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Appier GroupJP:4180
沿革
2012年6月 |
中華民国(以下「台湾」という。)法人であるAppier, Inc.(注)において、当社代表取締役CEOの游直翰らが人工知能(AI)を活用した企業のマーケティングにおけるソリューションの研究開発を開始 |
2014年3月 |
Appier Pte.Ltd.を設立 |
2014年5月 |
当社グループの最終持株会社として、英領ケイマン諸島にAppier Holdings, Inc.を設立 |
2014年6月 |
最も生涯価値の高いユーザーを予測し、高い投資対効果を実現することができるユーザー獲得のプラットフォーム「CrossX」を提供開始 |
2014年7月 |
Appier Japan株式会社を設立 |
2014年12月 |
ホーチミンオフィス設立 |
2015年4月 |
シドニーオフィス設立 |
2015年7月 |
マニラオフィス設立 |
2015年9月 |
ムンバイ、デリー、ジャカルタ、香港オフィス設立 |
2015年12月 |
ソウル、クアラルンプールオフィス設立 |
2017年5月 |
バンコクオフィス設立 |
2017年7月 |
AI予測モデルを自動的かつ簡単に構築し、容易にオーディエンスの行動予測を行うことを可能にするデータサイエンスプラットフォーム「AIXON」の提供を開始 |
大阪オフィス設立 |
2018年4月 |
当社グループの中間持株会社として、東京にAppier Group合同会社を設立 |
2018年5月 |
マーケティングオートメーション事業を手がけるQuantumgraph Solutions Private Limited.を買収 |
2018年6月 |
Appier Beijing Co., Ltd.を設立 |
2018年10月 |
Quantumgraph Solutions Private Limited.の買収で獲得した技術を活用し、再設計とAI機能の追加を行い、AIを活用して、ユーザーにパーソナライズされたメッセージを作成し、最も効率的にあらゆるチャネルを通じて、ユーザーとのエンゲージメントを実行するプラットフォーム「AIQUA」の提供を開始 |
2019年1月 |
Appier Group合同会社を組織変更し、Appier Group株式会社を設立 |
2019年8月 |
AI搭載のマーケティング・プラットフォームの強化を目指し、Emotion Intelligence株式会社を買収 |
2019年10月 |
Emotion Intelligence株式会社の買収で獲得した技術を活用し、購入をためらっているユーザーを特定し、売上の最大化と購入の動機付けをもたらすプラットフォームである「AiDeal」の提供を開始 |
2019年12月 |
Appier UK Co., Ltd.を設立 |
2020年2月 |
Appier US LLCを設立 |
パリオフィス設立 |
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2020年5月 |
Appier Japan株式会社がEmotion Intelligence株式会社を吸収合併 |
2021年2月 |
当社の親会社であったAppier Holdings, Inc.が既存株主に対して当社の株式を分配したことに伴い、当社が当社グループの最終親会社としての持株会社となる |
2021年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2021年6月 |
邦妮科技有限公司(BotBonnie Inc.)を買収し、会話型のエンゲージメント・マネジメント・プラットフォーム「BotBonnie」の提供を開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場へ移行 |
2022年10月 |
カスタマージャーニー分析、マーケティングオートメーション、データマネジメントのためのSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)プラットフォームを提供するWoopra, Inc.を買収 |
2022年12月 |
ファーストパーティデータに対応するAI搭載次世代CDP「AIRIS」の提供を開始 |
2022年12月 |
東京証券取引所プライム市場への上場市場区分変更 |
事業内容
Appier Groupは、AI技術を活用してデジタルマーケティングとセールスの領域で革新をもたらす企業です。同社は、AIを用いたマーケティングソリューションをSaaSモデルで提供し、企業のデジタルマーケティング戦略の最適化を支援しています。具体的には、潜在顧客の予測及び獲得、顧客の維持及び関係構築、購買への動機付け、オーディエンス・インテリジェンスの4つの主要な事業セグメントを持っています。
潜在顧客の予測及び獲得には「CrossX」があり、消費者のライフタイムバリューを予測し、価値の高いユーザーを獲得することで、マーケティング投資を予測可能なリターンに転換します。顧客の維持及び関係構築には「AIQUA」と「BotBonnie」があり、これらはあらゆるコミュニケーションチャネルを最適なタイミングで活用し、AIによってパーソナライズされたメッセージを用いてユーザーとのエンゲージメントの質を向上させます。購買への動機付けには「AiDeal」があり、購入を躊躇するユーザーを予測し、インセンティブを付与することで収益性を維持しつつ売上の最大化を実現します。オーディエンス・インテリジェンスには「AIXON」と「AIRIS」があり、これらはAI予測モデルを自動的かつ簡単に構築し、容易にオーディエンスの行動予測を行うことを可能にするデータサイエンスプラットフォームです。
Appier Groupは、これらのソリューションを通じて、企業がデータを有効活用し、デジタルマーケティングとセールスの課題を一気通貫で解決することを支援しています。また、同社はAI技術を活用して、企業のマーケティング戦略を最適化し、ビジネスの成長を加速させることを目指しています。
経営方針
Appier Groupは、AI技術を駆使して企業のデジタルマーケティングとセールスの課題解決を支援する先進企業です。同社は、顧客企業のマーケティング戦略の最適化を目指し、AIを活用したソリューションをSaaSモデルで提供しています。これにより、顧客やユーザーの獲得、効率的な売上拡大を実現しています。
同社の成長戦略は、AI技術の継続的な強化と新たなソリューションの開発に重点を置いています。AIの研究開発に注力し、ビジネスとしてのAIの可能性を追求しています。また、新規顧客企業の獲得、既存顧客企業からの売上収益の増加、アジア太平洋地域及び米国への一層の浸透と新たな地域への展開、外部成長の機会の追求、戦略的なM&Aなど、多角的なアプローチで市場拡大を図っています。
具体的なソリューションとしては、「CrossX」を通じた潜在顧客の予測及び獲得、「AIQUA」と「BotBonnie」による顧客の維持及び関係構築、「AiDeal」による購買への動機付け、「AIXON」と「AIRIS」によるオーディエンス・インテリジェンスの提供があります。これらのソリューションを駆使し、企業がデータを有効活用し、デジタルマーケティングとセールスの課題を一気通貫で解決することを支援しています。
Appier Groupは、AI技術の革新とソリューションの提供を通じて、企業のマーケティング戦略を最適化し、ビジネスの成長を加速させることを目指しています。同社の成長戦略は、技術革新と市場拡大の両輪で推進されており、今後もその動向が注目されます。