ENECHANGEJP:4169

時価総額
¥139.1億
PER
脱炭素社会実現に貢献するエネルギーテック企業。エネルギープラットフォーム事業では「エネチェンジ」「エネチェンジBiz」、エネルギーデータ事業では「エネチェンジクラウドMarketing」「エネチェンジクラウドDR」、EV充電事業では「EV充電エネチェンジ」を展開。

沿革

年 月

概 要

2013年6月

英国ケンブリッジ市においてCambridge Energy Data Lab Limited 設立

2014年4月

家庭向け電力・ガス特化型メディア「エネチェンジ」開始

2015年1月

家庭向け格安SIM・スマホ比較サイト「SIMチェンジ」開始

2015年4月

東京都墨田区においてエネチェンジ株式会社を設立

2015年6月

Cambridge Energy Data Lab Limitedからエネチェンジ株式会社への事業譲渡を実施

2016年1月

電力自由化に対応した電力切替プラットフォーム開始

2016年1月

電力会社向け電気料金シミュレーションASPサービスの提供開始

2016年2月

英国ケンブリッジ市においてSMAP ENERGY LIMITED設立

2016年6月

法人向け電力・ガス切替プラットフォーム「エネチェンジ Biz」開始

2017年6月

SMAP ENERGY LIMITED(現連結子会社)を子会社化

2017年8月

本社オフィスを東京都千代田区に移転

2018年5月

「ENECHANGE株式会社」へと商号変更

2018年8月

電力会社向け電気料金シミュレーションASPサービスに機能追加し、「EMAP」サービスとしてリニューアル

2019年7月

家庭向け格安SIM・スマホ比較診断サービス「SIMチェンジ」事業の譲渡を実施

2019年12月

電力データ解析技術を用いた再生可能エネルギー発電所の運営効率化・ファンド運営事務サービス「JEF」開始

2020年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2021年9月

海外特化型脱炭素テックファンド「Japan Energy Capital2号ファンド」設立

2021年11月

オーベラス・ジャパン株式会社の発行済株式を100%取得し子会社化(その後2022年5月に当社に吸収合併)

2021年11月

EV充電サービス「EV充電エネチェンジ」開始

2021年12月

公募による新株式発行及び株式売出しを実施

2022年7月

新電力コム株式会社の発行済株式を100%取得し子会社化(その後2022年12月に当社に吸収合併)

2022年7月

本社オフィスを東京都中央区に移転

2022年10月

ENECHANGE EVラボ株式会社設立

2022年10月

EV業界のメディア・アプリサービスであるEVsmart事業を事業譲受

事業内容

ENECHANGEは、「エネルギーの未来をつくる」というミッションのもと、脱炭素社会の実現に貢献するグリーン・トランスフォーメーション(GX)を推進するエネルギーテック企業です。同社は、エネルギーの自由化、デジタル化、脱炭素化、分散化という「エネルギーの4D」を軸に、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、エネルギーテック領域のカテゴリーリーダーを目指しています。

ENECHANGEは、主に三つの事業セグメントを展開しています。第一に、「エネルギープラットフォーム事業」では、家庭向けと法人向けの電力・ガス切替プラットフォーム「エネチェンジ」と「エネチェンジBiz」を提供し、最適な電力・ガス会社の選択をサポートしています。第二に、「エネルギーデータ事業」では、電力・ガス会社向けにクラウド型のデジタルマーケティング支援SaaS「エネチェンジクラウドMarketing」と家庭向けデマンドレスポンスサービス「エネチェンジクラウドDR」を提供しています。第三に、「EV充電事業」では、電気自動車(EV)の普及に必要なEV充電インフラの導入・運用サービス「EV充電エネチェンジ」を展開しており、ハードウェアとソフトウェアの両面で支援しています。

これらの事業を通じて、ENECHANGEは顧客基盤とノウハウの相互活用を図り、業界内でユニークなポジショニングを構築しています。また、同社は連結子会社や持分法適用関連会社を含むグループ企業と共に、エネルギー分野における幅広いサービスを提供し、脱炭素社会の実現に貢献しています。

経営方針

ENECHANGEは、エネルギー業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、脱炭素社会の実現に向けた事業を展開しているエネルギーテック企業です。同社は、エネルギーの自由化、デジタル化、脱炭素化、分散化という「エネルギーの4D」を軸に、エネルギー業界の構造変革に対応しています。具体的には、「エネルギープラットフォーム事業」、「エネルギーデータ事業」、「EV充電事業」の3つのセグメントを通じて、エネルギー業界のデジタル化を促進し、顧客に最適なサービスを提供しています。

「エネルギープラットフォーム事業」では、家庭向けと法人向けの電力・ガス切替プラットフォームを提供し、消費者が最適なエネルギー供給者を選択できるようサポートしています。一方、「エネルギーデータ事業」では、電力・ガス会社向けにデジタルマーケティング支援やデマンドレスポンスサービスを提供し、エネルギー供給の効率化を図っています。さらに、「EV充電事業」では、EV充電インフラの導入・運用サービスを展開し、電気自動車の普及を支援しています。

ENECHANGEは、これらの事業を通じて、エネルギー業界におけるデジタル化の推進と脱炭素化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、エネルギーテック領域のカテゴリーリーダーを目指し、業界内でユニークなポジショニングを構築していると言えるでしょう。