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東京応化工業JP:4186
沿革
1940年10月 |
資本金180千円をもって川崎市に東京応化工業株式会社を設立 |
1949年9月 |
応化工業(株)を設立 |
1967年1月 |
相模工場(現相模事業所)を新設 |
1977年3月 |
東京電子化学(株)を設立 |
1981年6月 |
宇都宮工場を新設 |
1983年2月 |
相模第二工場(現湘南事業所)を新設 |
1983年9月 |
熊谷応化(株)を設立(現連結子会社) |
1983年12月 |
熊谷工場を新設 |
1984年12月 |
阿蘇工場を新設 応化工業(株)を合併 |
1986年7月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式を上場 |
1987年3月 |
OHKA AMERICA, INC.を設立 |
1987年6月 |
東京電子化学(株)を合併 |
1987年6月 |
御殿場工場を新設 |
1989年4月 |
TOK INTERNATIONAL INC.を設立 |
1990年9月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え |
1992年10月 |
ティーオーケーエンジニアリング(株)を設立(現連結子会社) |
1992年12月 |
TOK INTERNATIONAL INC.はOHKA AMERICA, INC.と合併し、社名をOHKA AMERICA, INC.(現TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.)に変更(現連結子会社) |
1994年2月 |
郡山工場を新設 |
1997年3月 |
ティーオーケーテクノサービス(株)を設立 |
1998年1月 |
台湾東應化股份有限公司を設立(現連結子会社) |
2000年7月 |
川崎市に本社社屋完成 |
2003年11月 |
流通センター(海老名市)を新設 |
2004年10月 |
長春應化(常熟)有限公司を設立(現連結子会社) |
2006年1月 |
OHKA AMERICA, INC.の社名をTOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.に変更(現連結子会社) |
2012年8月 |
TOK尖端材料株式会社を設立(現連結子会社) |
2014年11月 2016年11月 2019年4月 2021年1月 2021年5月 2022年4月 2022年5月 2023年3月 |
台湾東應化股份有限公司銅鑼工場を新設 台湾東應化股份有限公司銅鑼第二工場を新設 ティーオーケーテクノサービス(株)を合併 上海帝奥科電子科技有限公司を設立(現連結子会社) TOKYO OHKA KOGYO CO., LTD. Europe Branchを設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 TOKCCAZ, LLC.を設立(現連結子会社) 装置事業(一部を除く)をAIメカテック株式会社に譲渡 |
事業内容
東京応化工業およびそのグループ企業は、主に材料事業と装置事業の二つのセグメントで構成されています。材料事業では、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売を行っており、関連会社には熊谷応化株式会社、TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.、台湾東應化股份有限公司、長春應化(常熟)有限公司、TOK尖端材料株式会社、上海帝奥科電子科技有限公司、TOKCCAZ, LLC.があります。特に、TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.の子会社としてTOKCCAZ, LLC.が新設されたことが注目されます。
一方、装置事業では、半導体やディスプレイ製造用の装置の製造・販売及びその保守サービスを提供しています。このセグメントにはティーオーケーエンジニアリング株式会社やプロセス機器事業分割準備株式会社が含まれており、後者は最近新たに設立された企業です。
東京応化工業グループは、これらの事業を通じて、エレクトロニクス産業や半導体産業の発展に貢献しています。各事業の詳細は、連結財務諸表の注記事項に記載されたセグメント情報に基づいています。
経営方針
東京応化工業は、その長期ビジョン「TOK Vision 2030」を通じて、「豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company”」を目指しています。同社は、通信革命などによる新たな価値創造を支えるため、電子材料分野での深耕と開拓に注力しています。また、微細加工技術や高純度化技術といったコアコンピタンスを活用し、新領域の創出に挑戦しています。気候変動への対策として、CO2排出量削減による脱炭素社会の構築も重要な取り組みの一つです。
中期計画「tok中期計画2024」では、「Boost up TOK!!」をスローガンに掲げ、全社戦略を推進しています。これには、先端レジストのグローバルシェア向上、電子材料および新規分野でのコア技術の獲得/創出、高品質製品の安定供給と生産体制の最適化、従業員エンゲージメントの向上、そして健全で効率的な経営基盤の整備が含まれます。
特に、先端レジスト分野では、微細加工技術と3次元化技術の進化をリードし、顧客の価値創造プロセスに貢献する新たな付加価値を提供しています。また、新規分野の創出に向けて、技術ポートフォリオと製品ポートフォリオの変革にも取り組んでいます。
生産体制では、外部環境の変化に適応し、グローバル拠点を最大限活用することで、半導体産業の進化するニーズに迅速かつ的確に応えています。従業員エンゲージメントの向上と経営基盤の整備を通じて、持続的な企業価値の向上を目指しています。
東京応化工業は、これらの戦略を実行することで、社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。