ハイブリッドテクノロジーズJP:4260

時価総額
¥54.7億
PER
26.7倍
日本とベトナムのリソースを活用し、ソフトウェア開発を中心とした「ハイブリッド型サービス」を提供、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援。

沿革

2016-04「ハイブリッド型サービス」の提供を目的に、Soltec Investments Pte. Ltd.の子会社として、東京都調布市に株式会社EVA(現 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ)を設立
2017-05営業体制の強化、及び株式会社エアトリグループとの協力関係構築を目的に、Evolable Asia Co., Ltd.が、Soltec Investments Pte. Ltd.社から当社株式を買い取り、Evolable Asia Co., Ltd.の連結子会社となる
商号を株式会社エボラブルアジアソリューションズへ変更
2017-06東京都港区に本社を移転
2017-10「ハイブリッド型」のサービス提供体制強化を目的として、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に子会社Evolable Asia Solutions Vietnam Co., Ltd.(現 Hybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.)を設立
2018-07ベトナム子会社にてJapan Tech Co., Ltd.を連結子会社化
2018-10東京都中央区に本社を移転
2019-03Evolable Asia Solutions Vietnam Co., Ltd.にて、ISO/IEC27001:2013の要件に基づく情報セキュリティ管理システムの承認を取得
2019-04「ハイブリッド型」のサービス提供体制強化を目的として、ベトナム子会社にてEvolable Asia Co., Ltd.からソフトウェア開発事業を譲り受ける
2019-05商号を株式会社ハイブリッドテクノロジーズへ変更
2019-07ベトナム子会社の商号をHybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.へ変更
2019-09Hybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.にて、ISO9001:2015の要件に基づく品質管理システムの承認を取得
2020-02連結子会社のJapan Tech Co. Ltd.の清算が完了
2020-03「ハイブリッド型」のサービス提供体制強化を目的としてDentsu Techno Camp Co., Ltd.を連結子会社化し、商号をHybrid Techno Camp Co., Ltd.へ変更
2021-03株式会社エアトリ、Soltec Investments Pte. Ltd.への第三者割当増資、及びEvolable Asia Co., Ltd.から株式会社エアトリ、Soltec Investments Pte. Ltd.への当社株式譲渡により、Evolable Asia Co., Ltd.の子会社から、Soltec Investments Pte. Ltd.の子会社となる
2021-12東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2022-04東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
2023-04キャスレーコンサルティング株式会社を連結子会社化し、商号を株式会社ハイブリッドテックエージェントへ変更
2023-05株式会社イクシアスを連結子会社化
2023-06ベトナム社会主義共和国ホーチミン市にサークレイス株式会社、株式会社グロースリンクとの合弁会社Circlace HT Co., Ltd.を設立
2023-10株式会社イクシアスを吸収合併

事業内容

ハイブリッドテクノロジーズは、日本とベトナムのリソースを活用したソフトウェア開発を中心とする「ハイブリッド型サービス」を提供しています。同社は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、ビジネスとテクノロジーの側面から新たな価値を創出することを目指しています。サービスは、顧客の上流工程を担う日本人プロジェクトマネージャー(PM)、実装工程を担うベトナムのIT人材、そして日本に常駐し双方の橋渡し役となるベトナム人ブリッジエンジニア(BSE)を柱に、プロダクト開発を一気通貫で行う体制が特徴です。

サービスラインアップとしては、「ストックサービス」と「フローサービス」の2つがあります。ストックサービスは、アジャイルスクラム型開発手法を用いて、市場環境の変化に合わせた顧客からのシステム要件に柔軟に対応するサービスで、長期型と短期型に分類されます。一方、フローサービスは、顧客プロジェクトの明確な要件のもと、あらかじめ決められた予算と期間で定められたプロダクトの開発を受注する請負契約形態です。

ハイブリッドテクノロジーズは、日本のIT人材不足に対してベトナムのエンジニアリソースを活用することで、顧客のDX化を推進し、競争優位性を高めることを目指しています。また、同社は日本法人とベトナム子会社、人材派遣事業を展開する株式会社ハイブリッドテックエージェントなど、複数の企業から構成されており、これらの企業が連携してサービスを提供しています。

経営方針

ハイブリッドテクノロジーズは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて、顧客の競争優位性を高めることを目指しています。同社は、日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッド型サービスを提供し、顧客のDX化を支援しています。このサービスは、顧客の上流工程を担う日本人プロジェクトマネージャー、実装工程を担うベトナムのIT人材、そして日本に常駐し双方の橋渡し役となるベトナム人ブリッジエンジニアを柱に、プロダクト開発を一気通貫で行う体制が特徴です。

同社の成長戦略は、ストックサービスの維持・拡大を通じて経営の安定化を図ることにあります。ストックサービスは、開発リソースを専属のチームとして中長期的に提供するサービスで、チームの規模が大きくなるほどチーム単位のサービス金額(単価)が向上し、収益基盤の安定化につながります。また、スタートアップ事業支援プロジェクト「Hybrid Technologies Capital」を通じて、スタートアップ企業のDX支援と事業拡大を目指しています。

さらに、同社は、開発体制の継続的な強化、技術力のさらなる強化、新規顧客の獲得、人材採用・育成の強化、情報管理体制の更なる強化、経営管理・内部管理体制の強化、持続的な企業の成長、手元流動性の確保を重要な課題として取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、ハイブリッドテクノロジーズは、日本のIT人材不足の解決と顧客のDX推進を支援し、持続的な成長を目指しています。