網屋 (4258) 株価

時価総額
¥272億
PER
30.3倍
サイバーセキュリティ製品・サービスの有力企業。ログ自動変換技術を活用したALogシリーズとセキュリティ包括代行サービス「セキュサポ」が主力。セキュリティプロダクトで6,000件超、クラウドネットワークサービスで5,000件超の契約実績。日本中心に展開。

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事業内容

網屋は、企業向けのサイバーセキュリティ製品とサービスを自社開発・製造・販売する総合プロバイダーです。同社は「セキュリティの自動化」をビジョンに掲げ、特に中堅・中小企業でも高水準のセキュリティ対策を利用できる環境の構築を目指しています。企画から開発、販売までをワンストップで提供し、セキュリティとネットワークの両面から包括的な対策を講じている点が特徴です。

同社の主要顧客は、セキュリティ人材不足や予算制約に悩む中堅・中小企業を中心とした法人です。収益構造は、自社開発製品の「ALogシリーズ」の販売、包括的なセキュリティ対策を代行する「セキュサポ」などのサービス提供、そしてクラウドベースのネットワーク運用サービスによる継続課金型収入で構成されています。累計6,000件超の契約実績を持つALogシリーズと5,000件超の契約実績を持つクラウドネットワークサービスが収益の柱となっています。

同社の事業は「データセキュリティ」と「ネットワークセキュリティ」の2つの領域に分かれています。データセキュリティ事業では、独自の「ログ自動変換技術」を特許とするALogシリーズの販売、企業のセキュリティ対策を月額固定料金で包括的に代行するセキュサポサービス、そしてセキュリティ人材の教育・養成を手がけています。ネットワークセキュリティ事業では、企業のネットワーク環境をクラウドからリモートで構築・運用する「Network All Cloud」サービスと、医療機関を中心とした個別要件に応じたネットワーク設計・構築を提供しています。

経営方針

網屋は「総合セキュリティプロバイダ」として、顧客が抱えるあらゆるセキュリティ課題を包括的に解決することを経営方針に掲げています。同社は売上高と営業利益に加え、年間定期収益を示すARR(Annual Recurring Revenue)を重要な経営指標と位置づけており、サブスクリプション型の収益モデルへの転換を通じて持続的な成長を目指しています。サイバー攻撃の高度化とセキュリティ人材不足という市場環境を追い風に、事業規模の拡大を中期経営目標として設定しています。

データセキュリティ事業では、自社製品「ALog」のクラウド版「ALog Cloud」の販売開始により、従来の大手企業中心の販売領域から準大手・中堅・中小企業への展開を強化しています。同社は従来の売り切りモデルからサブスクリプション料金体系への移行を加速させ、月額単価の向上と継続収益の確保を図っています。また、セキュリティ人材不足に悩む企業向けに包括的セキュリティサービス「セキュサポ」の提供を拡大し、新たにセキュリティ教育事業も開始することで他社との差別化を進めています。

ネットワークセキュリティ事業では、テレワークの普及を背景にVPNサービス「Verona」と無線LANサービス「Hypersonix」の販売強化に取り組んでいます。IT人材不足が深刻化する中、企業の情報システム業務全般を代行する「Running Supporter」サービスの需要拡大を見込んでおり、運用代行サービスの体制強化を推進しています。さらに、ゼロトラストネットワーク対応を強化することで、通信の安全性とボトルネック解消を両立した差別化戦略を展開しています。

同社は研究開発への積極投資を継続しており、本社開発部門と札幌の研究所に加え、北海道大学や長崎県立大学などとの産学連携によりAIやセキュリティデータ分析の先端技術開発を進めています。一方で、事業拡大に伴う優秀な人材の確保・育成、内部管理体制の強化、情報管理体制の更なる強化を優先課題として掲げており、学生インターンからの正社員採用や大学との人材交流を通じた採用戦略を推進しています。

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