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HENNGEJP:4475
沿革
1996年11月 |
東京都三鷹市において、有限会社ホライズン・デジタル・エンタープライズを設立 |
1997年11月 |
株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズに組織変更 |
2007年5月 |
商号を株式会社HDEに変更 本店所在地を東京都渋谷区南平台町16番28号へ移転 |
2007年12月 |
ISMSの国際規格ISO27001認証取得 |
2011年3月 |
HDEメールサービスの販売開始 |
2014年1月 |
HDEメールサービスの名称を「HDE One」に変更 |
2015年6月 |
大阪市北区に大阪ブランチオフィスを開設 |
2016年8月 |
名古屋市中村区に名古屋ブランチオフィスを開設 |
2016年10月 |
台湾に台灣惠頂益股份有限公司を設立 |
2018年8月 |
福岡市博多区に福岡ブランチオフィスを開設 |
2019年2月 |
商号をHENNGE株式会社に変更 「HDE One」の名称を「HENNGE One」に変更 「HENNGE Workstyle」の販売開始 |
2019年4月 |
「Chromo Education」の販売開始 |
2019年6月 |
「HENNGE One」新ライセンス体系にて販売 |
2019年10月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2020年7月 |
「HENNGE One for Education」を販売 |
2020年8月 |
「CHROMO(クロモ)」を販売 |
2020年11月 |
多要素認証を実現する「HENNGE Lock」の提供開始 |
HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラムの開始 |
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2021年10月 |
自治体向けコミュニケーションサービス名称を「CHROMO(クロモ)」から「SumaMachi(スマまち)」に変更 |
「HENNGE One」の機能を大幅にアップデート |
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2022年4月 |
「HENNGE Connect」を提供開始 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行 |
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2022年11月 |
自社完結型の標的型攻撃メール訓練サービス「tadrill(タドリル)」を提供開始 |
2022年12月 |
福岡市中央区に福岡ブランチオフィスを移転 |
2023年5月 |
「HENNGE One for Education」にメールセキュリティ機能追加 |
2023年6月 |
「HENNGE Secure Download for Box」を提供開始 |
2023年8月 |
株式会社kickflowへの出資及び同社との資本業務提携契約を締結 |
事業内容
HENNGEは、テクノロジーの解放を経営理念として掲げ、企業が技術の恩恵を受けやすい形で提供し、新しい価値を創出することを目指しています。同社は、特にパッケージソフトウェアをクラウドサービスとして提供するSaaS(Software as a Service)に注力しており、一度開発することで複数の顧客に同じサービスを提供できる量産効果を持つ商品を展開しています。
同社の主要サービスである「HENNGE One」は、クラウドサービスの導入を検討する企業に対し、セキュリティリスクを軽減しながらクラウドサービスの利便性を損なわないよう支援する総合的なサービスです。このサービスは、アクセス制御、シングルサインオン、情報漏洩対策、大容量ファイルの送受信、脱PPAP対策、標的型攻撃対策など、多岐にわたる機能を備えています。
また、同社はプロフェッショナル・サービス及びその他事業も展開しており、「Customers Mail Cloud」というメール配信サービスを提供しています。このサービスは、メールを携帯・PC・スマートフォンに大量かつ高速に配信することを可能にし、企業が開発するシステムから簡単に利用できるクラウドベースのメール配信サービスです。
HENNGEの事業は、SaaS形態でのサービス提供に重点を置き、サブスクリプション型のリカーリング・レベニューモデルを採用しています。これにより、同社は安定した収益を確保し、新たな課題に挑戦し続けることが可能です。同社のサービスは、業種や業態、部署や勤務形態を問わず、多くの企業にとって有益なものとなっています。
経営方針
HENNGEは、テクノロジーの解放を経営理念に掲げ、ITの力を広くお客様に届けることで世界の発展に貢献している企業です。同社は、クラウドサービスの提供を通じて、テクノロジーのギャップを埋める役割を果たし、新しい価値を創出し続けています。特に、SaaS(Software as a Service)モデルに注力し、一度開発したサービスを複数の顧客に提供することで、効率的なビジネス展開を行っています。
主要サービス「HENNGE One」は、セキュリティと利便性を両立させることで、企業のクラウドサービス導入を支援しています。このサービスは、アクセス制御や情報漏洩対策など、多岐にわたる機能を備えており、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させます。
成長戦略として、HENNGEはLTV(Life Time Value)の最大化に注力しています。これには、契約企業数の最大化、ユーザあたり単価(ARPU)の向上、平均ユーザ数の最大化が含まれます。営業人員の増員や広告宣伝活動を通じてブランド力を高め、販売パートナーとの連携を強化することで、契約企業数を増やしています。また、顧客の要望に応える機能改善や新機能・新サービスの開発を通じて、ARPUの向上を目指しています。
さらに、同社は、提供サービスの基盤システムの効率化と、そこから生まれる利益の研究開発への再投資を重視しています。新機能・新サービスの研究開発に注力し、サービスの価値向上を図るとともに、サービスの認知度向上のための広告宣伝や営業活動にも先行投資しています。これにより、健全な財務状況を維持し、持続的な成長を目指しています。