ビープラッツJP:4381

時価総額
¥21.5億
PER
サブスクリプションビジネスのためのプラットフォームシステム「Bplats®」の開発・提供、デジタルトランスフォーメーション支援。

沿革

2006年11月

東京都港区にビープラッツ株式会社を設立

2008年8月

本社を東京都千代田区に移転

2009年9月

クラウドマーケットプレイスサービス(注1)「SaaSplats®」の提供開始

2010年9月

サブスクリプションプラットフォーム(注2)「Bplats®」(現「Bplats® Channel Edition」)の提供開始

2011年4月

楽曲等自主制作コンテンツの利用開発及び著作権管理を目的として、株式会社自主制作コンテンツ出版管理機構を設立(2015年3月に解散)

2014年12月

MVNO事業者(注3)向け「Bplats® for MVNO」の提供開始

2015年4月

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)の光コラボレーション事業者(注4)向け「Bplats® for 光コラボ」の提供開始

2016年4月

福岡県北九州市小倉北区に新たな開発拠点として「九州開発センタ(現ビープラッツ・サブスクリプションセンター)」を開設

2017年2月

ISO 9001:2015(品質マネジメント)(注5)及びISO/IEC 27001:2013(情報セキュリティマネジメント)(注6)の各認証を取得

2017年3月

ISO/IEC 27017:2015(クラウドサービスセキュリティ)(注7)の認証を取得

2017年6月

サブスクリプションプラットフォーム「Bplats® Platform Edition」の提供開始

2018年4月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2018年8月

サブスクリプションプラットフォーム「Bplats® Platform Editionバージョン2.0」の販売開始

2019年4月

連結子会社、株式会社サブスクリプション総合研究所を設立

2019年6月

連結子会社、株式会社サブスコアを設立

2019年7月

富士通株式会社に「Bplats® Platform Edition」のOEM提供開始

2019年9月

NTTコミュニケーションズ株式会社に「Bplats® Platform Edition」の提供開始

2020年6月

株式会社NTTデータに「Bplats® Platform Edition」の提供開始

2020年10月

B2E(Business to Employee)サブスクリプション」としての「サブかん®」の提供開始

2021年1月

北九州システムインテグレータネットワークの『Kitakyushu SIerNet DX Marketplace』に 「Bplats® Platform Edition」の提供開始

2021年7月

サブスクリプションプラットフォーム「Bplats®」において、「Bplats® Connect」の提供開始

2021年10月

サブスクリプションプラットフォーム「Bplats®」において、アドビ株式会社と提携し、電子サイン機能の提供開始

2022年4月

新市場区分における東京証券取引所グロース市場へ移行

2022年10月

サブスクリプションプラットフォーム「Bplats® Platform Edition v3」の提供開始

2023年2月

SB C&S株式会社と業務提携に関する合弁契約を締結し、ITplace株式会社を組成

事業内容

ビープラッツは、「ビジネスのプラットフォームをつくる」という目的のもと、「サブスクリプションをすべてのビジネスに」というミッションを掲げています。同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、既存産業の枠を超えて全ての産業がつながる時代の到来を見据え、サブスクリプションモデルを支えるプラットフォームシステム「Bplats®」の開発及び提供を行っています。このプラットフォームは、バックオフィス管理機能、マーケットプレイスやマイページなどのフロント機能、そして事業モデルを設計するための商流構築機能を備えており、サブスクリプションビジネスの一気通貫の実現を可能にしています。

また、ビープラッツは、サブスクリプション管理システムの提供からスタートし、現在では仕入先や販売先をつなぐエコシステムの提供にも取り組んでおり、大手企業を中心に182社の顧客にサービスを提供しています。同社のプラットフォームは、廃棄ゼロを目指す活動や、地域や産業を越えた新しいデジタル技術の活用を促進することで、スマートでサスティナブルな社会の実現に貢献しています。

ビープラッツの「Bplats®」は、特定のビジネス向けの処理を行うための事業基盤連携モジュールも備えており、IoTなどの新産業においては、物理的なデバイスやクラウドコンピューティング、アプリケーションとの複雑な供給・受給関係を管理することが可能です。これにより、ビープラッツは、サブスクリプションビジネスの展開だけでなく、複数の既存取引先とつながるエコシステムの構築や、スマートビルやスマートシティなど、広範な産業との連携を実現しています。これらの取り組みは、DX時代における新しいビジネス創出の実現を可能にするものであり、ビープラッツはこれらのサービスを通じて、日本の各産業の成長に貢献しています。

経営方針

ビープラッツは、情報基盤の創造を通じて豊かな社会実現に貢献することを理念に掲げ、「サブスクリプションをすべてのビジネスに」をテーマに、サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats®」の開発・提供を推進しています。同社は、このプラットフォームを通じて事業者の事業変革を支援し、持続的かつ安定的な成長を目指しています。経営指標としては、売上高及び経常利益に注目し、特に契約社数の増加によるストック型収益の拡大を図っています。

ビープラッツは、産業構造の変化に対応し、製品開発への積極的な投資を行うことで、機能の強化と信頼性の向上を目指しています。また、市場の拡大に対応するため、商品力の強化や稼働環境の堅牢化にも取り組んでいます。データ流通に関しては、ビッグデータの売買に対応できる機能を備えた「Bplats®」を通じて、新たな市場の拡大を加速する役割を期待されています。

さらに、戦略提携を通じた拡販力の強化や、システム技術・インフラの強化にも努めています。海外市場への展開も重要な課題と捉え、国内外での事業拡大に向けた内部体制の強化や人材の確保・育成に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ビープラッツはサブスクリプションビジネスの一気通貫の実現を可能にし、DX時代における新しいビジネス創出に貢献しています。