西菱電機JP:4341

時価総額
¥31億
PER
携帯情報通信端末の販売・修理、情報通信機器・システムの製作・販売・保守・運用、無線通信機器・制御盤の開発・設計・製作を手がける。

沿革

1966年12月

大阪市淀川区において西菱電機株式会社を設立

1968年2月

三菱電機株式会社電子機器サービスデポに指定される

1969年9月

本社移転(大阪府豊中市)

1973年8月

三菱電機株式会社電子機器特約店となる

1976年1月

西菱電機販売株式会社を設立、営業部門を独立させる

1981年11月

本社移転(兵庫県伊丹市天津 現 兵庫県伊丹市藤ノ木)

1986年11月

資本金を4,176万円に増資

1992年11月

本社移転(兵庫県伊丹市中央)

1994年4月

株式会社ダイヤモンドテレコム(現 兼松コミュニケーションズ株式会社)携帯電話代理店

となる

1994年12月

東京事業所(現 東京支社)開設

1995年9月

西菱電機販売株式会社の営業権を譲受け、三菱電機株式会社代理店となる

1997年11月

本社移転(大阪府吹田市)

1999年3月

コムテックサービス株式会社を株式取得により100%子会社化

資本金を2億4,127万円に増資

2001年11月

猪名寺事業所開設

2002年2月

株式会社大阪証券取引所市場第二部に上場

資本金を5億2,301万円に増資

2002年4月

大阪支社開設

2002年9月

本社移転(兵庫県伊丹市藤ノ木)

2003年4月

情報通信端末エンジニアリング事業部(現 モバイルエンジニアリング事業部)

ISO9001認証を取得

2004年7月

大阪支社ISO9001認証を取得

2005年12月

猪名寺事業所ISO9001認証を取得

2006年1月

東京支社ISO9001認証を取得

2008年9月

神奈川営業所開設

2010年4月

株式会社スズキエンジニアリング(現 西菱電機フィールディング株式会社)を株式取得に

より100%子会社化

2010年11月

猪名寺事業所ISO/IEC27001認証を取得

2012年1月

東日本端末修理センター開設

2012年10月

JISQ15001プライバシーマーク認証を取得

2013年4月

コーナン電子株式会社(現 西菱電機エンジニアリング株式会社)を設立

2013年7月

鳥取ケーイーシー株式会社(現 鳥取西菱電機株式会社)を株式取得により100%子会社化

株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の現物市場統合に伴い、株式会社東京証券取引所市場第二部に移行

2018年2月

猪名寺事業所(技術部門)CMMIレベル2を達成

2018年3月

本社事務所開設(大阪市北区)

2021年2月

猪名寺事業所(技術部門)CMMIレベル3を達成

2022年4月

株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより、株式会社東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

事業内容

西菱電機は、携帯情報通信端末の販売・修理と情報通信機器及びシステムの製作・販売・保守・運用を主軸に事業を展開しています。同社は三菱電機株式会社からの出資を受けており、その関連会社として位置づけられています。

事業は大きく二つのセグメントに分かれています。第一のセグメントは情報通信端末事業で、これには携帯情報通信端末の直接店頭販売と修理再生が含まれます。販売では、ドコモ、au、ソフトバンク、UQモバイルの取扱いを行い、13店舗の直営店を運営しています。修理再生では、市場における不具合品の修理を受託しています。

第二のセグメントは情報通信システム事業で、官公庁向けと民間会社向けの情報通信機器及びシステムの販売、技術サービスの提供、無線通信機器及び制御盤等の開発・設計・製作・販売を行っています。このセグメントでは、三菱電機株式会社等と連携し、幅広い技術サポートを提供しています。

西菱電機グループは、コムテックサービス株式会社、西菱電機フィールディング株式会社、西菱電機エンジニアリング株式会社、鳥取西菱電機株式会社の4社を含む体制で、これらの事業を支えています。各社は、特定の事業領域において特化したサービスを提供し、グループ全体の事業展開を強化しています。

経営方針

西菱電機は、情報通信ビジネスにおいて「Only OneでNo.1」を目指し、信頼関係の構築と魅力ある製品・サービスの提供を基本方針としています。同社は、マーケット・顧客の拡大、新規領域への展開・新規事業の創出、事業競争力の強化、人材の育成・組織体制の強化の4つの基本戦略を軸に、企業価値の拡大を目指しています。

情報通信端末事業では、店舗運営力の強化とリペアサービス事業の競争力確保を通じて、顧客満足度の向上と収益性の改善に努めています。情報通信システム事業では、社会システム事業と通信システム事業を通じて、安心・安全・快適な社会の実現に貢献し、新たなソリューション事業の創出を目指しています。

新規事業開拓においては、通信サービス事業への進出と海外市場への進出を計画しており、西菱電機グループの総合力を活かした新しい価値の創造を目指しています。これらの戦略は、情報通信端末の販売・修理と情報通信機器及びシステムの製作・販売・保守・運用を主軸に事業を展開する西菱電機の中期経営計画に基づいており、同社はこれらの戦略を踏襲し、事業規模の拡大と収益力の増強に向けた取り組みを継続しています。

また、コーポレート・ガバナンスの強化、社会への継続的な取り組み、品質管理と情報セキュリティの向上にも注力しており、これらを通じて企業価値の永続的な高め、全ての利害関係者に貢献することを目指しています。