マクアケJP:4479株価

時価総額
¥132.5億
PER
37.3倍
応援購入サービスの大手。Makuakeを中心にキュレーターによるコンサルや広告配信代行、EC販売取次を展開。プロジェクトサポーターのリピート率が7割超の安定した顧客基盤。日本国内中心に全国の自治体や金融機関との連携を含む展開。

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事業内容

マクアケは、新商品や新サービスの実現を目指す事業者と、それを応援して先行購入する個人を結び付ける応援購入プラットフォームを運営しています。プロジェクト実行者が量産前の商品や体験を先行販売し、生活者が応援の気持ちで購入する仕組みを提供しています。

同社の主要な顧客は、商品やサービスを立ち上げたい企業・事業者と、興味を持って応援購入を行う個人(国内外のサポーター)です。収益はプロジェクトが成立した際に事業者から受け取る手数料と、プラットフォーム利用に対するサポーターからのシステム利用料が中心で、目標達成に応じて資金が事業者に渡る方式(All-inやAll-or-Nothing)を選べます。

事業は単一セグメントの応援購入事業で、主力のMakuakeに加え、企業の技術を事業化する支援を行うMakuake Incubation Studio、広告配信代行や安心システム、EC販売のMakuake STOREや実店舗連携のMakuake SHOP、購買データを活用したMakuakeインサイトなど関連サービスで構成しています。担当キュレーターによる出稿支援や審査体制、広告代行や進捗のモニタリングでプロジェクトの品質と購入者の安心を確保し、リピート率の高い顧客基盤を築いています。

経営方針

同社は成長戦略の中心に取扱高の拡大を据えており、これを主要な経営指標として事業展開を進めています。具体的にはMakuakeを「新商品のオンラインデビュー市場」から2025年9月期以降は「小売市場全般」に定義を拡大し、事業者の事業成長パートナーへ転換することで、応援購入総額や安心システム利用料を含む取扱高の拡大を目指しています。直近の四半期実績では取扱高は千円換算で第3四半期約4,887,249千円(約48.9億円)や第4四半期約4,666,478千円(約46.7億円)といった水準があり、同社はこれらの規模をさらに高めることで収益基盤の強化を図っています。

同社は差別化のためにキュレーターによる出稿支援や厳格な審査体制、カスタマーサポートの強化などオペレーション面に重点投資を行っています。具体的にはプロジェクト審査を担うプロジェクト法務局とキュレーター部門の能力強化、人材採用・育成に投資し、審査項目の標準化やモニタリング体制の拡充、返金制度の整備でトラブル防止に努めています。またMakuakeインサイト、Makuake Incubation Studio、広告配信代行、安心システム、Makuake STORE/SHOPといった付随サービスを通じて事業者に対する伴走支援を深め、同社は高いリピート利用率(掲載開始数に占めるリピート実行者比率は60%超、サポーターのリピート購入割合は75%前後を維持)を維持することで競合との差別化を目指しています。

同社は新市場開拓と事業拡大に向け、単なる先行販売プラットフォームから企画(Plan)→先行販売(Debut)→流通拡大(Growth)まで一貫支援するモデルへと変革を進めています。これにより事業者が量産・一般流通へ進む過程で必要なデータや販路、広告ノウハウを提供し長期的な伴走関係を築く計画です。地域展開でも東京以外に大阪、石川、愛知、広島、福岡、韓国ソウルの拠点を持ち、今後も国内外で拠点増設と掲載プロジェクト数の拡大を図ることで、四半期掲載開始数(直近は約1,423件/第4四半期)とアクセスUU(直近は1,002万件超)を成長に結びつけることを目指しています。

同社は技術革新を成長の実行手段と位置づけ、サービス開発とオペレーションの自動化に継続投資しています。具体的にはウェブ・アプリの新機能開発、検索・レコメンドやCRM機能の改善、AIの活用による審査効率化と判断基準の標準化、内部オペレーションのシステム化による工数削減を進めています。加えてシステム安定性や情報管理の強化にも注力しており、同社はこれらの技術投資を通じてユーザー体験の向上とスケーラブルな事業運営を両立させることを目指しています。