ボードルアJP:4413

時価総額
¥539.1億
PER
ITインフラストラクチャに特化し、コンサルティング、マルチベンダー構築支援、マネージドサービス、クラウド基盤導入支援を提供。

沿革

2007年4月

東京都文京区湯島に、㈱ニキティスの100%子会社としてネットワークインテグレーション事業を事業目的とした、㈱ボードルア(資本金250万円)を設立

2007年6月

業務拡大により、本社を東京都渋谷区桜丘町に移転

2009年1月

業務拡大により、本社を東京都渋谷区代々木に移転

2009年9月

一般労働者派遣事業許可証を取得

2010年6月

業務拡大により、本社を東京都港区六本木に移転

2011年12月

業務拡大により、本社を東京都港区赤坂に移転

2012年2月

資本金を1,000万円へ増資

2012年3月

第二オフィスを東京都港区六本木に開設

2012年9月

ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)を取得

2016年8月

資本金を3,000万円へ増資

2017年12月

資本金を5,000万円へ増資

2019年2月

普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割

2019年5月

()ニキティスから新設分割した()サーディンの子会社となる

2019年6月

普通株式1株につき1.2株の割合で株式分割

2019年6月

()サーディンとの間で当社を存続会社とする吸収合併を実施

2019年11月

本社に統合した第二オフィスを東京都港区六本木に再開設

2020年7月

第三オフィスを東京都港区六本木に開設

2021年1月

請負案件の受注増加により、第二オフィスを増床

2021年7月

社内研修施設拡張のため、第三オフィスを増床

2021年7月

普通株式1株につき10株の割合で株式分割

2021年11月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場へ移行

2022年4月

株式会社ZOSTECを連結子会社化

事業内容

ボードルアは、ITインフラストラクチャ分野に特化した事業を展開しています。同社グループは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスやアプリケーション、システムの利用に必要なサーバー、ネットワーク、セキュリティなどの構築と運用をサポートしています。これにより、ITサービスの利用が可能になり、ITインフラストラクチャは現代の生活インフラの一部となっています。

ボードルアは、ITコンサルティング、設計構築のマルチベンダー構築支援、マネージドサービスによる運用保守、オンプレミスおよびクラウド上でのITインフラストラクチャの稼働支援を行っています。同社は、DX推進、IoT活用、サーバー仮想化技術、クラウド利用の増加、無線LANインフラの拡大、ローカル5Gの導入など、社会的ニーズの多様化に対応しています。

売上分類においては、サービス内容に基づく時間別売上、プロジェクト別売上、ストック型売上の3種類に分けられ、特にストック型売上は継続性が高く安定収益の基盤となっています。顧客属性は、IT通信業、金融業、流通業、医療、官公庁等の事業会社、情報システム関連子会社、通信事業者、同業他社など幅広い業種に対応しています。

ボードルアは、高度な専門性を持った技術力の維持・強化のため、継続的な従業員教育を重要な経営戦略と位置づけています。資格取得マラソン、ボードルアカレッジなどの教育プログラムを通じて、社員の技術向上に努めており、クラウド分野の強化も進めています。これらの取り組みにより、同社は専門領域に特化した技術で競争力を高め、成長を続けています。

経営方針

ボードルアは、ネットワークインフラ技術分野におけるフロントランナーとして、技術革新を推し進め、情報化社会の発展に貢献することを経営理念としています。同社は、ITインフラストラクチャ分野に特化し、顧客の企業価値向上に努めるとともに、ステークホルダーへの社会的責任を果たすことを基本方針としています。

経営戦略として、同社は専門性の高い技術力の向上に努め、ITインフラストラクチャ分野における優位なポジションの確立を目指しています。具体的には、ストック型売上の継続と運用・保守などの取引の維持・向上、エンタープライズ顧客への技術ナレッジの重点的な展開、先端技術分野への注力と技術力の強化を推進しています。先端技術分野の売上は年率20%前後で伸びており、ワイヤレス、ロードバランサー、ネットワーク仮想化(SDN)、クラウド、セキュリティなどの分野に焦点を当てています。

また、同社は専門特化による競争力の高いサービス提供と効率的な人材育成を実現し、継続性の高いビジネスモデルの確立を目指しています。限られた専門分野の集中的な研修と実務による早期育成、専門分野の深い業務ナレッジの蓄積、機動力のある対応が可能な供給力を強みとしています。

さらに、高い成長性が期待される市場である先端技術分野への注力を通じて、技術力のさらなる強化に努めています。これらの戦略を推進することで、ボードルアはITインフラストラクチャ分野におけるリーダーとしての地位を強化し、持続可能な成長を目指しています。