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テイクアンドギヴ・ニーズJP:4331
沿革
1998年10月 |
当社設立 提携レストランにて、ハウスウェディング事業を開始 |
2001年6月 |
直営店型ハウスウェディング事業を開始 |
2001年12月 |
ナスダック・ジャパン(現 東京証券取引所JASDAQ)市場へ上場 |
2004年2月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式上場 |
2005年6月 |
株式会社グッドラック・コーポレーションへ出資参加 |
2005年7月 |
株式会社ライフエンジェル(連結子会社)を設立し、金融・クレジット事業を開始 |
2006年2月 |
株式会社アニバーサリートラベル(連結子会社)を設立し、旅行事業を開始 |
2006年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え |
2007年1月 |
株式会社グッドラック・コーポレーションを連結子会社化(73.8%)し、海外・リゾートウェディング事業を開始 |
2007年4月 |
株式会社グッドラック・コーポレーションへ追加出資(91.8%) |
2012年12月 |
株式会社ブライズワードを連結子会社化(2013年3月末時点100%) |
2013年8月 |
幸運股份有限公司(連結子会社)を設立 |
2013年9月 |
台湾サロンを開設し、アジアからのリゾートウェディング送客を本格化 |
2014年12月 |
PT. TAKE AND GIVE NEEDS INDONESIA(現 PT.GOODLUCK JAKARTA)(連結子会社)を設立 |
2016年12月 |
株式会社TRUNK(連結子会社)を設立 株式会社アンドカンパニー(連結子会社)を設立 |
2017年6月 |
GOODLUCK CORPORATION HONKG KONG LIMITED(連結子会社)を設立 |
2017年9月 |
株式会社Dressmore(連結子会社)を設立 |
2018年1月 |
GOODLUCK CORPORATION(THAILAND) LTD.(連結子会社)を設立 |
2018年4月 |
株式会社ブライズワードを吸収合併 |
2018年11月 |
株式会社GENTLE(連結子会社)を設立 |
2019年4月 |
興運婚礼服務(上海)有限公司(連結子会社)を設立 |
2020年9月 |
株式会社グッドラック・コーポレーションの株式をすべて譲渡し、海外・リゾートウェディング事業から撤退 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
テイクアンドギヴ・ニーズグループは、国内ウェディング事業を中心に、金融・クレジット事業や旅行事業など、幅広いサービスを展開しています。同社及びその連結子会社6社で構成されるグループは、国内におけるウェディングの企画・運営を主軸に据えており、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズをはじめ、株式会社TRUNK、株式会社Dressmore、株式会社GENTLEなどがこのセグメントに関わっています。
また、その他の事業として、株式会社ライフエンジェルが金融・クレジット事業を、株式会社アニバーサリートラベルが旅行事業を、そして株式会社アンドカンパニーがそれぞれ独自のサービスを提供しています。これらの事業を通じて、テイクアンドギヴ・ニーズグループは、結婚式だけでなく、人生の様々なシーンでサポートを提供する多角的なビジネスモデルを構築しています。
このように、テイクアンドギヴ・ニーズグループは、ウェディング事業を核としながらも、金融・クレジットや旅行といった異なる分野にも事業を拡張し、多様なニーズに応えるサービスを展開している点が特徴です。
経営方針
テイクアンドギヴ・ニーズは、未曾有の世界的コロナパンデミックを経験する中で、ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させるという目的を新たに設定しました。この目的の下、同社は国内ウェディング事業に留まらず、日本の観光産業活性化に寄与するため、ホテル事業を新たな成長領域として推進しています。
新型コロナウイルス感染症の段階的な収束に伴い、同社は本格的な業績回復へと舵を切りました。パンデミックからの回復フェーズを終え、拡大フェーズへと移行する中で、長期的な企業価値向上を目指しています。
国内ウェディング市場の環境は、少子化や晩婚化による市場の縮小、コロナ禍における婚礼組数減少からの回復の遅れなど、厳しいものがあります。これに対し、同社は適切な営業投資と高付加価値の商品・サービスの提供による差別化、他社のホテルからの結婚式場の運営受託の強化、内製率の向上やコスト構造の合理化による収益確保など、複数の対策を講じています。
また、ホテル事業においては、2024年3月期に渋谷の富ヶ谷にTRUNK(HOTEL)YOYOGI PARKの開業を予定しており、外国人宿泊客を中心とした需要の取り込みを目指しています。同社は、店舗ごとに異なるコンセプトを持ち、高いデザイン性と独自性の高い付加価値を持った高単価なブティックホテル市場の創出により、他社との差別化を図っています。
このように、テイクアンドギヴ・ニーズは、国内ウェディング事業を核にしつつも、ホテル事業をはじめとする新たな成長領域への取り組みを通じて、長期的な企業価値の向上を目指しています。