東和ハイシステムJP:4172

時価総額
¥36億
PER
17.3倍
歯科医院向けシステム事業を展開し、電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」や音声操作可能な「Hi Dental Spirit AI-Voice」、音声歯周病検査システム「Perio chart Pro.Voice」を提供。

沿革

1978年3月

岡山県岡山市内山下一丁目に、レジスターの販売を目的とする東和レジスター岡山販売株式会社(現当社)(資本金3,500千円)を設立

1980年5月

東和レジスター中国販売株式会社に商号変更

1982年1月

社内にコンピューターシステム部を開設し、外食産業向け販売管理ソフト「OFF LINE POS SYSTEM」の販売開始

1984年2月

岡山県岡山市今二丁目に本社を新築移転

4月

接骨院向けレセプトシステム「師範代」の販売開始

1986年6月

歯科医院向けレセプトシステム「Hi Dental System」の販売開始

1987年8月

東和ハイシステム株式会社に商号変更

1992年3月

株式会社日立製作所の特約店となる

1996年4月

歯科医院向けレセプトシステムWindows版「Hi Dental for Windows」の販売開始

1999年6月

歯科医院向け電子カルテシステム「Dental Spirit」の販売開始

2001年1月

画像管理システム「画像報告書 歯医者さん」の販売開始

6月

岡山県岡山市今二丁目に本社新社屋を建設

2006年11月

岡山県岡山市野田三丁目に本社を新築移転 

2007年1月

歯科電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit」の販売開始

2009年10月

電子レセプト請求ソフトを搭載したパッケージとして歯科電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR」の販売開始

2010年10月

歯周・視診検査アプリ「i-DS検査」の販売開始

2012年8月

問診アプリ「i-DS問診」の販売開始

2015年1月

自費の治療提案・見積作成アプリ「i-DS自費プランナー」の販売開始

8月

画像アプリ「i-DSビジュアルPro」の販売開始

院内情報共有アプリ「i-DSアシスタントPro」の販売開始

2016年8月

歯科電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」の販売開始

2017年2月

予約アプリ「i-DS予約」の販売開始

7月

岡山市北区今二丁目に研修・宿泊施設であるセミナーハウスを開設

2018年1月

岡山市北区野田三丁目に本社別館を取得

2020年2月

歯科医院の受付窓口の利便性を向上させるHi-Payシリーズの販売開始

6月

歯科医院の来患分析を可能とするアプリ「Doctor アシスト Pro」の販売開始

11月

「オンライン資格確認パック」販売開始

12月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2021年1月

スマホ予約「ClinicSmileコネクト」販売開始

6月

スマホ診察券・スマホ診療「ClinicSmileONE」販売開始

11月

スマホ診察券・スマホ診療のオプション「LINEメッセージ」販売開始

12月

JP1によるプログラム自動配信「Hi Dental Net on JP1」販売開始

2022年3月

スマホ診察券・スマホ診療のオプション「スマホ問診」販売開始

4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2023年3月

AI・音声電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit AI-Voice」販売開始

4月

AI・音声歯周病検査システム「P-Voice Dental Spirit」販売開始

8月

AI・音声歯周病検査システム「Perio chart Pro.Voice」販売開始

事業内容

東和ハイシステムは、歯科医院向けシステム事業を単一セグメントで展開しています。同社は、歯科医院の運営サポートを目的とした電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」を主力商品として提供しており、この分野での技術革新に注力しています。2023年には、音声操作が可能なAI電子カルテシステム「Hi Dental Spirit AI-Voice」と、音声による歯周病検査システム「Perio chart Pro.Voice」を新たに市場に投入しました。これらの製品は、歯科医院の業務効率化と医療サービスの質の向上を目指して開発されました。

東和ハイシステムは、製品の販売だけでなく、顧客である歯科医院への納品・販売後のサポートにも力を入れています。販売先の歯科医院は、原則としてリース契約を通じて支払いを行い、同社はリース会社から販売代金を受領しています。また、顧客が任意で加入する互助会組織HMGにより、ハードウェアの修理・保守に関する費用負担を軽減できる仕組みを提供しています。

同社のビジネスモデルは、仕入れた機器に自社開発のシステムを搭載し、歯科医院に納品・販売することによって成り立っています。また、顧客の安心感・満足感を高めるために、「ソフトウェア三無主義」を提唱し、システムサポート、ソフトウェア保守、バージョンアップを全て無償で提供しています。

営業サポート体制については、西日本を中心に全国24拠点に約100名の営業サポート社員を配置し、地域密着型のサポートを実施しています。これにより、新規顧客への営業活動と既存顧客への保守サービス等のサポート活動を行っており、顧客との信頼関係の構築に努めています。

売上債権の回収に関しては、複数のリース会社と提携し、歯科医院がリース契約を円滑に締結できる体制を整えています。これにより、顧客は初期導入費用の負担を軽減でき、同社は売上債権回収に係る業務負担を軽減しています。

開発業務に関しては、社内による独自開発を基本方針とし、顧客ニーズを迅速に開発業務へとつなげる体制を構築しています。また、株式会社日立製作所との特約店契約に基づく連携を通じて、新しいIT技術のノウハウを開発業務に活用しています。

経営方針

東和ハイシステムは、歯科医療業界に特化したシステム開発とサービス提供を行う企業です。同社は、歯科医院の運営サポートを目的とした電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」を主力商品とし、技術革新に注力しています。2023年には、音声操作が可能なAI電子カルテシステム「Hi Dental Spirit AI-Voice」と、音声による歯周病検査システム「Perio chart Pro.Voice」を市場に投入しました。これらの製品は、歯科医院の業務効率化と医療サービスの質の向上を目指して開発されました。

同社の成長戦略は、顧客である歯科医院への納品・販売後のサポートにも力を入れることにあります。販売先の歯科医院は、原則としてリース契約を通じて支払いを行い、同社はリース会社から販売代金を受領しています。また、顧客が任意で加入する互助会組織HMGにより、ハードウェアの修理・保守に関する費用負担を軽減できる仕組みを提供しています。

営業サポート体制については、西日本を中心に全国24拠点に約100名の営業サポート社員を配置し、地域密着型のサポートを実施しています。これにより、新規顧客への営業活動と既存顧客への保守サービス等のサポート活動を行っており、顧客との信頼関係の構築に努めています。

開発業務に関しては、社内による独自開発を基本方針とし、顧客ニーズを迅速に開発業務へとつなげる体制を構築しています。また、株式会社日立製作所との特約店契約に基づく連携を通じて、新しいIT技術のノウハウを開発業務に活用しています。これらの戦略を通じて、東和ハイシステムは歯科医療業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにし、さらなる成長を目指しています。