ココナラJP:4176

時価総額
¥96.7億
PER
スキルのマーケットプレイス「ココナラ」、法律相談サービス「ココナラ法律相談」、ITフリーランスと企業を繋ぐ「ココナラエージェント」「フューチャリズム」を展開。

沿革

2011年7月

当社創業者の個人事業として、東京都豊島区にオフィスを設置し、ウェルセルフとしての活動を開始

2012年1月

東京都品川区に株式会社ウェルセルフを設立

2012年6月

本社を東京都渋谷区に移転

2012年7月

個人の知識・スキル・経験に基づくサービスを売買するスキルのマーケットプレイス「ココナラ」リリース

2014年6月

株式会社ウェルセルフから株式会社ココナラに商号変更

2016年8月

「ココナラ法律相談」リリース

2017年1月

本社を東京都品川区に移転

2017年3月

「ココナラハンドメイド」リリース

2017年11月

シェアリングエコノミー認証サービス(*1)に認定

2019年8月

「ココナラハンドメイド」終了

2020年7月

「ココナラミーツ」リリース

2020年8月

本社を東京都渋谷区に移転

2021年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2021年8月

「ココナラビジネス」リリース

2021年12月

「ココナラミーツ」終了

2022年1月

株式会社ココナラスキルパートナーズ(現・連結子会社)を設立

2022年2月

CSP1号投資事業有限責任組合(現・連結子会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2023年1月

「ココナラエージェント」リリース

2023年7月

ポートエンジニアリング株式会社(現・連結子会社)の株式取得

事業内容

ココナラは、個人の知識、スキル、経験を可視化し、それらを必要とする人々に提供するプラットフォームを運営しています。同社の主力サービスである「ココナラ」は、ユーザー間で多種多様なサービスや役務の売買を行うマーケットプレイスです。このプラットフォームでは、約79万件の出品サービスから選択し、購入することが可能です。また、特定のニーズに応じたサービスを求めることもできます。

ココナラは、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、オンラインでのサービス提供の需要が高まる中で事業を拡大しています。同社は、ユーザーが弁護士へ法律相談ができる「ココナラ法律相談」や、ITフリーランスと企業をつなぐエージェント事業「ココナラエージェント」及び「フューチャリズム」も展開しています。

「ココナラ」プラットフォームは、出品者と購入者間の取引を円滑にするため、テキスト、電話、ビデオチャットなどのコミュニケーション手段を提供しています。また、出品者の信頼性を示すためのランク認定制度を設け、購入者が安心してサービスを選べるようにしています。

ビジネス利用に特化した「ココナラビジネス」では、チーム管理やプロジェクト管理機能を搭載し、企業やチームが利用しやすい環境を提供しています。これらのサービスを通じて、ココナラは個人のスキルや知識を生かした多様なサービスを提供し、ユーザーのニーズに応えるプラットフォームを展開しています。

経営方針

ココナラは、個人の知識、スキル、経験を可視化し、それらを必要とする人々に結びつけるプラットフォームを提供することで、一人ひとりが「自分のストーリー」を生きる社会の実現を目指しています。同社は、サービス・役務の売買を可能にする「ココナラスキルマーケット」、法律相談やITフリーランスのマッチングサービスなど、多岐にわたる事業を展開しており、約79万件の出品サービスを通じて、ユーザーの多様なニーズに応えています。

経営戦略として、ココナラはサービスECスキル市場のパイオニアとして、市場の拡大とともに企業価値の向上を目指しています。副業解禁の流れを背景に、出品者の増加とともに購入者ニーズの多様化に対応し、流通高の拡大を図っています。また、ココナラ経済圏の構築を進め、法人利用の促進や海外ユーザーの獲得にも力を入れています。これには、海外言語対応や決済対応の強化、高単価案件やリピート購入を促進する機能開発などが含まれます。

さらに、新規事業の立ち上げにも注力しており、ココナラプロフェッショナル、ココナラハイコンサル、ココナラアシストなど、ユーザーの幅広いニーズに対応するサービスラインナップの拡充を図っています。これらの取り組みを通じて、ココナラはサービス提供の質の向上、新規ユーザーの獲得、そして安心・安全な取引環境の提供に努めています。

経営上の課題としては、出品サービス数の増加に伴う検索・購入の容易さの向上、新規ユーザー獲得のための認知度向上、新規事業の立ち上げ、安心・安全なサービス体制の強化などが挙げられます。これらの課題に対処することで、ココナラは持続的な成長を目指しています。