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ボードルアJP:4413
事業内容
ボードルアは、ITインフラストラクチャ分野に特化した事業を展開しています。具体的には、ITコンサルティング、設計構築を行うマルチベンダー構築支援、運用保守を行うマネージドサービス、クラウド基盤導入支援などを提供しています。これにより、パソコンやスマートフォン、アプリケーションの利用を支える基盤を構築し、ITサービスの利用を可能にしています。
同社は、DX推進やIoT活用、サーバー仮想化技術、クラウド利用の増加、無線LANインフラの拡大、ローカル5Gの導入など、社会的ニーズの多様化に対応しています。これにより、ITシステムの複雑化に伴う大容量データ通信やセキュリティ問題に対処し、専門性の高い技術を提供しています。
ボードルアは、SDNやセキュリティ、ワイヤレス接続、ロードバランサー、クラウドなどの専門領域に注力しています。これにより、2025年2月期にはSDNが売上の10%、セキュリティが18%、ワイヤレス接続が18%、ロードバランサーが22%、クラウドが26%を占めるなど、各分野での売上比率を高めています。
同社の売上は、フロー型売上とストック型売上に分類されます。フロー型売上はプロジェクトごとの単発作業で、ストック型売上はシステムの保守運用維持費用としての月額報酬です。ストック型売上は継続性が高く、安定した収益基盤となっています。
ボードルアの顧客は、IT通信業、金融業、流通業、医療、官公庁など多岐にわたります。特にエンタープライズ顧客との取引を拡大し、先端技術分野での採算性を高めることに注力しています。これにより、収益性の向上を図っています。
人材教育にも力を入れており、資格取得マラソンやボードルアカレッジなどの教育プログラムを通じて、社員の技術力向上を図っています。これにより、社員が自己研鑽に取り組む環境を整え、技術力の維持・強化を図っています。
経営方針
ボードルアは、ネットワークインフラ技術分野でのフロントランナーを目指し、技術革新を推進しています。同社は、情報化社会の発展に貢献することを経営理念とし、顧客の企業価値向上を図るとともに、ステークホルダーへの社会的責任を果たすことを基本方針としています。
同社の成長戦略は、ITインフラ分野での専門性を高めることにより、事業規模の拡大と収益性の向上を目指すことです。特に、営業利益成長率を重視し、継続的な成長を追求しています。これにより、企業価値と株主価値の向上を図っています。
ボードルアは、エンタープライズ顧客への技術ナレッジの展開を通じて、売上と収益性の向上を図っています。また、専門特化による競争力の高いサービス提供と効率的な人材育成を実現し、持続可能なビジネスモデルを確立しています。
同社は、ワイヤレス、ロードバランサー、ネットワーク仮想化(SDN)、クラウド、セキュリティなどの先端技術分野に注力しています。これにより、技術力の強化を図り、先端技術分野での売上を年率20%前後で伸ばしています。
ボードルアは、営業力の強化、コーポレート・ガバナンス体制の強化、優秀な人材の育成・採用を重要課題としています。特に、若手社員の育成に注力し、専門人材と高度専門人材の比率を高めることで、競争力を強化しています。
同社は、SDGsへの取り組みを通じて、社会課題の解決に貢献しています。質の高い教育の提供やエネルギーの効率的な利用、技術革新の基盤づくりを推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。