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住友ベークライトJP:4203
沿革
年月 |
事項 |
年月 |
事項 |
(日本ベークライト株式会社) |
(住友化工材工業株式会社) |
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1932年1月 |
三共㈱よりフェノール系合成樹脂事業を継承し、日本ベークライト㈱を設立、同時に向島工場開設。 |
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1938年8月 |
㈱合成樹脂工業所設立。 |
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1940年9月 |
塚口工場(現尼崎工場)開設。 |
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1944年5月 |
住友化工材工業㈱に社名変更。 |
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1944年6月 |
津工場開設。 |
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1945年11月 |
日本化工材工業㈱に社名変更。 |
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1949年3月 |
東京・大阪両証券取引所に上場。 |
1950年5月 |
大阪証券取引所に上場。 |
1952年11月 |
住友化工材工業㈱に社名復帰。 |
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1953年12月 |
泉化学㈱(ベークライト商事㈱)を設立。 |
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1955年3月 |
日本ベークライト㈱と住友化工材工業㈱が合併して住友ベークライト㈱となる。 |
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1962年1月 |
中央研究所(基礎研究所)完成。 |
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1962年10月 |
静岡工場開設。 |
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1963年12月 |
米国Hooker Chemical Corp.との合弁会社、住友デュレズ㈱を設立。 |
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1982年3月 |
中央銘板工業㈱(現日本シイエムケイ㈱)との合弁会社、CMK Singapore (Pte.) Ltd.を設立。 |
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1984年11月 |
宇都宮工場開設。 |
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1987年12月 |
向島工場閉鎖。 |
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1989年9月 |
SumiDurez Singapore Pte. Ltd.に出資。 |
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1989年10月 |
Sumitomo Bakelite Singapore Pte. Ltd.工場開設。 |
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1990年10月 |
日本シイエムケイ㈱との合弁会社、SNC Industrial Laminates Sdn. Bhd.を設立。 |
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1991年4月 |
神戸基礎研究所開設。 |
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1994年2月 |
㈱エスエフシイと秋田地区3子会社(秋田ベークライト㈱他)を合併し秋田住友ベーク㈱を設立。 |
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1995年2月 |
現在地に本社事務所を移転。 |
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1995年12月 |
蘇州住友電木有限公司を設立。 |
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1998年4月 |
台湾住友培科股份有限公司を設立。 |
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2000年10月 |
子会社のベークライト商事㈱を吸収合併。 |
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2000年10月 |
米国Occidental Chemical Corporationのフェノール樹脂事業および事業関連資産を買収。 |
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2001年4月 |
子会社の住友デュレズ㈱を吸収合併。 |
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2001年8月 |
米国Goodrich Corporationの電子材料研究部門を買収。 |
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2001年10月 |
日東紡績㈱との合弁会社、デコラニット㈱を設立。 |
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2002年1月 |
北米地域における持株会社、SB Durez Holding, Inc.(現Sumitomo Bakelite North America Holding, Inc.)を設立。 |
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2003年8月 |
Fers Resins, S.A.U.、Fenocast, S.A.U.、Fers Polymers, S.L.、Green Steel España, S.A.他1社(前3社 現Sumitomo Bakelite Europe (Barcelona), S.L.U.)を買収。 |
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2004年3月 |
関連会社の筒中プラスチック工業㈱を株式公開買付により子会社化。 |
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2005年4月 |
Vyncolit North America, Inc.(現Sumitomo Bakelite North America, Inc.)およびVyncolit NVを買収。 |
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2007年3月 |
子会社の筒中プラスチック工業㈱を完全子会社化。 |
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2007年6月 |
南通住友電木有限公司を設立。 |
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2007年7月 |
子会社の筒中プラスチック工業㈱を吸収合併。 |
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2007年9月 |
日本シイエムケイ㈱との合弁会社であるCMK Singapore (Pte.) Ltd.について、当社の保有する株式の全部を日本シイエムケイ㈱に譲渡し、合弁事業を解消。 |
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2007年12月 |
日本シイエムケイ㈱との合弁会社であるSNC Industrial Laminates Sdn. Bhd.について、日本シイエムケイ㈱の保有する株式の全部を当社が取得し、合弁事業を解消。 |
年月 |
事項 |
2008年8月 |
日東紡績㈱との合弁会社であるデコラニット㈱について、日東紡績㈱の保有する株式の全部を当社が取得し、合弁事業を解消。 |
2008年10月 |
子会社のデコラニット㈱を吸収合併。 |
2009年9月 |
津工場閉鎖。 |
2011年6月 |
基礎研究所と神戸基礎研究所を統合し神戸事業所内に先進技術開発研究所(現先端材料研究所)を設置。 |
2014年6月 |
Vaupell Holdings, Inc.を買収。 |
2018年10月 |
大日本住友製薬㈱(2022年4月に住友ファーマ㈱に社名変更)との合弁会社、SBバイオサイエンス㈱を設立。 |
2019年3月 |
川澄化学工業㈱と資本業務提携契約を締結、株式を取得し、持分法適用関連会社とする。 |
2020年10月 |
関連会社の川澄化学工業㈱を株式公開買付と株式売渡請求により完全子会社化。 |
2021年3月 |
大日本住友製薬㈱との合弁会社であるSBバイオサイエンス㈱について、大日本住友製薬㈱の保有する株式の全部を当社が取得し、合弁事業を解消。 |
2021年10月 |
当社の医療機器事業を会社分割によりSBカワスミ㈱(同日付で川澄化学工業㈱より社名変更)へ事業承継。 |
2022年4月 |
子会社のSBバイオサイエンス㈱を吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
事業内容
住友ベークライトは、半導体関連材料、高機能プラスチック、クオリティオブライフ関連製品の製造および販売を主な事業としている企業グループです。
半導体関連材料セグメントでは、子会社が製造する半導体封止用エポキシ樹脂成形材料や半導体用液状樹脂、同社が製造する半導体基板材料「LαZ®」などを販売しています。
高機能プラスチックセグメントでは、フェノール樹脂成形材料、工業用フェノール樹脂、成形品、合成樹脂接着剤、フェノール樹脂銅張積層板、エポキシ樹脂銅張積層板、航空機内装部品などを製造・販売しています。
クオリティオブライフ関連製品セグメントでは、医療機器製品、熱可塑性樹脂製品、ビニル樹脂シート、メラミン樹脂化粧板、鮮度保持フィルム「P-プラス®」、ポリカーボネート樹脂板、塩化ビニル樹脂板、防水シートなどを製造・販売しています。また、バイオ関連製品の研究開発、製造、販売も行っています。
その他の事業では、試験・研究の受託、工場跡地の賃貸などを行っています。
同社グループは、国内外に55の子会社と7つの関連会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。主要な生産拠点は国内外に点在し、製品の一部は販売子会社を通じて販売されています。
経営方針
住友ベークライトは、「プラスチックの可能性を広げ、お客様の価値創造を通じて、『未来に夢を提供する会社』を目指す」というビジョンの下、SDGsに則した中期経営計画に取り組んでいます。
同社の中期基本方針は、機能性化学分野で「ニッチ&トップシェア」を実現し、事業規模の拡大を図ることです。具体的な基本戦略として、競争優位性のある新製品の開発と早期戦力化、既存製品の収益力強化と新規顧客・用途・地域の拡大、成長領域における積極的な戦略投資(M&A、DXなど)に取り組んでいます。
数値目標としては、2023年度末に売上収益3,000億円、事業利益300億円、ROE10%を目指しています。
事業分野別の取り組みは以下の通りです。
半導体関連材料では、中国や台湾の新生産ラインによる生産体制強化、先端材料向け製品や環境対応製品の開発・拡販、モビリティ分野での戦略製品拡販や欧米での現地生産拠点の確立などに注力しています。
高機能プラスチックでは、グローバル拠点間の連携による基盤製品のシェア拡大、モビリティ・交通、通信・制御、エネルギー・環境向けの事業強化、不採算事業の改善などに取り組んでいます。
クオリティオブライフ関連製品では、医療機器事業とバイオ事業のグループシナジー最大化、戦略製品のシェア拡大、環境対応製品の市場投入や新事業領域の開拓などに注力しています。
以上のように、住友ベークライトは、SDGsに基づいた中期経営計画の下、機能性化学分野でのニッチ&トップシェアの実現と事業規模の拡大を目指しています。