アクリート (4395) 株価

時価総額
¥89.2億
PER
20.3倍
SMSを中心とするメッセージングサービスの有力企業。国内SMS配信サービス、学校向け安心メール、ベトナムでのメッセージング事業を展開。AI・セキュリティ分野では音声・顔画像分析「ANOTHER AI」、教育向けIoTデバイス「SchooMy」、次世代暗号技術PQCソリューションを提供。中期経営計画2025-2027に基づき事業拡大を推進。日本・ベトナムで事業展開。

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事業内容

アクリートは、SMS(ショートメッセージサービス)を中心としたメッセージング配信サービスを主力事業とする企業です。同社は企業向けに確実性の高いメッセージ配信インフラを提供しており、近年はAI技術やセキュリティ分野にも事業領域を拡大しています。子会社7社とともにグループを形成し、中期経営計画に基づいて新たな成長ステージを目指しています。

同社の顧客は主に企業であり、SMS配信による顧客への連絡や通知サービスを必要とする事業者が中心となっています。収益は配信件数に応じた従量課金モデルが基本で、安定的な収益基盤を築いています。また子会社のテクノミックスが手がける「学校安心メール」のように、教育機関向けの専門サービスも展開しており、顧客層の多様化を図っています。

同社の事業は3つのセグメントで構成されています。コミュニケーション事業では国内外でのSMS配信やLINEミニアプリなどのSNS系メッセージングサービスを展開しています。ソリューション事業では音声・顔画像分析技術を活用した「ANOTHER AI」、教育向けIoTデバイス「SchooMy」、次世代セキュリティ技術の社会実装などを手がけています。投資・インキュベーション事業では、AI系ベンチャーへの投資や事業育成を通じて、グループ全体のシナジー創出と新規事業機会の拡大を進めています。

経営方針

アクリートは2010年の事業開始以来、法人向けSMS配信市場を創出・牽引し、現在では5,300社を超える企業にサービスを提供する業界のパイオニアです。同社は中期経営計画[2025-2027]で掲げた「SMS単一事業からの脱却」を本格化させており、コミュニケーション事業、ソリューション事業、投資・インキュベーション事業の3つのセグメント体制により事業多角化を推進しています。SMS事業では通数でのトップシェア争いを続ける一方、競争激化による単価下落に対応するため、徹底した構造改革による収益構造の転換を図っています。

コミュニケーション事業では、従来のSMS配信サービスに加えて、RCS(リッチコミュニケーションサービス)やLINEミニアプリなどのSNSメッセージングサービスへの展開を強化しています。同社は「セキュリティ×コミュニケーション×行動変容」を軸に、メッセージ配信を活用した社会課題解決への取り組みを推進し、新たな認証領域の用途提案や事業アライアンスの構築により市場拡大と収益向上を目指しています。

ソリューション事業では、AIおよびセキュリティ分野を中心とした独自ソリューションの開発・事業化を本格化しています。主力商品の「ANOTHER AI」は、ビデオ・ボイス・デジタルフットプリント分析技術を組み合わせ、ヘルスアセスメントやHRアセスメント、信用リスク測定などの用途で活用されています。また、教育向けIoTデバイス「スクーミー事業」では販売代理店網の拡充を進め、新たにテクノミックス社との連携により小中学校向け市場への展開を強化しています。

投資・インキュベーション事業では、「技術はあるが営業が弱い」スタートアップ企業への先行投資とインキュベーションを実施し、グループ各社との相互補完体制を構築しています。ズノー社の入札情報プラットフォーム「入札王」へのAI技術導入、フォーグローブ社との「SMS+LINE」を核とした次世代メッセージ配信プラットフォーム開発など、グループシナジーの最大化を通じた新たなビジネス機会の創出に取り組んでいます。

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