性貧血治療剤「フェインジェクト静注500mg」を発売 Tillotts Pharma AG(現・連結子会社)によるAstellas Pharma Europe Ltd.からのクロストリジウム・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア錠」の欧州・中東・アフリカ及び独立国家共同体における製造販売権の承継 |
2021年12月 2022年3月 2022年4月 |
軽度の静脈還流障害による足のむくみ改善薬「ベルフェミン」を発売 過敏性腸症候群(IBS)改善薬「コルペルミン」を発売 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023年4月 |
アステラス製薬株式会社よりClostridioides(Clostridium)difficileによる感染性腸炎治療剤「ダフクリア錠200mg」の製造販売承認を承継 |
事業内容
ゼリア新薬工業とそのグループ会社(子会社21社を含む)は、医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業、およびその他の事業を展開しています。医療用医薬品事業では、ゼリア新薬工業自身が医療用医薬品の製造、仕入れ、販売を行っています。また、Tillotts Pharma AGは医療用医薬品の製造・販売を主に担当し、その子会社7社は販売を専門としています。㈱ゼリアップはゼリア新薬工業の医療用医薬品の営業販促活動を請け負っており、Pharmaceutical Joint Stock Company of February 3rdも医療用医薬品の製造・販売を手掛けています。
コンシューマーヘルスケア事業では、ゼリア新薬工業がOTC医薬品や健康食品の製造、仕入れ、販売を行っています。ゼリアヘルスウエイ㈱は、健康食品や化粧品の販売を、イオナインターナショナル㈱は医薬部外品を含む化粧品の製造・販売を、ZPD A/Sは医薬品原料の製造・販売を、Pharmaceutical Joint Stock Company of February 3rdおよび健創製薬㈱はOTC医薬品や健康食品の製造・販売をそれぞれ担当しています。
その他の事業としては、㈱ゼービスが保険代理業や不動産業を、ゼリア商事㈱が販促物の仕入れ・販売を、㈱ゼリアエコテックが各種メンテナンス事業を行っています。これらの事業を通じて、ゼリア新薬工業グループは医療と健康に関わる幅広い分野で事業を展開しています。
経営方針
ゼリア新薬工業及びそのグループ会社は、医療用医薬品事業とコンシューマーヘルスケア事業を中心に、幅広い事業を展開しています。同社は「健康づくりは幸せづくり」という基本理念のもと、総合健康企業としての地位を確立し、クオリティ・オブ・ライフの向上に貢献しています。その成長戦略は、国際的な医療ニーズに応える医薬品の研究開発と販売、そしてセルフメディケーションを指向したコンシューマーヘルスケア製品の開発に注力しています。
同社グループは、医療用医薬品事業において消化器系領域に特化し、さらに癌領域への研究開発を強化しています。コンシューマーヘルスケア事業では、独創的な製品開発によりセルフメディケーションへの貢献を目指しています。また、M&Aやアライアンスを通じたグローバル展開も積極的に進めており、持続的な成長を目指しています。
2023年度から始まる第11次中期経営計画では、グローバル展開の加速、医療用医薬品事業とコンシューマーヘルスケア事業の拡大と収益性の改善、財務体質の強化を通じて、ゼリアグループの持続的な発展と企業価値向上を目指しています。これには、新たなM&Aやアライアンスの推進も含まれます。
同社は、医療用医薬品事業においては国内外でのプレゼンス向上を図り、コンシューマーヘルスケア事業では生活者のニーズに応える製品開発と販売促進に注力します。また、グローバル展開では、欧州およびアジア地域での事業拡大に一層注力し、特にアジア市場での新工場建設や新規事業の開始に向けた準備を進めています。
このように、ゼリア新薬工業は、医療用医薬品とコンシューマーヘルスケアの両輪を強化し、グローバルな視点での事業展開を加速させることで、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。