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CINCJP:4378
沿革
2014年4月 |
コンテンツマーケティング事業を目的に株式会社Coreを東京都新宿区西新宿に設立 |
2014年8月 |
コンテンツマーケティングの統合管理ツール「ContentForce」リリース |
2015年2月 |
デジタルマーケティングコンサルティング スイッチングオプションサービス開始 |
2015年3月 |
東京都港区南麻布にオフィス移転 |
2016年7月 |
デジタルマーケティングの調査・分析・改善ツール「Keywordmap」リリース |
2017年3月 |
東京都港区六本木にオフィス移転 |
2018年2月 |
マーケティング思考でビジネスをリードする情報メディア「Marketing Native」リリース |
2018年3月 |
東京都渋谷区南青山にサテライトオフィス開設 |
2018年10月 |
東京都港区六本木の本社オフィスを増床 |
2019年1月 |
株式会社Coreから株式会社CINCに社名変更 |
2019年10月 |
ビジネスにおけるSNS活用をデータドリブンに支援する調査・分析・運用ツール「Keywordmap for SNS」リリース |
2020年5月 |
東京都港区赤坂にオフィス移転 |
2021年10月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年7月 |
福岡天神ラボを開設 |
2023年2月 |
東京都港区虎ノ門にオフィス移転 |
事業内容
CINCは、ビッグデータとAI・機械学習技術を駆使して、顧客のマーケティング課題を解決し、ビジネス成果の創出を支援する企業です。同社は、主にソリューション事業とアナリティクス事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
ソリューション事業では、「Keywordmap」というマーケティング用調査・分析・運用ツールを開発・提供しています。このツールは、同社が運営するクローラーやデータサービスプロバイダーから取得したビッグデータを基に、自然言語処理や機械学習、深層学習技術を用いて分析し、クライアントのデータドリブンなマーケティング活動を支援します。約2,300万以上の検索キーワードの日本語データベースを活用し、市場分析や競合調査、改善点の抽出など、Web戦略に必要な調査分析を効率化するサポートを行っています。
アナリティクス事業では、「Keywordmap」を活用したDXコンサルティングを提供しています。同社のデータアナリストが、ビッグデータを中心に多量かつ多様なデータを定量的・客観的に調査・分析し、クライアントの市場における需要・供給の状況や競合他社の戦略を的確に把握。これにより、クライアントのデジタルマーケティングの戦略立案から施策実行、効果測定までを統合的にサポートしています。
また、同社は「Keywordmap」の活用により、コンサルティング及び分析、クリエイティブ制作ディレクションなどの業務フローを統一し、高品質なアウトプットの効率的な提供を実現しています。これにより、人材の育成期間の短縮や、事業成長の加速にも寄与しています。
経営方針
CINCは、デジタルマーケティング領域におけるデータ分析と総合的なコンサルティングサービスの提供、およびビッグデータを活用したSaaS型ソリューションの開発と販売に注力しています。同社は、「確信をもつ、核心をつく、革新をおこす」という経営理念のもと、マーケティングソリューションで日本を代表する企業を目指しています。そのために、データ取得のためのクローリングや自然言語処理技術、データベース取扱技術における研究開発を強化し、競合他社が扱うことが困難なデータの蓄積を進めています。
ソリューション事業では、新機能開発やカスタマーサクセスチームの体制強化を通じて契約件数の拡大を目指し、アップセルによる契約単価の引き上げを推進しています。アナリティクス事業においては、優秀なコンサルタントの採用と育成を進め、マーケティング全体戦略を踏まえた成果創出までの総合コンサルティングサービスの提供により、新しい顧客基盤の拡大を図っています。
さらに、デジタルマーケティング市場の成長や働き方改革、既存プラットフォームのアルゴリズム変更への対応を視野に入れ、両事業が連携して新規サービスの立ち上げを行っています。これらの取り組みを通じて、CINCは中長期的に売上高及び営業利益の増加、事業規模の拡大を目指しています。同社は、経営上の目標指標として、売上高、営業利益、新規獲得MRR、解約MRR、新規獲得契約金額、総継続売上率を設定し、施策の検討を行っています。