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ウィルズJP:4482
沿革
2004年10月 |
インベスター・ネットワークス株式会社(資本金4,500万円 東京都千代田区)を設立 |
2005年11月 |
IR活動支援ツール「IR-navi」をリリース |
2008年3月 |
本社を東京都渋谷区広尾に移転 |
2008年9月 |
JIS Q 15001(プライバシーマーク)認証取得(登録番号 10840370号) |
2009年11月 |
本社を東京都渋谷区渋谷に移転 |
2011年10月 |
「株主ポイント倶楽部」をリリース |
2013年11月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
2015年9月 2017年1月 |
「プレミアム優待倶楽部」をリリース 株式会社ウィルズへ商号変更 |
2017年9月 |
議決権行使結果回収システム、SRサイトサーバ、議決権行使結果回収方法、プログラム、及び情報処理システムにおける特許取得(特許第6203932号) |
議決権行使結果回収システム、議決権行使結果回収方法における特許取得(特許第6203933号) |
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2017年11月 |
「プレミアム優待倶楽部PORTAL」をリリース |
2018年4月 |
個人株主管理システム、及び個人株主管理方法における特許取得(特許第6325152号) |
2018年6月 |
当社を存続会社とし、アレックス・ネット株式会社を吸収合併 |
2018年9月 |
ISO/IEC 27001:2013認証取得(認証登録番号 12793) |
2019年3月 2019年4月 |
個人投資家向けメディア「上場社長プレミアムトーク」をリリース 「WILLsVote」(電子議決権行使プラットフォーム)の提供開始 「プレミアム優待倶楽部GIFT CARD」の販売開始 |
2019年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式上場 |
2020年4月 |
「オンライン出席型決算説明会運営サービス」、「ESG経営に不可欠なリスク管理サービス」及び「ブロックチェーン技術を活用したバーチャル株主総会開催支援サービス」をリリース |
2020年10月 |
株式会社ネットマイル(旧 株式会社INMホールディングス)の全株式の取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場へ移行 |
2022年12月 |
本社を東京都港区虎ノ門二丁目に移転 |
2023年11月 |
従業員持株会向けに「プレミアム優待倶楽部」をリリース |
事業内容
ウィルズは、「MAXIMIZE CORPORATE VALUE」をスローガンに掲げ、上場企業と投資家を繋ぐことで資本市場の効率化と企業価値の最大化を目指しています。同社は主に株主管理プラットフォーム事業と広告事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
株主管理プラットフォーム事業では、機関投資家マーケティングプラットフォーム「IR-navi」、個人投資家マーケティングプラットフォーム「プレミアム優待倶楽部」、そして「プレミアム優待倶楽部PORTAL」を提供しています。これらのプラットフォームは、上場企業と機関投資家や個人投資家をクラウド上で繋ぎ、情報の取得や交換をインタラクティブに行うことができます。また、ESGソリューションの展開や、ブロックチェーン技術を活用したデータの改竄防止やセキュリティ強化も行っています。
広告事業では、「自社媒体Web広告」と「Web広告代理店及びアドバタイジングゲーム」の二つのサービスを提供しています。自社媒体Web広告は、検索エンジンアルゴリズムのアップデートに合わせたWEBコンテンツの見直しや追加を通じて、WEB検索からのアクセス向上を目指します。一方、Web広告代理店及びアドバタイジングゲームでは、ウィルズが開発したゲームソリューションを顧客のWebサイトに導入し、ユーザーのロイヤリティ向上やWeb広告売上の向上を図ります。
ウィルズは、これらの事業を通じて、上場企業の株主構成の最適化、中長期的な安定株主の創出、株主管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進など、顧客企業の多様なニーズに応えています。
経営方針
ウィルズは、資本市場の効率化と企業価値の最大化を目指し、「MAXIMIZE CORPORATE VALUE」をスローガンに掲げています。同社の成長戦略は、プラットフォームの拡充、サービス提供の強化、およびサステナビリティソリューションの提供に重点を置いています。具体的には、個人投資家向け「プレミアム優待倶楽部」、機関投資家向け「IR-navi」の拡販、および「プレミアム優待倶楽部PORTAL」の利用拡大に経営資源を集中させています。これらのプラットフォームを通じて、上場企業と株主との対話を促進し、個人投資家による投資を活性化させることを目指しています。
さらに、ウィルズはESGソリューションにも注力しており、TCFDやSDGsを背景に、サステナビリティソリューション事業での差別化と競争優位性の確立を目指しています。これにより、導入企業の増加を図り、株主管理プラットフォーム事業の拡大とシェアの拡大を目指しています。
経営環境としては、株主優待制度の導入企業数の増加や、サステナビリティ情報の開示要求の高まりなど、同社のサービスへのニーズが一層高まっている状況があります。これらの動向を踏まえ、ウィルズはプラットフォームの継続的な開発、優待商品の供給体制の強化、営業及び開発体制の強化に取り組んでいます。
また、優秀な人材の採用と育成、システムの安定性向上、情報管理体制の整備、コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制の強化など、事業上及び財務上の課題にも積極的に対処しています。これらの戦略と取り組みを通じて、ウィルズは事業の拡大と高い成長を目指しています。