テイクアンドギヴ・ニーズJP:4331

時価総額
¥112.1億
PER
37.3倍
国内ウェディング事業での企画・運営を中心に、金融・クレジット事業や旅行事業を展開する株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ。

事業内容

テイクアンドギヴ・ニーズは、主に国内ウェディング事業を中心に事業を展開しています。このセグメントでは、国内でのウェディングの企画・運営を行っており、結婚式のプランニングから実施までをサポートしています。関連会社として、株式会社TRUNK、株式会社Dressmore、株式会社GENTLEがこの事業に携わっています。

また、テイクアンドギヴ・ニーズはその他の事業として、金融・クレジット事業や旅行事業も手がけています。金融・クレジット事業は株式会社ライフエンジェルが担当し、旅行事業は株式会社アニバーサリートラベルが運営しています。これらの事業は、ウェディング事業と連携し、顧客に多様なサービスを提供しています。

経営方針

テイクアンドギヴ・ニーズは、2022年に「ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させる」という新たな目的を掲げました。創業以来、ウェディング業界に新しい価値を提供してきた同社は、次なる成長領域としてホテル業界に注力しています。特に、ブティックホテル市場の創出を目指し、日本の観光産業の活性化に貢献することを目標としています。

同社は、長期経営方針「EVOL2030」を発表し、2030年までにホテル事業を拡大し、ウェディング事業と同等の売上を目指しています。ウェディング事業では、高品質なサービスを提供し、婚礼単価の向上を図る一方、他社の結婚式場の運営受託を強化しています。これにより、ホテル事業への投資資金を確保し、持続的な成長を目指しています。

ホテル事業においては、国内外での積極的な出店を計画し、日本を代表するグローバルホテルブランドへの成長を目指しています。特に、訪日外国人旅行者の増加を背景に、ブティックホテルの展開を通じて新しい市場を創出し、既存のビジネスホテルとの差別化を図っています。これにより、持続的な企業価値の向上を目指しています。

また、同社はサステナビリティ経営を重視し、地球環境問題や社会課題への対応を経営戦略に組み込んでいます。気候変動や少子高齢化といった社会状況の変化に対応し、永続的に社会に価値を提供し続けることを目指しています。これにより、企業としての成長を持続させることを目指しています。