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ロンシール工業JP:4224
沿革
1928年9月 |
川口ゴム製作所として、東京都葛飾区に創立。ゴム製品の製造に着手。 |
1943年12月 |
資本金150万円をもって川口ゴム工業株式会社を設立。 |
1947年12月 |
輸入原料により、わが国で初めて塩化ビニル製品の製造に成功。 |
1950年12月 |
塩化ビニル加工工場に全面転換。 |
1959年8月 |
大阪営業所開設(現・大阪支店)。 |
1960年4月 |
蒲生工場(埼玉県)新設。建材の大量生産開始。 |
1961年4月 |
東京営業所開設。 |
1962年9月 |
東京証券取引所市場第二部上場。 |
1963年4月 |
中央研究所開設(現・研究・開発部)。 |
1968年6月 |
土浦工場(現・土浦事業所)新設(茨城県土浦市)。 |
1970年11月 |
大阪証券取引所市場第二部上場(2003年6月上場廃止)。 |
1972年7月 |
ロンシール工業株式会社に商号変更。 |
1972年7月 |
建材関係の販売会社ロンシールインコーポレイテッドを米国カリフォルニア州に設立(現・連結子会社)。 |
1973年4月 |
大阪営業所を大阪支店に格上げ。 |
1975年7月 |
本社工場(葛飾区)を土浦工場に集約。 |
1980年4月 |
岡山工場(岡山県)新設。 |
1984年10月 |
蒲生工場を土浦工場に集約。 |
1985年6月 |
本社を東京都葛飾区より東京都千代田区へ移転。 |
1990年3月 |
本社を東京都千代田区より東京都墨田区へ移転。 |
1995年10月 |
岡山工場を土浦工場に集約。 |
1996年1月 |
日本装備株式会社(株式会社ロンテクノ近畿)の株式取得。 |
1996年2月 |
ISO9001の認証を、わが国当該塩化ビニル加工業界で初めて一括取得。 |
1997年4月 |
株式会社考現社(株式会社ロンテクノ東京)の株式取得。 |
1998年12月 |
株式会社ロンエスを設立。 |
2004年4月 |
中華人民共和国上海事務所新設。 |
2006年11月 |
中華人民共和国上海事務所閉鎖。 |
2007年12月 |
ISO14001の認証取得。 |
2009年12月 |
株式会社ロンエス解散(2010年3月清算結了)。 |
2010年10月 |
株式会社ロンテクノ東京と株式会社ロンテクノ近畿が合併し、株式会社ロンテクノに商号変更(現・連結子会社)。 |
2011年1月 |
建材関係の販売会社龍喜陸(上海)貿易有限公司を中国上海市に設立(現・連結子会社)。 |
2020年10月 |
土浦事業所に次世代研究開発拠点「イノベーションセンター」竣工。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
ロンシール工業株式会社とそのグループ企業は、合成樹脂の加工及び販売を中心に事業を展開しています。このグループは、ロンシール工業を含む4社で構成されており、製造販売はロンシール工業が担当しています。また、販売は代理店を通じて行われており、その代理店の一部として株式会社ロンテクノ、ロンシールインコーポレイテッド(米国)、龍喜陸(上海)貿易有限公司があります。
ロンシール工業の主要な事業セグメントは、合成樹脂加工品事業と不動産賃貸事業の2つです。合成樹脂加工品事業では、建築用床材、防水資材、住宅資材、壁装材、車両用床材、フィルム基材、各種防水工事などの製品を提供しています。これらの製品は、ロンシール工業をはじめとするグループ企業によって製造・販売されています。
一方、不動産賃貸事業では、ショッピングセンター施設の運営を行っており、この事業はロンシール工業自身によって運営されています。これらの事業を通じて、ロンシール工業グループは幅広い分野でのサービス提供を行っており、合成樹脂関連製品の製造販売から不動産の賃貸まで、多岐にわたる事業を展開しています。
経営方針
ロンシール工業は、ステークホルダーの信頼に応え続けることを経営の基本方針としています。同社は、市場の要求に迅速に対応し、創造的な高品質・高機能の商品を提供することで、顧客のニーズに合致する良質適価の製品を提供することを目指しています。また、安定した配当を実現するために、長期にわたり株主価値の創造と配当の継続を目標としています。
中期経営計画では、売上高経常利益率5%以上の安定的な達成を目指しています。これを達成するために、ロンシール工業は既存事業分野における選択と集中、コストダウン、新規事業展開の3つの方向性を掲げています。具体的には、成長が期待できるコア分野への経営資源の集中、全プロセスにおけるコスト削減、そしてコア・コンピタンスを活かした成長性ある事業・市場への展開を推進しています。
さらに、事業環境の変化に迅速に対応できる体制整備と事業基盤の強化にも注力しています。高度な技術開発と先進的な技術開発拠点「イノベーションセンター」の機能を活用し、高機能・高品質な製品の研究開発に注力することで、安定した利益の確保と企業変革を目指しています。
ロンシール工業は、これらの戦略を通じて、顧客のニーズに応え、社会状況に適応し、従業員が生活設計を描ける企業を目指しています。同社の成長戦略は、既存事業の強化と新規事業の展開により、持続可能な成長を実現することに焦点を当てています。