マクアケJP:4479

時価総額
¥83億
PER
応援購入サービス「Makuake」の運営、新事業創出支援「Makuake Incubation Studio」、広告配信代行、ECサイト「Makuake STORE」、海外向けサービス「Makuake Global」、リアル店舗展開「Makuake SHOP」を手がける。

沿革

2013年5月

東京都渋谷区道玄坂に株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングを設立

2013年8月

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の提供開始

2015年1月

関西支社を設立

2015年6月

プロジェクトの実行者向けにプロジェクト分析ツール「Makuakeアナリティクス」機能の提供開始

2016年1月

企業向け新製品開発サポートサービス「Makuake Enterprise(現 「Makuake Incubation Studio」)」の提供開始

2016年3月

ECサイト「Makuake STORE」の提供開始

2016年12月

株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区)とプロジェクト実行者の紹介等を目的としたビジネスマッチングにかかる提携開始

2017年10月

「株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング」から「株式会社マクアケ」に商号変更

2018年3月

北海道拠点を設立

2018年5月

地方自治体がプロジェクト実行者となりプロジェクトへの寄附を募る「ふるさと納税型サービス:Makuakeガバメント」の提供開始

2018年7月

韓国においてクラウドファンディングプラットフォーム「Wadiz」を運営するWadiz Corp.と、互いのプロジェクト実行者の紹介による海外進出サポートを目的として、業務提携を開始

2018年10月

九州拠点を設立

2018年12月

東京都渋谷区渋谷に本社移転

2019年1月

株式会社NCネットワークと中小製造業の新事業や自社製品開発を行う製造パートナー企業の紹介に関する業務連携を開始

2019年3月

株式会社ライトアップと「Makuake」にてプロジェクトを実施した中小企業の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」取得サポートに関する業務提携を開始

2019年4月

「Makuake」を利用する日本酒の酒蔵が100社を突破

2019年7月

金融機関との連携100社を突破

2019年7月

台湾に拠点を置き、香港、マレーシア、シンガポールにサービスを展開しているECプラットフォーム「citiesocial」と「Makuake」でプロジェクトを実施した実行者が「citiesocial」を通じて商品を販売できるよう紹介する業務提携を開始

2019年7月

台湾の大手新聞社udnグループ運営のECサイト「uDesign」と日本企業の台湾進出、台湾企業の日本進出を相互にサポートすることを目的として、業務提携を開始

2019年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2020年1月

ソウル市の中小企業支援機関・ソウル産業振興院(SBA)と韓国の中小企業の日本進出を「Makuake」でサポートする業務提携を開始

2020年8月

名古屋拠点を設立

2021年1月

米国Indiegogo, Inc.運営の世界最大級のクラウドファンディングサービス「Indiegogo」と日本企業及び欧米企業がそれぞれの地域に進出する際の相互サポートを目的として、業務提携を開始

2021年5月

韓国拠点を設立

2021年8月

海外から応援購入を受け付ける機能グローバル展開機能「Makuake Global」の提供を開始

2021年10月

中四国拠点を設立

2022年4月

東京証券取引所グロース市場へ移行

2022年6月

スタートアップ企業を対象に商品開発から経営まで全面的なサポート事業を行うBREW株式会社とスタートアップ企業の「Makuake」デビュー前から実施終了以降までの事業成長をトータルでサポートする目的として、業務提携を開始

2022年9月

「Makuake」から生まれたユニークな商品が揃うECプラットフォーム「Makuake STORE」がリニューアルオープン

2022年10月

北陸拠点を設立

2023年3月

韓国国内の中小企業に対して販路拡大の支援を行う韓国の行政機関・中小企業流通センターと韓国の中小企業の日本進出をサポートする目的として、業務提携を開始

2023年5月

株式会社マイクロアドの台湾法人で、日本企業の台湾進出支援やマーケティング支援を行うMicroAd Taiwan, Ltd.とMakuakeと日本企業の台湾進出、台湾企業の日本進出を相互にサポートすることを目的として、業務提携を開始

2023年6月

企業の新商品企画・開発を支援する「Makuake Incubation Studio」が中小企業向けのサポートメニューを提供開始

事業内容

マクアケは、新しいアイデアや技術を持つプロジェクト実行者と、それらを支援したい消費者を繋ぐ応援購入サービス「Makuake」を運営しています。このサービスでは、プロジェクト実行者が新商品やサービスを先行販売し、消費者が応援の意味を込めて購入する仕組みを提供しています。マクアケは、プロジェクトが成功した際にプラットフォーム利用料を受け取るビジネスモデルを採用しています。

また、マクアケは「Makuake Incubation Studio」を通じて、企業の研究開発技術や独自技術を活用した新事業の創出をサポートしています。このサービスでは、技術用途探索、共同プロデュース、事業創出ワークショップなどを提供し、新製品や新事業の開発を促進しています。

その他のサービスとして、広告配信代行、ECサイト「Makuake STORE」、海外向けサービス「Makuake Global」、リアル店舗での販売をサポートする「Makuake SHOP」などがあります。これらのサービスを通じて、プロジェクト実行者の販売促進やビジネスの拡大を支援しています。

マクアケは、プロジェクトの品質を確保するための審査体制や、プロジェクト実行者へのコンサルティングサポート、メディアを活用した広告宣伝活動などを行い、プロジェクトの成功をサポートしています。また、既存会員のリピート購入や、プロジェクト成立後のモニタリング、マーケティングデータの提供などを通じて、プロジェクト実行者と消費者の双方にメリットを提供しています。

経営方針

マクアケは、新しいものや体験を生み出すプロジェクト実行者と、それらを支援する消費者を結びつける応援購入サービス「Makuake」を中心に事業を展開しています。同社は、プロジェクト実行者からのプラットフォーム利用料を主な収益源としており、応援購入総額の拡大を最重要経営指標としています。また、企業の新事業創出をサポートする「Makuake Incubation Studio」や、広告配信代行、ECサイト「Makuake STORE」、海外向けサービス「Makuake Global」、リアル店舗での販売支援「Makuake SHOP」など、多岐にわたるサービスを提供し、プロジェクト実行者の販売促進やビジネス拡大を支援しています。

成長戦略として、マクアケはプラットフォームの自律的な成長サイクルの確立、ブランディングの強化、品質保証体制の強化、およびMakuake生態系の拡大に注力しています。これらの取り組みを通じて、新商品や新サービスのオンラインデビュー市場における最大のプラットフォーマーとしての地位を確立し、市場の顕在化と同市場におけるリーダーとしての地位の確立を目指しています。

また、プロジェクト実行者とプロジェクトサポーターのリピート利用の向上、優秀な人材の確保と育成、審査強化に向けた体制構築、モニタリング体制の構築によるトラブル発生防止、業務の効率化、システム開発投資の拡大、集客のための広告投資拡大、メディア力とマッチング力の強化、エリア展開の強化、システムの安定性確保、情報管理体制の強化、内部管理体制の整備など、多方面での課題に対処しています。これらの取り組みを通じて、マクアケは持続可能な成長を目指しています。