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プレイド【JP:4165】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
プレイドはクラウド型の顧客体験プラットフォーム「KARTE」を開発・提供しています。同社はウェブサイトやスマートフォンアプリ上の行動データを集めてユーザー単位で可視化し、その分析に基づいて画面表示やメール、チャット、LINEなどで最適なコミュニケーションを行える仕組みを提供しています。
同社の顧客はECをはじめ金融、不動産、メーカー、メディア、小売など業界を問わず幅広く、企業のデジタル投資や顧客体験(CX)向上の取り組みに採用されています。収益は主に月額のサブスクリプションで成り立ち、契約は原則1年更新、利用規模(MAU)やデータ量に応じて料金を決めており、安定した継続収入が中心です(直近のサブスクリプション売上高比率は約83%、ARRは約122億円の水準)。
事業はSaaS事業が中心で、主なプロダクトはウェブ向けの「KARTE (for Web)」、アプリ向けの「KARTE for App」、およびデータ統合・連携を担う「KARTE Datahub」というオプション群で構成されています。その他、CXの考え方を広めるメディア運営やイベント開催といった周辺事業も展開し、製品導入後の活用促進やコミュニティ形成にも注力しています。
経営方針
同社は「データによって人の価値を最大化する」というミッションの下、クラウド型顧客体験プラットフォーム「KARTE」を軸に成長を図っています。経営上の主要指標としては、毎月のサブスクリプションによる収益の積み上げであるARR(年間経常収益)の拡大を掲げており、直近ではARRが約122億円、サブスクリプション売上高比率が約83%と安定収入基盤を確立しています。同社はこの基盤をさらに強化し、導入企業数と一社当たりの利用度を高めることでARR拡大を目指しています。
同社はプロダクトの機能強化と顧客接点の深掘りに重点投資しています。具体的には、ウェブ向け・アプリ向けのKARTE本体に加え、データ統合を担うKARTE Datahubなどのオプションを拡張し、画面表示やメール、チャット、LINEなど複数チャネルでユーザー単位の最適なコミュニケーションができる点を差別化ポイントとしています。これらは単なる機能追加だけでなく、営業戦略による顧客基盤拡大や戦略的パートナーとの連携強化を通じて市場での優位性につなげる施策です。
新市場開拓や事業拡大では、既にECだけでなく金融、不動産、メーカー、メディア、人材、自動車など幅広い業界への導入が進んでいることを踏まえ、業種横断での利用促進と、企業内部で複数部署にまたがる活用事例の創出を狙っています。そのために同社は認知度向上のためのマーケティング強化、パートナー提携の拡大に加え、導入後の価値実感を高める有償・無償の顧客支援やカスタマーサクセス体制への人的投資を進め、導入企業数と継続率を高めていく計画です。
技術革新への取り組みとしては、KARTEに蓄積される行動データを機械学習で分析・モデル化し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支えるプラットフォーム化を進めています。具体的施策は、データ統合基盤の強化、分析モデルの実装、プロダクトへの即時適用といったR&D投資の継続に加え、データサイエンスや開発人材の採用・育成に注力することです。同社はこれらを通じて、顧客が自社で価値を実感できる状態を作り出すことを目指しています。