ジーネクストJP:4179

時価総額
¥25.9億
PER
企業の顧客体験一貫性支援、ステークホルダーリレーションシップマネジメント提供、クラウドサービス「Discoveriez」開発・提供、情報の一元管理・最適化、SRM Design Lab運営。

沿革

2001年7月

コンピュータシステムの設計及び維持管理、導入保守に関する運用管理、データベースの設計、企画、開発及び提携業務並びにデータベース構築のコンサルティング、ソフトウェアの開発及び販売を目的に東京都新宿区神楽坂三丁目4番1号に有限会社ジーネクストを設立(資本金 3,000千円)

2003年4月

お客さま相談室専門サービス「CRMotion」を提供開始

2005年4月

有限会社ジーネクストから株式会社ジーネクストに商号変更

2008年11月

ソフトウェアの開発を目的にベトナム社会主義共和国ハノイ市に子会社VNEXT Joint Stock Company(現VNEXT Software Joint Stock Company)を設立(資本金 1,000,000,000VND)

2012年4月

本店所在地を東京都千代田区飯田橋四丁目7番1号へ移転

2014年5月

ソフトウェアの開発を目的にミャンマー連邦共和国ヤンゴン市に連結子会社G-NEXT Company Limited(株式会社ジーネクスト ミャンマー)を設立(資本金 25,300USD)

2018年3月

子会社VNEXT Joint Stock Companyの全株式を売却

2018年10月

顧客対応業務向けサービスとして、ナレッジのサービス「QA Doc」を提供開始

顧客対応業務向けサービスとして、音声認識のサービス「BizVoice」を提供開始

2019年4月

顧客対応業務向けサービスとして、顧客管理サービス「BizCRM」を提供開始

顧客対応業務向けサービスとして、メール返信文自動サジェストサービス「BizMail」を提供開始

2019年11月

「CRMotion」、「BizCRM」、「QA Doc」、「BizVoice」、及び「BizMail」を統合して顧客対応DXプラットフォーム「Discoveriez」にリニューアル

2021年3月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2021年11月

株主優待を一元管理するスマホアプリ「優待WALLET」をローンチ

2022年4月

子会社G-NEXT Company Limitedの全株式を売却

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行

2023年3月

本店所在地を東京都千代田区平河町二丁目8番9号へ移転

事業内容

ジーネクストは、ビジネス現場のアナログな顧客対応をデジタル化し、企業の顧客体験の一貫性を向上させるサービスを提供しています。同社は、ステークホルダーリレーションシップマネジメント(SRM)を通じて、企業内外の情報共有と利活用を促進し、経営改善に貢献しています。また、高齢化社会におけるビジネス現場の課題解決を目指し、業務の効率化と楽しさの追求を重視しています。

ジーネクストが開発・提供する主要サービス「Discoveriez」は、企業が抱える情報の分断を解消するステークホルダーDXプラットフォームです。このプラットフォームは、顧客対応情報を一元管理し、部門や企業間でのシームレスな情報共有を実現します。また、直感的な操作性とカスタマイズ性に優れ、迅速な導入が可能です。

さらに、ジーネクストは「SRM Design Lab」を開設し、顧客価値共創に向けた取り組みを強化しています。このラボでは、クライアントのビジネス課題解決に向けたパートナー企業の紹介や、案件管理からデータ利活用の提案まで、一気通貫の支援を行っています。

事業セグメントは、「ステークホルダーDXプラットフォーム事業」の単一セグメントであり、クラウド事業とオンプレ事業の2つに区分されます。「Discoveriez」はクラウド型で提供され、迅速な運用開始を支援する一方、オンプレミス型では、ユーザー企業のBCP対策や情報資産管理のニーズに応えています。料金体系は、導入料とライセンス利用料、または導入料とメンテナンス・保守費用で構成されています。

経営方針

ジーネクストは、ビジネス現場に革命的な「楽」をもたらすことをミッションとして掲げ、ステークホルダーDXプラットフォーム「Discoveriez」を通じて、企業の顧客対応業務のデジタル化と効率化を推進しています。同社は、顧客対応の一元管理と情報共有のシームレス化を実現し、企業の顧客体験の向上に貢献しています。また、SRM(Stakeholders Relationship Management)を実現するための仕組み作りに注力し、顧客やステークホルダーとの連携を深めています。

経営戦略として、ジーネクストは「Discoveriez」の機能強化と顧客基盤の固め、競争力のあるプラットフォーム開発に力を入れています。これにより、販売や事業提携などの戦略的パートナーシップの構築を目指しています。また、新規事業の促進や新規・既存顧客営業の強化、追加オプション機能の開発などにより、持続的な成長と企業価値の向上を追求しています。

経営環境の変化に対応するため、ジーネクストは「SRM Design Lab」を開始し、顧客価値の共創を目指す取り組みを強化しています。このラボでは、生活者やクライアントの声の収集と利活用を通じて、顧客価値の創造につなげる共創型の取り組みを行っています。さらに、AIをはじめとする最新テクノロジーの活用や、顧客企業への情報提供を行い、顧客企業の知見強化を支援しています。

ジーネクストは、市場の拡大・変化及び競合企業の動向など経営環境の変化に対応するため、常にフィードバックを活かしていく体制を構築し、持続的な成長の実現に取り組んでいます。