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サンエー化研JP:4234
沿革
1942年9月 |
茶業界に対するアスファルト紙の供給を目的として、資本金48千円で静岡加工紙共販株式会社を静岡県静岡市に設立 |
1945年12月 |
社名を静岡加工紙工業株式会社に変更 |
1951年6月 |
静岡県安倍郡に清水工場(現・静岡工場)を設置 本社を東京都中央区日本橋本町一丁目12番地に移転 |
1952年7月 |
静岡県静岡市に静岡営業所を設置 |
1953年7月 |
大阪市東区に大阪出張所(現・関西支店)を設置 |
1962年4月 |
粘着テープ基材「剥離紙」の製造販売を開始 |
1962年11月 |
奈良県天理市に資本金50,000千円で化研工業株式会社を設立 |
1964年4月 |
社名をサンエー化学工業株式会社に変更 |
1964年12月 |
静岡県静岡市に研究所を設置 札幌市豊平区に札幌工場を設置し、軟包材の製造を開始 |
1966年10月 |
本社を東京都港区芝公園第7号地8に移転 |
1968年6月 |
表面保護フィルム「サニテクト」の製造販売を開始 |
1970年6月 |
静岡県袋井市に袋井工場を設置 |
1978年3月 |
易開封性フィルム「サンシール」の製造販売を開始 |
1980年11月 |
本社を東京都千代田区三番町8番地7に移転 |
1983年8月 |
福岡市博多区に九州出張所を設置 |
1983年9月 |
本社を東京都千代田区神田淡路町二丁目23番地1に移転 |
1987年10月 |
名古屋市東区に名古屋営業所を設置 |
1994年10月 |
輸液バック用ハイバリア袋の製造販売を開始 |
1995年4月 |
電子レンジ対応食品包材「レンジDo!」の製造販売を開始 |
1996年4月 |
化研工業株式会社と合併し、社名を株式会社サンエー化研に変更 |
1998年4月 |
衣料用圧縮収納袋の製造販売を開始 |
1998年12月 |
東邦樹脂工業株式会社の株式20%を取得し、資本参加 |
2000年4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2000年7月 |
東邦樹脂工業株式会社の株式70%を追加取得し、子会社化 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年9月 |
静岡県掛川市に掛川工場を設置 |
2006年3月 |
札幌工場を閉鎖 |
2006年7月 |
本社を東京都中央区日本橋本町一丁目7番4号に移転 関西支店を大阪市中央区に移転 |
2007年3月 |
九州出張所を閉鎖 |
2009年4月 |
タッチパネル用芯なし両面テープ「サンキュアリー」の製造販売を開始 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013年12月 |
中国江蘇省蘇州市に長興(中国)投資有限公司との合弁会社(当社出資比率40%)長鼎電子材料(蘇州)有限公司を設立 |
2015年12月 |
中国上海市に連結子会社(当社出資比率100%)燦櫻(上海)商貿有限公司を設立 |
2016年6月 |
静岡県掛川市に掛川工場WESTを設置 |
2016年10月 |
静岡県掛川市に研究所を移転し、R&Dセンターと改称 |
2018年1月 |
東京都中央区に連結子会社(当社出資比率55%)株式会社ペンリードを設立 |
2020年10月 |
シノムラ化学工業株式会社の株式51%を取得し、子会社化 |
2021年12月 |
東邦樹脂工業株式会社の全株式を追加取得し、完全子会社化 |
2022年1月 |
株式会社ペンリードを清算 長鼎電子材料(蘇州)有限公司の出資金持分全部を売却 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
サンエー化研株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。これらには、軽包装材料事業、産業資材事業、機能性材料事業が含まれます。
軽包装材料事業では、食品用包材、医薬品・医療用包材、日用品等の包材を製造、販売しており、このセグメントにはサンエー化研を含む複数のグループ企業が関与しています。これらの製品は、消費者の日常生活に欠かせないものであり、衛生的で安全な商品の提供に貢献しています。
産業資材事業では、紙や布へのラミネート製品や剥離紙などを手がけています。このセグメントもサンエー化研を含む複数のグループ企業が担当しており、産業界での多様なニーズに応える製品を提供しています。
機能性材料事業では、オレフィン系粘着加工品やその他の粘着加工品を製造、販売しています。この事業セグメントには、サンエー化研とそのグループ企業が関わっており、特に粘着技術に関する高度な知識と技術を活かした製品を市場に提供しています。
これらの事業セグメントを通じて、サンエー化研グループは幅広い産業分野に対して、高品質な製品とサービスを提供しています。また、グループ企業間の連携を強化し、効率的な事業運営を行っていることが伺えます。
経営方針
サンエー化研は、長年にわたり包装関連業界で培ったラミネート技術、コーティング技術、フィルム多層押出し技術の3つのコアテクノロジーを基盤に、社会に貢献する製品づくりを推進しています。同社は、軽包装材料、産業資材、機能性材料の3つの事業セグメントを展開し、それぞれの市場ニーズに応える製品を提供しています。
成長戦略として、サンエー化研はコアテクノロジーの進化を図り、新技術の開発に注力しています。市場の動向や社会の変化に注目し、顧客の要望に真摯に対応することで、魅力ある製品ラインアップの拡充と高付加価値製品の開発・拡販を推進しています。また、コスト削減にも努め、価格競争力と収益力の強化を目指しています。
具体的な取り組みとして、軽包装材料セグメントでは、電子レンジ対応食品包材や液体洗剤詰め替え用パウチなどの拡販に努め、環境配慮型製品の開発にも取り組んでいます。産業資材セグメントでは、IT分野や自動車関連分野向けの製品拡販と環境配慮型製品の開発・拡販を進めています。機能性材料セグメントでは、光学業界向けの需要回復を見据え、テレビやスマートフォン、自動車関連部材向けの拡販に注力し、海外市場への拡販も目指しています。
サンエー化研は、これらの戦略を通じて、社会に必要とされる製品の供給を続け、健全な成長と発展を目指しています。