- 日本企業
- ファブリカホールディングス
ファブリカホールディングスJP:4193
沿革
1992年9月 1994年11月 1995年6月 2000年11月 2002年3月 2003年9月 2003年12月 2004年5月 2005年3月 2005年5月 2005年11月 2006年9月 2011年10月 2016年12月 2017年7月 2018年3月 2021年4月 2022年7月 2023年2月 2023年6月 |
自動車鈑金塗装業を愛知県春日井市にて創業 有限会社中部車検センターを設立 中古車販売をスタート 有限会社中部車検センターを株式会社シーアイシーに改組 「鈑金塗装ファブリカ」サービスをスタート システム開発会社、有限会社アシクリエイトを合併 関連会社として株式会社車選びドットコムを設立 中古車販売管理システム「トレーディングマネージャー(現symphony)」及び 中古車検索サイト「車選びドットコム」をリリース 株式会社シーアイシーから株式会社ファブリカコミュニケーションズへ商号変更 株式会社車選びドットコムを合併 株式会社新東通信との共同出資により、株式会社メディア4uを設立 「車選びドットコム」が「ヤフオク!」と業務提携開始 株式会社メディア4uにて法人向けSMS配信サービス開始 株式会社カービュー(現ヤフー株式会社)と資本・業務提携契約を締結 自動車WEBマガジン「CarMe」を事業譲受 株式会社メディア4uを連結子会社化 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現スタンダード市場)及び名古屋証券取引所市場第二部(現メイン市場)に上場 株式会社iimonと資本・業務提携 EC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」を事業譲受 Sparkle AI株式会社を設立 |
事業内容
ファブリカコミュニケーションズとそのグループ企業は、テクノロジーを駆使して社会の課題解決に取り組む多角的なビジネスを展開しています。同社グループは、ファブリカコミュニケーションズ、株式会社メディア4u、株式会社iimonの3社から成り立ち、4つの主要セグメントに分かれて事業を行っています。
まず、SMSソリューショングループでは、法人向けのSMS送信サービス「メディアSMS」を提供しており、全キャリアとの直接接続契約による高品質なサービスを実現しています。このサービスは、本人認証や業務連絡など多岐にわたる用途で利用され、市場でのシェア拡大を目指しています。
次に、U-CARソリューショングループでは、中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」を提供しています。このサービスは、在庫管理やCRM機能など、中古車販売に必要なツールをワンストップで提供し、自動車販売店の収益機会の最大化に貢献しています。
インターネットサービスグループでは、デジタルマーケティング事業を中心に、車買取事業者向けの一括査定サービスや自動車WEBマガジン「CarMe」の運営など、多様なサービスを展開しています。これらのサービスは、同社グループの成長を支える新規サービスの開発にも活用されています。
最後に、オートサービスグループでは、事故車の修理やレンタカーサービス「fabricaレンタカー」などを提供しています。これらのサービスは、高品質なサービス提供を目指し、同社が直接市場や業界の課題に接する機会を提供しています。
ファブリカコミュニケーションズグループは、これらの事業を通じて、顧客の業務効率向上や収益機会の最大化に貢献し、テクノロジーを活用した社会課題の解決に取り組んでいます。
経営方針
ファブリカコミュニケーションズは、テクノロジーを活用して社会の課題を解決することをミッションとして掲げ、その実現に向けた多角的な成長戦略を推進しています。同社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に伴い、インターネット業界をはじめとするあらゆる産業で新たなビジネスモデルの創出に取り組んでおり、SMS配信市場や自動車業界における革新的なサービス提供を通じて、ユーザーの利便性向上と事業者の効率化に貢献しています。
中期経営計画では、SMSソリューション事業の市場シェア拡大、中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」の導入加盟店の増加、新事業領域への進出、開発体制の強化、システムの安定性確保、優秀な人材の確保と教育、コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化、そしてESGの推進を重点領域として挙げています。これらの取り組みを通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
特に、SMSソリューション事業では、市場の拡大余地を背景にシェア拡大を図るため、営業力の強化とアライアンスパートナーとの連携を深める戦略を採っています。また、「symphony」の導入社数増加に向けては、営業拠点の全国展開と営業効率の改善に注力しています。新事業領域への進出には、既存事業とのシナジーを生かした研究開発やM&Aを積極的に検討しており、技術革新に対応した最先端のプロダクト開発にも力を入れています。
これらの戦略は、ファブリカコミュニケーションズが直面する経営環境の変化に対応し、新型コロナウイルス感染症の影響が限定的であるとの認識のもと、事業の持続的な成長を実現するためのものです。同社は、これらの成長戦略を通じて、テクノロジーを駆使した社会課題の解決に貢献し、未来への希望に満ちた社会の実現を目指しています。